戦場に赴くパートナーに寄り添って


友達の家からおはようございます、の朝。

また面白い夢を見たので 書き残します。



いつ どこなのかもよく分からない場所。

男性は皆軍服姿で立っている。

私はそれを1歩下がった場所から見ていた。


彼と知り合ったのはさほど昔ではない。
 背が高くふわふわした髪型の彼は、短髪の軍人だらけの中で嫌でも目に付いてしまう。

初めに声をかけたのはもちろん私だった。
会話の内容は全く覚えていない。

でも気がつけばいつも彼が横に立っていた。

私は軍人の食事のお世話をする飯炊き女のようで、来る日も来る日も彼らのために、2m x 2mもある大きな鉄板で、ハンバーグや焼きそばを焼くのだった。

そんなある日、衝撃的な事件が起こる。

なんと彼には許嫁がいたのだ。

彼とは純粋なお付き合いをしていたため、いくらか罪悪感は軽減されたものの、時代背景が分からないため、適切な罪悪感の持ち方など分からない。

しかもその許嫁は私の親友だった。驚きを隠せない私に彼は『〇〇さん(親友の名前)は好きだけど、僕は貴女を愛している。』と言ったのだ、親友の目の前で。

あぁ、私は友を失った、、、

などと考える間もなく、気づけば時が経っているようだった。

私は今日も鉄板で肉を焼いている。涙を流しながら。

彼は明日、出向することになった。他にも多くの軍人が戦場に赴くようで、その恋人や家族がわらわら集まっていた。

そんな人目の中で彼は、恥ずかしげもなく私にもたれかかり、愛の言葉を囁き

私も恥ずかしげもなく彼の頭を撫でてやった。

そして翌日、軍服を纏った多くの人達が列をなし、空を見上げている。


私は相変わらず鉄板で餃子や、ハンバーグや、肉を焼いていた。。。



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