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疑問!!オフショアってどこ?


先日お客様からオフショアについての不安のお声をいただきました。

日本って、他国に比べて、金融鎖国状態の国ですから、そもそもオフショアと言う言葉自体、よくわからない人も多いと思います。

私が言う金融鎖国状態というのは、
①海外の金融情報、金融商品について、日本人は知らなすぎる。
➡︎例えば日本で買える金融商品は、世界の4%ほど。
②投資や金融の諸々について、学校で教わらない。
➡︎親である私たちは、学校で教えてもらわない事を、子どもに伝えるのって難しいですよね。
③家庭でもなかなか話さない。
➡︎お金の話は、タブー??


オフショアってなんなのでしょうか?
先ずオフショアについて調べてみると、このように書いてあります。

『オフショアとは?』 〜〜Wikipediaより〜〜
オフショア(Offshore)は岸(shore)から離(off)れ海に流れる風、つまり「陸風」のこと。反対語は、「海風」を意味するオンショア(Onshore)(cf.海陸風)。転じて陸から離れた沖合や、本拠の外の海外のことをさす。

『オフショア金融センター』

◉一般的に、小規模かつ低税率な法域。
◉オフショア金融センターはタックス・ヘイヴン(租税回避地とも低課税地域とも呼ばれる)と密接に結びついている関係にある。

『良く知られているタックス・ヘイヴンの場所』

◉スイス、シンガポール、香港、バハマ、ケイマン諸島、バージン諸島、ルクセンブルク、ジャージー島など。(バハマはイギリス連邦加盟国、ジャージー島はイギリス王室属領、ケイマン諸島はイギリス領土)
◉ここではオフショア金融センターも含む。
◉2013年時点では、タックス・ヘイヴンにある金融資産のうちスイスに3分の1が保管
◉イギリスやアメリカ合衆国も「租税回避地」として広く知られている。

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オフショアって世界各国にあります!

そして、今、世界経済が不安定であることは、皆さんわかってることと思います。
しかし、その不安定はオフショアに限ったことではありません。
はっきり言ってしまえば、日本の銀行や証券会社でも同じ事が言えるのではないでしょうか?

もし、ご自身がオフショアの金融機関、金融商品をを利用するのであれば、しっかりとした安心材料、裏付けが必要です。
オフショアには「租税回避地」と言われるだけあって、たくさんの銀行や保険会社、信託会社が集まってきます。
その中には、どう考えても怪しいモノはたくさんあるのです。

◉銀行や保険会社、信託会社の格付けを調べるのも、1つの手段です。

◉保険会社なら、ソルベンシーマージン比率を調べ、あなたの知っている国内の保険会社と比較してみるのも、いいですね。

『ソルベンシーマージン比率とは?』
生命保険会社のソルベンシー・マージン比率が200%を下回った場合には、監督当局によって早期に経営の健全性の回復を図るための措置がとられます。 逆に言えば、200%以上であれば、健全性についての一つの基準を満たしていることを示しています。


◉カストディアンについてもぜひ調べてみてください!

⚫︎カストディアンとは?
投資家に代わって有価証券の保管・管理などの業務を行う金融機関のこと。


オフショアの何が不安なのか?
そこはしっかりと、グローバルスタンダードなお金のプロに聞いてみたり、ご自身でも調べてみるのが一番です!(興味を持ってしらべてみて〜)

間違っても金融鎖国状態にある、FPや銀行員に聞いてはダメですよ〜
なぜか?それは、きちんと説明できないからです。。

あなたの大切なお金を働かせるのですから・・

間違っても『信頼できる人の情報だから・・』で、動くのは、危険なのでやめましょう。


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