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川崎市政だより令和6年9月号 全市版P6情報ひろば【意見を募集】について電話で質問したこと

あるお知らせが目に留まったので、少し調べてみたことを記録します。
全市版 P6【意見を募集】という欄です。

https://www.city.kawasaki.jp/170/cmsfiles/contents/0000168/168876/shi2409_web_mihiraki-2.pdf

①「川崎市総合計画」第3期実施計画・中間評価結果への意見

 電話で担当課にきいたことをメモ。
 これは、事務事業レベルのもう一つ上のまとまりである、施策の評価である。
サンキューコールで意見を伝えるのとは異なり、以下のページにある、
意見募集フォームから提出
 個別に返事が来ることはないが、年内までには市側の回答とともに公表されるとのこと。

このページの「中間評価結果」を参照。

https://www.city.kawasaki.jp/170/cmsfiles/contents/0000167/167952/tyuukannhyoukakeltuka.pdf

施策コードレベルでの評価票である。その配下にある事務事業については、
次ページの 3に列挙されている。

次ページの 3施策を構成する主な事務事業の評価


ご興味がある事業、施策があれば、ぜひご意見フォームより市へお伝えください!

②国庫補助事業及び社会資本整備総合交付金事業事後評価原案への意見

 これが目に留まった理由は、「国庫補助金事業」であることと、「事後評価」している!というこの2点だった。
 しかし、この文言でググっても、それらしいページがどうしても出て来ない💦
 それで担当課に電話してみたところ、なんと「中野島」で検索してほしい、と言われました。
 今回、意見を募集している事業は、実は
「地域居住機能再生推進事業【川崎中野島地区】事後評価原案」だったのです。これは聞かないと無理です!笑
 この事業は、事務事業コード10406070 に対応する事業とのことでした。

https://www.city.kawasaki.jp/500/page/0000168763.html

  まぁ、私的には結果オーライではあったのですが笑

地域居住機能再生推進事業【川崎中野島地区】事後評価原案

 その事後評価原案、がこちらです。

https://www.city.kawasaki.jp/500/cmsfiles/contents/0000168/168763/zigohyoukagennann.pdf

つらつら、とみてみますと、費用便益の計算式が出てきました。

0.9352 つまり、かけた費用に対し、目標80%より大きい、90%近くの便益があったから大成功!という評価です。
しかし、この計算式の途中経過がわかりません。
分母は、かけた費用、約39億のことでしょう。
分子は36憶になります。この数字の根拠は?

電話できくと、この計算式は、
国土交通省の公営住宅整備事業における新規事業採択時評価手法 に基づく計算なんだそうです。

計算式の根拠は分かりましたが、
川崎市ではどのように数字をあてはめているのでしょうか。

川崎市の公共事業評価

まず、公共事業評価審査委員会のページから入ります。

このページ最下にある、審議結果の令和五年度をみてほしい、とのことでした。

中野島の件

https://www.city.kawasaki.jp/170/cmsfiles/contents/0000156/156784/01_presentation01.pdf

すると、令和5年度の費用便益計算のページがあった。
便益は、家賃収入、土地評価額などの合計の数値だった。
目標の0.8 は、国土交通省が定めている基準のようだった。


感想

 市政だよりをみて、こんな点に着目する市民もそう多くはないでしょう。
私も、この時期にご意見募集しているのを初めて知りました。
 あまりに表記が不親切で、電話で質問しないと分かりずらい点は、電話口の担当者にお伝えしました。
 今回の広報紙への表記の点も含め、事業について意見を提出しようと思います。

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