備忘録


横山さんから特大バカデカ愛おしファンサの備忘録です。




制作開放席のはじっこ。

アンコ前横を黒服が通り横を通ることを確信しエイトコールなんか出来ずどうしようと騒ぎ続けた。

アンコが始まりドキドキしすぎてスクワットしたり飛んだり跳ねたり…

階段下。

無責任ヒーロー終わり。

いよいよだ。

階段から降りてくる大倉さん。笑顔でニコニコしていた。私はその後に降りてくる横山さんのことばかり考えてドキドキしていた。

普段持ち歩いてるふざけたうちわは全て封印しシンプルな裕と書かれただけのうちわを胸に抱きその瞬間を待った。

降りてきた。

ドキドキしすぎて目線を外してしまいそうになりながらもどうにか10年愛し続けた人を見る。

すぐに通り過ぎてしまうのだろうとドキドキしながら見つめていたが、通り過ぎず大丈夫とてを振り、まさかの階段降りた右にある柱のパイプに座る。

目が合う。何度も何度も目が合う。その度にドキドキして片手で持ってたうちわを両腕に抱きしめた。

完全に周りにいる自分のオタクを見て微笑んでいた。

ほかのメンバーがこんなに近いことは二度とないだろうが私の目には一切入らず横山裕のことだけを見つめ続けた。

最後の村上さんが階段をおりると立ち上がった。

とうとう行ってしまうと思い思いっきり左手を柵の向こうにのばし大好きだよ!またね!愛してる!の気持ちで手を振ろうと必死に伸ばした。


完全に私を目掛けて歩いてくる。

私の目の前に立つと私の左手に手を重ねた。

ハイタッチでも握手でもなく手を合わせた。

たった5~10秒手を合わせた。

指先は冷たくサラサラで手のひらは暖かく。私より真っ白で少し大きい手だった。

私には周りの音も周りの人間も視界に入らなかった気持ち悪いが完全に横山裕と私だけの世界だった。

正直頭が真っ白になってその時の横山さんの顔はとてもじゃないが思い出せない。

体幹は5~10秒なんかじゃなくて2〜3分。

手を離して去っていく姿は覚えていない。
手を離してすぐ腰が抜けて涙が止まらなかった。

そのあとeighterに大きな拍手!まで立ち上がれなかった。
手と足が震えた。

でもこれだけは言える。

私に向かって歩いてきて横山さんから私に触れてきた。

もう二度とこんなことは無いだろう。

もう二度ともしかしたら横山さんに触れられないかもしれない、こんなに近い距離は無いかもしれない。

その事実は少し辛いが、横山さんから私に触れて手と手を合わせた事実が私の人生を彩る。

今後どんな困難があってもこの日を思い出せば幸せになれる。
それだけは確かだ。

横山さん、幸せをありがとう。横山さんあなたが死ぬ時に幸せな人生だったと思える人生を送ってください。

横山さん、私はあなたの事が大好きで愛おしくて心の底から愛しています。

2024.10.12

綾鷹子。

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