世界一周つれづれ旅日記vol.3 〜迷子にならないバスの乗り方
世界一周2カ国目は、フィンランド。
タイで出会った日本人みんなには、口をそろえて「飛ぶねぇ~!」と言われ、さすがにアジア人はほとんど見かけなかったフィンランド航空で、やって来ましたフィンランド!
さっきまでタイで汗だくだったのに、一気に寒すぎるヘルシンキに、トイレに行きまくる。
空港から市内までは、バスで行くことにした。
初めて降り立った新しい国でいきなりバス、というのは、旅慣れていない私には、ちょっと緊張した。列車と違って、どこ行っちゃうかわかんない。
そして、道を聞こうにも、私に英語が通じないのか、相手が英語がわからないのかも、よくわからない。
う~ん、何て言ってるかわからないなぁ?と思っていたら、フィンランド語だったり。笑
ちなみにどこに行っちゃうかわからない「バス」という移動手段で目的地にちゃんとたどり着くためには、
① 正しいバス停は、そこらへんにいる「複数」の人に聞いて確認する
(→国によっては、旅人に聞かれて「分からない」と答えるより、間違った答えでもとりあえず答えておくほうが親切、という考えの国もあるらしい)
② 運転手さんに、到着のおおよその時間を聞いておく。(数字は通じる!筆談でおっけー!)
③ 行き先伝えて、運転手さんの近くに座る。(降りるバス停になったら、教えてもらう)
の基本をおさえてれば、何とかなるらしい。
到着した日は、初めてのユースホステル8人部屋…とドキドキしていたけれど、よい。
ユースホステルは国によって雲泥の差があるらしいけれど、北欧のユースはホテル顔負け!ってどっかで聞いたけど、よい。
同じようにバックパックしょって世界を旅してる若者がいっぱいいて、普通のホテルに泊まるのと比べて、なんだか心強いのも、よい。
フィンランドは、本当にいい国。
治安いいし。タイに比べたら、よだれ垂らしてても歩ける。
みんな気品があって、空気がすんでるかんじがする。
そして、フィンランドの人、めっちゃきれい。国民の3分の1はモデルじゃないかと思われる。ドキドキしちゃう。
フィンランドは、首都ヘルシンキのみ5日間の滞在で、移動も少なく、かなりのんびりした。
ユースで同室になった子に、「Hello」と声をかけると、
「日本の方ですよね?」と返ってきた。
同室になった大学生の静ちゃんは、北欧大好きで、去年も北欧を一人旅したといって、北欧のいいところ、魅力をたくさん教えてくれた。
一緒に、「かもめ食堂」(大好きな映画の題名&舞台になった食堂の店名)でカツ食べたり、たくさん街歩きしたり、お買い物したり、すごく楽しかった。
物価が高いフィンランド来てからは、寝るときと朝起きたときは、基本的におなかがすいていた。「お腹が減ると、お金が減るじゃないか!」は合言葉(笑)おやすみグ~…と、おはようギュ~…は、今のところ100%だねとか話しながら、静ちゃんとも笑った。
旅が楽しすぎる。
偶然にも、静かちゃんとフィンランドをたつのが同じ日で、飛行機も1時間違いだったのもあり、空港まで一緒に行った。
混み合う待ち合い室。
おでこに赤いポチっとある人がいる。
フィンランドからイタリアに行くインド人…
どんな理由で行くんだろう、なんてぼんやり考えながら、次の国へのフライトを待っていた。
ひとり旅って、誰かと旅するよりも、出会いが多いのかもしれない。
ひとり旅って、一人じゃないんだな
ということに気付き始めた2カ国目。
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