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マネーリテラシーのないK子さんの話③
投資初心者のK子さん。
K子さんが購入した投資信託もリーマンショックの暴落で売却してしまったのですが、これがもしインデックス運用のものでしたら、そのまま持ち続けることで資産は上がっていったでしょう。
そして、最後に購入した『毎月分配型の株』についてです。。
毎月出る分配金のほとんどが、『元本払戻金』という事実が
きちんと理解されていないのです。
〜〜楽天証券トウシルより〜〜
毎月分配型の投資信託のどこが問題か?
販売手数料や信託報酬が高いファンドが多いことも問題ですが、
それだけではありません。
多くの個人投資家に運用利回りを誤認させていることが、
最大の問題と考えています。
利益が出ていないときでも、元本を払い戻して高分配を維持していることが
きちんと理解されていません。
分配金利回り(税引前)のランキング上位には
年率の分配金利回り20%を超える毎月分配型ファンドがずらりと並びます。
ところが、そうした高分配ファンドの多くで
基準価額は3,000~5,000円まで落ち込んでいます。
設定時10,000円だったファンドが半値以下になっているわけです。
元本払い戻しによって、高分配を維持してきたわけですから
元本の減少によって基準価額が下がっていくのは当然ですが、
その仕組みが投資家にキチンと理解されていません。
『毎月分配型』のほとんどが、運用で得た利益だけを『配当』として分配してるのではなく、元本から払い出すことによって、安定的に『配当』されていたわけですから、運用が悪ければ元本が減っていきます。
K子さんは『毎月分配型の株』を証券会社から購入しましたが、毎月の配当金が元本からの払い戻しにより口座に振り込まれていた事実を記憶していませんでした。
今まで『投資未経験』のK子さんにしてみれば、年金暮らしでもあったので、毎月の生活費の足しにできる、ありがた〜い『株』だったのでした。
当時は身近に相談できる人もいなかったわけですから、いい経験になったのではないでしょうか。
今回のK子さんの体験談では、
◉リーマンショックで下がった時に投資信託を売却してしまった事
◉毎月分配型株の思わぬトラップ
について、簡単にわかりやすく書いてみました。
また、日本で買える投資信託の合計数は約14000本。
数ある『投資信託』の中から何をどう選んだらいいのか、迷ってしまいますよね?
今回『投資信託の選び方』について面白い動画がありましたので、よろしければご覧ください。
今日も一日お疲れ様でした♡