バンクーバーで転入した高校はどんな感じ?
コロナ禍のため、学校見学や先生と直接面談の機会もなくオンラインで挨拶しただけで始まった学校生活です。
小学校と同様、未だに親は校内には入れず挨拶もなしに始まりました。でも日本でも高校生ともなれば親が一緒に学校に行ったりする年齢ではないのであまり気になりませんでした。
ブリティッシュコロンビア州の学校制度ですが、16歳まで義務教育です。日本のように小学校が6年、中学校7~9年生、高校10~12年生、のところもあれば、小学校が5年生まで、6~8がミドル、9~12年生がハイスクール、小学校と中学校が一緒で7年生まであり8~12年生がハイスクールというところもあります、結構マチマチで呼び名も違うことがありややこしいです。住んでいる学区のホームページを見るとわかります。
ミドルスクール以降は選択制の授業で、登校したらまずはホームルーム(担当カウンセラーの先生がいる)で朝の挨拶した後、教科ごとに先生のいる教室に行き授業を受けるというスタイルです。(大学生みたい)
同じ学年の子はだいたい同じような教科を勉強していますが、第二言語の選択、音楽の選択などで分かれているようです。カナダではフランス語も英語と同様に公用語ですので、小学生から習い始めますが、うちの高校生は今年はフランス語はやらず(高校生にはビギナーレベルはもうない)、来年から他の言語を選択でいいよとのことでした。
他の言語を選択することにより、他のカナダ人の生徒と同時期に第三言語を始めるということらしいです。もし日本語を選択したいなど、学校では選択肢としてない言語の場合でも 独自に勉強してBC州の提供する試験に合格すれば単位がもらえる、という選択もあるらしいです。来年度にまた詳しくわかるはずです。
コロナ規制によりハイスクールはずっとオンライン授業、もしくは週に2、3日のみ登校という学校もありますが息子の場合はずっと対面式の授業で、ありがたいことにコロナ感染者も濃厚接触者も出ず毎日学校に通っています。ただやはり感染対策として学校には各自弁当水筒持参、飲食は雨が降ろうと吹雪であろうと屋外のみOK。もちろんマスク着用での毎日です。
学校には毎日MacBookを持参していますが、コロナ禍でなくてももうそういう時代なのか(?)宿題や先生とのやりとりなどすべてオンラインで行われています。Google Classroomを使っていて、宿題の内容や、進捗状況、締め切りに終わっていない課題などあれば毎週末アップデートされた子供のグーグルクラスルームのまとめが親のメールにも送られてくるのでそれを見れば一応どんな様子がわかります。最初の頃はせっせとそれを見て”この課題締め切りもうすぐだよ””宿題提出した?”などとうるさく言っていましたが、大抵それには色々理由があり、言わなくても自分でちゃんとマネージできているようなのでほっておいています。
クラスルームは少人数だし先生とも距離が近いので先生もよくそれぞれ生徒のことを理解している感じです。教科ごとの先生とオンラインで面談でした時にあまり驚くようなことはなかったです。
このままでいけば後2年で大学生ということになりますが、カナダでは大学受験がありません。この先2年の成績で大学が決まる仕組みだそうです。勉強だけでなく、学校外のアクティビティやボランティアなども考慮されるようです。日本の受験勉強も大変ですが、子供によっては最後の1年でやる気を出してガッと勉強して受験に挑むこともできますよね。最初はカナダは大学受験なくて良いな!とも思いましたがきちんと(?)勉強して結果を出し続けることが求められるカナダの仕組みも結構大変ということがわかってきました。ちなみに成績も中間テストは期末テストだけではないため、課題の結果や取り組み方など細かい基準で総合的に評価されるようです。これは先生も本当にそれぞれの生徒をきちんと見ていないとできない仕組みになっており、先生も大変そう!だと思いました。
まだ気付いたことがたくさんあります。その2に続きを記録したいと思います🌺
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