英語授業の準備のために使っている資料
オンライン英語講師の仁科綾子です。
今日は、私が授業準備で使っている参考書籍をご紹介します♪
ここnoteでの投稿も10投稿を超えましたが、読者の皆様の中には英語上級者の方も多く居られるとお見受けしています。そこで、今日は生徒さん向け教材ではなく、私が授業内容を確かなものにするために参考にさせて頂いている書籍をご紹介したいと思います。
お子さんをお持ちのお父様お母様、「おうち英語」に関心をお持ちの大人の方に読んでいただけると嬉しいです♪
<私の進めている授業のポリシー>
・小学生の中高学年対象に、英文法解説が充実したマンツーマンレッスンを♪
・文法書はシンプルなものを何周も扱う♪
・例文復唱>自力音読>英文和訳>和文英訳…と進む過程で文法解説を挟む♪
・五文型、主述の関係、修飾語、品詞、発音記号の解説を含む♪
では、スタートです♪
五文型
これに関しては、特に書籍を使っているということはありません。
以前、Xで紹介されていた5つの文が素晴らしかったので、これを基本とさせていただいています。
※元の投稿には出典が明らかにされていたはずなのですが…失念しております。
ただ、投稿者の方が「滋養のある英文」であるとして紹介されていた、かなり前に刊行された文法書からの引用であったと記憶しています。
Ⅰ Everything changes.
Ⅱ Time is money.
Ⅲ Walls have ears.
Ⅳ Experience gives men wisdom.
Ⅴ Adversity makes men wise.
主述の関係
まずは前項で示した5つの文型をメイン・サンプルにして解説を始めますが、ⅣとⅤについては、子どもさん向けに別のものに差し替えています。
Ⅳ We wish you a Merry Christmas.
Ⅴ You make me happy.
各文の意味とそれぞれの単語をざっと説明した後、次の作業を行います。
1)各文の述語動詞に△をつけます。
2)次に「その動作を行なっている人やものはどれですか?」という問いを立て、
3)主語を見つけて□をつけます。
「□が△する」…これが文のおよその骨組みであることを伝えます。
修飾語、その他
例えば次の文…
He can run fast.
can が助動詞であること、
fastが副詞であること、
助動詞には「二重三角」をつけます。
ここでは、副詞が動詞を修飾していることを伝えます。
(今後のために、副詞は文頭、文尾、主語の直後、動詞の手前、動詞の直後など、様々な位置に挿入されるケースがあること、名詞以外を修飾することを軽く触れておく)
I have a red apple.
redが形容詞であり、形容詞は名詞を修飾するものである事を伝える。
(別の機会の補語についての解説で、名詞と形容詞が補語として使われることを伝える)
a が冠詞である事を伝える。
(aを使う時とtheを使う時があることについて伝える)
品詞
子どもだから…と手加減せずに、ほぼすべての品詞について解説します。
説明ががあやふやであってはなりませんので、準備についてはこちらを参考にさせていただきました。
特に、第1章〜第4章の品詞の解説を参考に、「子どもにもわかるように簡潔に、かつ誤報が無いように」留意しながら授業を進めてゆきます。
以下の文章は、私が生成AI Geminiに投げかけて準備した、品詞を子どもにもわかるように説明するためのトークスクリプトです。ご参考ください。
疑問詞
説明: 何かを知りたいときに使う言葉だよ。
例:
Who: 誰? (Who is that boy?)
What: 何? (What is that?)
Where: どこ? (Where is the book?)
When: いつ? (When is your birthday?)
Why: なぜ? (Why are you happy?)
How: どのように? (How do you go to school?)
解説: 疑問詞を使うと、相手に質問をして、答えを知ることができます。
助動詞
説明: 動詞の働きを助ける言葉だよ。
例:
can: 〜できる (I can swim.)
must: 〜しなければならない (You must study.)
will: 〜するつもりだ (I will go to the park.)
解説: 助動詞を使うと、文の意味をより詳しく伝えることができます。
代名詞
説明: 名詞の代わりに使う言葉だよ。主格の代名詞は主語として使われるよ。
例:
I: 私
you: あなた
he: 彼
she: 彼女
it: それ
解説: 代名詞を使うと、同じ言葉を何度も繰り返さなくて済みます。
名詞
説明: 人や物、場所の名前を表す言葉だよ。主語として使われるよ。
例:
boy: 男の子
apple: りんご
school: 学校
解説: 主語は、その文の中での主人公をあらわす言葉で、名詞(代名詞)です。
前置詞
説明: 2つの単語や句の関係を表す言葉だよ。
例:
in: 〜の中に (in the box)
on: 〜の上に (on the table)
under: 〜の下に (under the chair)
解説: 前置詞を使うと、場所や時間などを詳しく説明することができます。
冠詞
説明: 名詞の前につける言葉で、名詞の種類や数を表すよ。
例:
a: 1つの (a book)
an: 1つの(母音で始まる名詞の前につける) (an apple)
the: その (the book on the table)
解説: 冠詞を使うと、名詞を具体的にすることができます。
形容詞
説明: 名詞を修飾する言葉だよ。
例:
big: 大きい
small: 小さい
red: 赤い
解説: 形容詞を使うと、名詞の特徴を詳しく伝えることができます。
副詞
説明: 動詞や形容詞、他の副詞を説明する言葉だよ。
例:
quickly: 速く
slowly: ゆっくり
very: とても
解説: 副詞を使うと、文の意味をより豊かにすることができます。
感嘆詞
説明: 強い感情を表す言葉だよ。
例:
Oh!: おや!
Wow!: わあ!
解説: 感嘆詞を使うと、自分の気持ちを相手に伝えることができます。
発音記号
これについては、辞書の解説ページを一緒に読み進めて行くことにしています。
辞書は初学者用の辞書を勧めています。
生徒さんには『初級クラウン英和辞典』を勧めています。
自分が使うのは『ウィズダム英和辞典』
『Oxford Practical English Dictionary 』です。
習熟度が高い生徒さん向け教材として準備している参考書
こちらの書籍は、より多く演習が出来そうな生徒さんの授業をするときの参考にさせていただいています。
ここに掲載されているものの中から、小学生にもわかりやすい描写のものを引用して解説しています。中学生になったらこの本で勉強するように勧めています。
(うちでは小学生にここまでの解説をする授業、というのは稀ですが)
まとめ
「大人が子ども向けの英語授業のための準備をする」という想定のもと、ここまで綴ってきましたが、ここを起点として英文法の基礎を見直し、さらなるロードマップを作ってゆくことも可能かと思います。受けたい資格試験によって使いたい教材も変わってくるかと思いますが、まずはここから…と思います。
ではまた♪
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