異世界

弟が犬を飼い始める

仔犬から大きくならない犬

トイプードルっぽい

弟が全く世話をしない

仕方ないから 私が世話する

お風呂に入れてあげる

トリミングしてあげる

気づいたら犬は2匹に増えていた

それでも世話をする

そんな時 犬が脱走する

探し回ると大型商業施設のような

映画館やフードコート

ショッピングモール

スポッチャが

ひとつになった建物にたどり着いた

そしたら『あなたには権利がある』と言われ

特別なエリアに通される

そこでは若者が体験型のゲームを楽しんでいて

音に合わせて何かをするゲームとか

空を飛んで何かをするゲームとか。

でも私のエリアは それをただ観覧できるだけ

お姉さんが出してくれたカフェオレを片手に

ただ ただ 見ているだけ

犬を探しに行かないと って去ろうとするけど

大きな男の子がそれを阻んでくる

でも 居心地は悪くない

浦島太郎みたいに

どのくらい時間が経ったのか

わからなくなった頃

犬は2匹とも戻ってきた

という夢。

.

自分はこれから先

30代の女性が 経験するであろう

様々なイベントに対して

ただ ただ 傍観者であり続けるのかと

目覚めに不安に襲われた。

.

そんなの イヤだなぁ。