見出し画像

英検3級攻略〜英作文で稼げ!〜

今回は英検3級攻略についてです。

受検を考えている方はもちろん、
それをサポートする方にも是非参考にして頂きたいです。
私が授業で話している事を、
かなりそのままに書けたと思います(^O^)

英検3級はライティング(自由英作文)で点を稼ぎましょう!!

まずは、敵を知ることから。
なお英検3級は2024年度から出題内容が変わり、英作文が増え、テスト時間も長くなるので今年度中の受検がおすすめです(>_<)


英検3級の配点

READING 550点
PART1 単語・熟語・文法(15問)
PART2 会話文(5問)
PART3-A 掲示物(2問)
PART3-B メール(3問)
PART3-C 長文(5問)

WRITING 550点

LISTENING 550点
PART1 イラスト(10問)
PART2 会話(10問)
PART3 スピーチ(10問)

合格点:1650点中1100点くらい(全体の3分の2)


なぜ英作文で稼ぐのか?

英作文は、たった3文書くだけで550点分になります。
単純に考えて、
1文がREADING10問分の点数に等しい。
仮に英作文で満点を取れたら、
READINGと LISTENINGはそれぞれ半分取れば合格できます。
こんなにコスパの良いものは無い!!
絶対に、得点源にしましょう。


英作文は簡単!

学校のテストでも、宿題のワークでも、
英作文から逃げていませんか?

日本語ですら書くことが浮かばない…
日本語でなら書けるけど英単語を知らない…
文字数が足りない…
一応書けたけど出来てるか分かんない…

どれもよくある話ですが、
英検3級ではこのような悩み事は関係ありません!
雛形(公式)を覚えて、テーマに合わせて英語を代入すればいいだけです。


どんな問題が出るのか?

過去問を見ると分かりますが、
圧倒的に多いのは
which do you like better, A or B?
AとB、どちらの方が好きですか?

コレです!which系と呼ぶことにします。

他には、
what do you like to do in your free-time?
(暇なとき、何をするのが好きですか?)
などのwhat系

Where do you want to go next summer?
(次の夏にはどこに行きたいですか?)
などのwhere系

Do you like cooking for your family?
(家族に料理を作るのは好きですか?)
などのDo you系

これらに大別されます。

どれが来たってやる事は一緒なので心配しないで下さいね!


何を書けばいいのか?

本題です。

大前提として、3文書くという事を覚えておきましょう。
そして、本心でなくて全然OK。書きやすいことを書きましょう。
また、単語の数は25〜35の範囲内に収めます。
後から調整できるので、まずは気にせず最後まで書いてみましょう。

【第一文 結論】

一文目は、質問に対する答え(結論)を答えるだけです。
ここでのコツは、
①質問文に使われている文法・表現をなるべくそのまま使うこと!
②理由が浮かぶものを選ぶこと!
③your→myに変換すること!


which系の場合
質問:Which do you like better, summer or winter?
(夏と冬どちらが好きですか?)

I like summer better (than winter).
☝️than以下は、文字数が足りなければ書いてください。

what系の場合
質問: what do you like to do in your free-time?
(暇なとき、何をするのが好きですか?)

I like to read books in my free-time.
☝️toのあとは動詞原形ですね。
☝️your→myの変換を忘れないように。

where系の場合
質問: Where do you want to go next summer?
(次の夏にはどこに行きたいですか?)

I want to go to Okinawa next summer.
☝️質問文にtoが無いですが、go to 場所 になることに注意です。

Do you系の場合
質問: Do you like cooking for your family?
(家族に料理を作るのは好きですか?)

I like cooking for my family.
☝️YesやNoは不要です!
☝️Do you系の問題には、本心はNoでも、Yesの内容で書くことをおすすめします。なぜなら、この後紹介する雛形が使えるからです。

【第二文 理由その1 becauseの前】

第二文は、第一文でそれを選んだ理由の1つめを書きます。

書き始めは、このようにしてください。

My favorite activity is 〜ing(またはto+動詞原形)because...

favorite作戦です。
activityとは「活動」なので、うしろの〜ingにはほとんどの事を含めることができます。

My favorite activity is to read books
My favorite activity is cooking for my family
など。
第一文と同じ内容を書きます。

activityが使えない場合は、
My favorite season is summer
My favorite place is Okinawa
のように工夫してくださいね。

【第二文 理由その1 becauseの後】

さて、becauseのあとです。
ここでは理由を書いていくわけですが、
使う文法はもう固定してしまいましょう。

〜ing is fun/good/exciting.

コレです。
慣れない文法を使ってリスクを冒すより、
この表現でいく!!と決めて臨んだ方が確実です。

たとえば、
learning new words is fun.
cooking alone is fun.
swimming in the sea is fun.
visiting Churaumi aquarium is fun.
など。

とはいえ、理由を見つけるのが難しいですよね。
そのコツは第三文のあとで書きます。

【第三文 理由その2】


第三文には理由の2つ目を書きます。
ここでも、使う文法は固定しましょう。
このように書いてください。

Also, I like to 〜.

also(また)から書き始めます。

たとえば
Also, I like to read comics with my brother.
Also, I like to take pictures of my dish.
Also, I like to eat kakigori.
Also, I like to see my uncle in Naha.

など。

【Tips:理由の見つけ方】

理由の見つけ方は、「マジカルバナナ」です。
連想ゲームですね。
「〇〇といったら△△」をたくさん出していきます。
しかも、
第二文では「楽しいこと」
第三文では「好きなこと」
を書くと決まってますから、これに合うように考えていきます。

たとえば、

夏→花火、海、スイカ、祭り、甲子園…

料理→キッチン、買い出し、写真、SNS…

読書→小説、マンガ、iPad、コーヒー、感想…

沖縄→首里城、海、ソーキそば、暖かい、アメリカ…

頭の中で、それをしている姿、そこにいる姿など思い浮かべてください。
また、それ自体だけでなく、それの「前後」を考えるのも良い手です。
「料理」なら、その前にメニューを決めて、レシピを調べて、買い物にいって、キッチンに立って、食卓に並べて、写真を撮って、感想をもらって、、など色々派生して考えられます。

柔軟に思いつくようになるには練習が必要です。
「何で自分は〇〇が好きなんだろう?」と自分に問いかけてみることは、いつでもどこでも出来る練習なので実践してみて下さいね。

【理由にも雛形がある】

どうしても思い浮かばない場合は、
どんなことに対しても使える理由があります。

それは、
with my friends/family
(友達・家族と〜するのが楽しい/好き)

in my room
(部屋で〜するのが楽しい/好き)

in the morning
(朝に〜するのが楽しい/好き)

これはかなり使えます!!
文字数稼ぎにも使えるので覚えておいてくださいね。

【NG理由】

理由を考える時は、
「それのどんな要素が楽しい/好きなのか?」
を考えましょう。
「沖縄に行くのが楽しいから沖縄が好き」では
さすがに幼稚です。
マジカルバナナで考えましょう。

【文字数が足りなければ】

文字数が25に満たない場合は、こんな解決策があります。

・〜ingをto+動詞原形にする。
どちらも「〜すること」という意味です。

・very、many、a lot ofをつける。
「楽しい」を「とても楽しい」にするのです。
very fun/a lot of funという形にできます。
名詞の前につけて、
many pictures/a lot of picturesにもできます。

・with my friend/family をつける。
前述の通りです。
my older brother にすればさらに稼げますね。
in my room や in the morningで時・場所の情報を付け足すのも良いでしょう。


おわりに

いかがでしたでしょうか。

英作文は実際には0〜16点で採点され、
それが550点満点に変換されます。

先日受検した私の生徒さんも、英作文で12点、14点と大きく稼いで一発合格しました。

英作文はたった3文で550点稼げる強力な味方ですが、
逆に言うと落とせばとんでもない破壊力をもつ諸刃の剣です。

ぜひ英作文で大きく稼いで、3級に合格して下さいね。

いいなと思ったら応援しよう!