見出し画像

sora vintage&usedの自己紹介します

始めまして。ayaと申します。

レディース古着 sora vintage&usedのショップオーナーをしています。
soraではアメリカ古着を中心に、大人かわいいアイテムをラインナップしています。

ayaはもともとは外資系アパレルにて十数年勤務しておりましたが、ブランドの撤退があり退職、独自にアパレルのオンラインショップを運営ています。
ご縁があってその合間に卸系の古着屋さんでお仕事させて頂くことになり、そこで古着の魅力に目覚めました!

何が魅力かというと、
・一期一会
・期待以上の出会いがある
・歴史を感じるのが楽しい
・SDGsにつながる

大きくまとめるとこんなところでしょうか。

せっかくなので詳しくお話しさせて頂きますね。

まず「一期一会」について。

古着はもう本当に二つと同じものがなく、たまたま私が開いたベールの中に入っていて、一つ前や後にパッキングされていたら出会えなかったかもしれなくて、本当に偶然に偶然が重なって今出会っているんだなあと思うんです。
生活圏も違って交わることのないはずのものが、色んな旅をして今目の前にあるなんて、なんて巡りあわせなんだ、と思いを馳せ感動してしまうのです。


次に「期待以上の出会いがある」について。

なんで古着ってファブリックから、デザインから、パターンから、こんなにも多様性があるのでしょうか。
私は長年アパレルに勤めてきて、お洋服やファッションが大好きです。でも最近は慣れ?なのか、年齢が上がったから?なのか、お店のお洋服をみてもいまいちピンとこなかったんですよね。
特に最近はどこのお店も何だかみんな雰囲気も似たり寄ったりで・・・
出産もあり、その前後はおしゃれからはドロップアウトしていたので、もう感覚鈍っちゃったかな、なんて思ったりもしてましたが笑。

そんな時に古着に出会い、もう毎日のように「本当にかわいい!!!」とワクワクしています。
自分でも正直驚きました。

こんなのあったらいいのにな、と思っていたギャザーたっぷりのマキシワンピースや、バナナ柄のド派手シャツワンピ、プリントがめちゃくちゃ可愛いTシャツとか。あとはシルク100%のシフォンスカートが超安い!っていうのも衝撃でした。
とにかく期待以上、というか期待の斜め上を行く楽しい出会いが必ずあるのも本当に古着の楽しいところです。


それから「歴史を感じるのが楽しい」ですが、
私は別に歴史大好き!超詳しい!というわけではありません。
でも、古着を学んでいくと、必然的にその背後にある時代とか、社会情勢とかが垣間見えてきます。
特に面白いなと思ったのはバンダナの年代。
星形のロゴマークに「CRAFTED WITH PRIDE ・MADE IN AMERICA」と書いてあるやつ。
これは80年代の頃の物なのですが、時代背景としては、80年代前半からアメリカの衣料関連の貿易赤字が急速拡大。国内の産業が立ち行かなくなると懸念した業界関係者・労働組合などがアメリカ製品の購買促進を目的とした組織を発足させ、アメリカ産の製品を購入してもらうキャンペーンを活発に行いました。
星形はこの組織のロゴマークなので組織発足後以降の生産だということがわかります。でも結局は90年代初めには海外生産に移行していったので、このバンダナは80年前半~90年初頭に生産されたものと推測される、ということなのです。

品目は違うけど、日本でも地産地消とか、米の消費量をあげよう、というキャンペーンをやっていますよね。あれと同じ感じなのかな。

他にもリーバイスの戦時中のモデルは糸がもったいないから!ということでステッチが廃止されたり、赤耳も製造技術上のものだったり、他にもたくさんあって、知れば知るほど面白い。

今まで洋服を通してこんなことを考えることはなかったので、新たな体験でした。


最後に「SDGs」 につながる、について。
歌もありますね。最近流行りのSDGs、「持続可能な開発目標」です。 世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題などの課題を、みんなで解決していこうというものですね。

物を大事に使う、洋服は本当にいいものを長く着る、という考えは母の教えでもあり、私自身すごく好きなことです。
それは消費もたくさんしましたけれど、心の根底にはこういう気持ちが流れています。
アパレル業界に勤めていてとても気になったのが過剰な在庫。もちろん売り上げをあげなければいけないし、そのためには在庫金額がしっかりないといけないのはわかるのですが、さばききれない商品が大量にあることにいつも疑問でした。

古着は、リユース・リサイクルという点では満点だし、物を大切に使う、本当にいいものを長く着る、という私の気持ちにもすごくフィットして、
「あ、古着っていいんだな」とストンと落ちました。


思ったより長くなりましたが、そんなこんなで古着屋さんをやっています。

いわゆる古着!っていう感じではなく、ちょっと大人で上品な、素敵な女性になれるお洋服をお取り扱いしています。

noteストアからも見られますので、ぜひご覧ください。
これからもよろしくお願いします。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?