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質問73 5月~6月の やりとりの記録✨

それがこの質問73です。

質問73  容器包装リサイクル法の関係省令改正における政策評価法に基づいた政策評価に関する質問主意書
提出 令和3年5月17日  答弁 令和3年5月28日
https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/204/meisai/m204073.htm

この答弁について、以下のように問いかけました。

********* 5月31日 私➡末永さん、浜田議員

以下2点質問がございます。

① 容器包装リサイクル法の関係省令改正における政策評価法に基づいた政策評価に関する質問主意書
と答弁を読みました。

つまり、法律には評価する対象とされていないので、評価する予定もない、という回答だと受け止めました。
しかし、音喜多議員が小泉進次郎大臣に質問し、評価はするべきだ、との答弁を得ています。
https://youtu.be/nvUJND8KKnc
7:00~質問 7:30~答弁

ここまでの答弁を引き出しながら、
上記質問に対する答弁は矛盾しないのでしょうか?

単に、小泉大臣の指示力不足、という問題なのでしょうか。
これは救国シンクタンクライブで渡瀬研究員が指摘されていたことです笑!

この件について、浜田先生はどのようにお考えになり、
末永様、浜田先生としては、今後はどこまで関わっていただけるか、お尋ねしたいと思います。

また、音喜多議員のブログに書かれていたことについて、このようにお尋ねしてみたことも付け加えます。
https://twitter.com/ayamato7045/status/1399355826842652675?s=20


すると、末永さんがこの資料を提示してくださいました。
********** 6月1日  末永秘書➡私

政策評価法は、この法に基づき各省庁が基本計画を出していますので、大臣の答弁をお聞きし、少し疑問を感じる点もありますが、答弁内容を踏まえて、環境省に直接尋ねるのが良いのでは、と思っています。

環境省 政策評価 https://www.env.go.jp/guide/seisaku/index.html

福永様のほうでご意見・ご提案などありましたら、お願いいたします。
**********

そして、私の意見をこのようにお伝えしました。

********** 6月3日 私➡末永秘書
5.政策効果の把握に関する事項
「評価の客観性を担保するためには一般にできる限り定量的な評価を行うことが望ましいが、これが困難である場合は政策効果を定性的に把握する手法を用いるものとする。」
というところです。「定性的」は「定量的」の正反対であり、感覚的に捉える、という意味だそうです。
「定性的」な把握は、価値観により不安定な結果が予測されるからこそ、定量的な数値評価が必要です。
また、定性的な評価をする場合は、その評価をした人物の感覚が評価の根拠になります。
そのような評価で政策を左右されることは、避けるべきことだと思います。
また、「定量的」な評価が困難、とありますが、レジ袋税導入、環境政策で先進国である欧米諸国は数値評価が常識であり、
マニュアルもあります。
なぜ環境省が欧米から、思想だけを踏襲し、数値評価を導入しないのか、非常に疑問です。

********* 6月4日 末永➡私
頂いた基本計画の文面は、私は特に問題無いと思っています。
定量と定性は、正反対というのは誤解があるように思います。
(定量は数値化できるもので、定性は数値化できないもののため、反対と言えば反対なのですが・・・)
基本計画の文章をそのまま解釈すると、
「できる限り定量評価を用いるが、どうしても難しければ定性も用いる」
ということなので、定性情報を積極的に活用するという意味ではないと思います。
ということで、ちょっと意外でした。

そんな折、プラスチック新法が成立しました。

********* 6月9日 私➡末永秘書 浜田議員
質問と思案中の件について

①新法の整備に向けた、旧法における分析についての質問

いわゆるプラスチック新法が可決成立しました。
その状況において環境省に確認したい、という体で評価について質問したいです。

末永様からご指摘いただいた、環境省の政策評価基本計画中の、定量分析と定性分析は非常に興味深いものでした。
また、環境省が政策を評価し、次のステップへ移ることも当然のことのように書いてありました。
大臣も同様です。
であれば、旧法を分析評価した上で
今回のプラスチック新法をこれから法律として整備(←という言葉がふさわしいのでしょうか?)していくつもりがあるのか
どうか知りたいです。

現状(旧法)の定量分析をどのような基準をもって行い、
どのような分析項目があるのか、など分析の概要が知りたい。

また、定量分析には不向きなものはどのような項目であり、定性分析の対象となった分析項目は何か知りたい。

基本計画が実行されていれば、その分析は必ずされているはずです。
その分析結果が新法の整備にも生かされることを国民として望みます。
*********

*********6月10日  末永➡私
①につきまして、
質問主意書作成の過程で、プラスチック新法案の事前評価書を読み込んでおります。
こちらの事前評価書に基づき、主意書の作成を試みたいと思っております。

事前評価書
https://www.env.go.jp/guide/seisaku/kisei/r02_besshi12.pdf

ざっと読みこんだ限りですが、まったく網羅的に評価がなされてないというのが、末永の印象です。細かく書き始めるときりがないので、主要な点のみに絞って作成してみたいと思います。

********** 

質問に加えてほしいところを取り急ぎメール。

**********6月10日 私➡末永

【質問要旨】事前評価の内容にもよるが、小泉大臣が音喜多議員との質疑で答弁された、評価と検証については
大臣から具体的な指示がその後環境省に対してあったのか、無かったのか。

**********6月10日 末永➡浜田議員 、私

プラスチック新法の事前評価書に関する質問主意書案作成いたしました。
少し質問数が多いですが、ご確認のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

◆プラスチック新法の規制の事前評価書
https://www.env.go.jp/guide/seisaku/kisei/r02_besshi12.pdf

ご意見あればお願いいたします。
**********

救国シンクタンクライブを経て、追加質問

********** 6月10日 私➡末永秘書
【質問要旨】環境省政策評価基本計画について予算を教えてください。
また、予算として定量評価、定性評価について、予算としてはどのような項目がこの事業に当たりますか?
【この質問の主旨】
環境省が政策評価をしたかしなかったか、する予定があったかなかったか、はお金をどれだけかけたか、その金額は全体(この基本計画の)からみてどの程度のウエイトを占めているのか、は
予算をみれば分かると思った次第です。
**********

そうしてこのようなことになりました。

********** 6月11日 末永秘書➡私、浜田議員

〇〇様よりご提案頂きました
政策評価及びプラスチック新法の政策評価における予算と実績額について、質問主意書案を作成しました。

環境省の予算については、以下HPで公開されているようです。https://www.env.go.jp/guide/budget/index.html

********** 6月11日 私➡末永秘書

政策評価法に基づいたプラスチックに係る資源循環の
促進等に関する法律案の規制の事前評価書に関する質
問主意書 読ませていただきました。ありがとうございます。

質問主意書 質問三 にある、 金銭価値化することは難しいが ”は、
事前評価書の第5章のコラム ”効果(便益)を金銭価値化することは難しいが、本規制の導入によって 生ずる費用に対して、その効果(便益)は大きいと考えられるため、費用は正当化されるものと 考えられる。”
の太字のところをご質問されているのですね。

このコラムは一体何を言っているのでしょう?笑
というかこの「コラム」は、その上にある、大きな〔〕の文章に対する、何なのか、結果の評価、なのか
よく分りませんでした。
金銭価値化できないのに、なぜその効果は大きい、と考えられるのか。費用が正当化されるのか、全く根拠が文章から読み取れませんでした。
末永さんが読み取れたなら、教えていただけますか?

➡これには末永秘書も、便益を算出しているようには見えない、というご感想でした。

********** 6月15日 末永➡私

環境省より、
予算について返答が来ましたので取り急ぎ共有させていただきます。

◆プラ新法について
「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」(プラ新法)に関係する予算のポンチ絵については、http://www.env.go.jp/guide/budget/r03/r03juten-sesakushu2.html

【1-2.「循環経済」への移行】という見出しの【(1)プラスチック資源循環戦略の具体化】というメニューに掲載してございます。
※以下抜粋です

1-2.「循環経済」への移行
(1)プラスチック資源循環戦略の具体化
(新)脱炭素社会構築のための資源循環高度化設備導入促進事業
http://www.env.go.jp/guide/budget/r03/r03juten-sesakushu/038_r0312.pdf【エネ特】 [PDF 183KB]
脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業 【エネ特】
http://www.env.go.jp/guide/budget/r03/r03juten-sesakushu/038_r0312.pdf

容器包装等のプラスチック資源循環推進事業費
http://www.env.go.jp/guide/budget/r03/r03juten-sesakushu/039_r0312.pdf
 [PDF 288KB]

********** 6月27日 私➡末永
本日、答弁が出たようです!
ざっと目を通したところの、2答弁書をまとめて感想です。
小泉大臣の指示は、あったようですね。
もう少し具体的に知りたいところです。。。
金銭価値化は困難、だったようですね?!笑
適宜適切、というのが曖昧過ぎて。。。笑

印刷して、もう少しちゃんと読んでみます!

**********   6月28日 末永➡私
答弁書を拝見いたしました。
ざっくりとした印象は、基本的に政策評価については前向きに検討し
適切に実施しているという認識を持っているということなのだと理解しました。
Twitterで渡瀬様も助言してくださっていますが
この答弁を元にもう少し具体的な質問をしていく方向で考えております。(質問主意書提出まで少し時間がありますので、次国会までに、私ももう少し他質問を読むなど、勉強しておきたいと思います)
**********

質問108  政策評価法対象外の政策の評価実施に関する質問主意書
提出 令和3年6月15日  答弁 令和3年6月25日
https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/204/meisai/m204108.htm

質問109  政策評価法に基づいたプラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律の規制の事前評価書に関する質問主意書
提出 令和3年6月15日  答弁 令和3年6月25日
https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/204/meisai/m204108.htm



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