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【社員インタビュー】自分でプロジェクトを回している実感がやりがいに直結
パリ留学からaxonometricに参画
ーー名前とaxonometricに入社するまでの経歴を教えてください。
近藤まいこです。大学・大学院は九州大学芸術工学部・同大学院を卒業しました。学部2年の時に現在axonometricの取締役である倉員の卒業設計を手伝ったことがきっかけで、代表の佐々木の事務所でバイトをさせてもらっていました。
その後大学院在学中にパリのラ・ヴィレット建築大学に留学していましたが、コロナの影響で予定より早く帰国することとなり、半期ほど余ってしまった期間にほとんど入社という形でaxonometricに参画することになりました。
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自分でプロジェクトを回してみたい
ーーなぜaxonometricに入社しようと思ったのでしょうか?
自分でプロジェクトを回してみたいという気持ちが大きかったため、大きい組織設計事務所よりも若手アトリエで経験を積んでみたいと思っていました。
実際、入ってみると自分でプロジェクトを進行していくことはもちろん、建築にかかるコストやリソースの管理なども任せてもらえているので経営的な感覚が身につく側面もあるなと実感しています。
ものづくりをしながらコミュニティを広げ、自分の価値観も広がる
ーー仕事のやりがいや楽しさを感じる瞬間はいつですか?
入社した理由にも近いですが、自分でプロジェクトを回している実感がやりがいに直結しています。プロジェクトを回すためにはプレゼンテーションをその時々で行うことが多いですが、社外向けだけでなく社内でのプレゼンテーションが上手く行った時にも喜びを感じますね。
また、建築はたくさんの人と関わりながら作られるものなので、ものづくりをしながらコミュニティを広げることが日々自分の価値観を広げることにもつながっているなと感じます。関係者が多くて苦労することは多々ありますが、新しい価値観を得られることもこの仕事のやりがいの一つだと思います。
いま、スタッフが少しずつ増えており会社の成長を目の当たりにしています。私は初期スタッフの1人だったため、会社が大きくなり成長していくスピードを目の当たりにできていることも若手アトリエならではで、とても面白いと感じています。
わからないことは「誰に聞けばいいのか」を考えて問題解決
ーー今までどんな苦労があり、それをどのように乗り越えて来たのでしょうか?
私は法人化していないタイミングで事務所に入社させてもらったので、毎月もらえる収入が不安定で金銭・生活面での苦労がありました。
ただ、スタッフが自分ともう1人しかいなかった分「私がやらないと」という気持ちがとても強く、責任感やプレッシャーに背中を押されて何とか乗り越えてここまで来られたように思います。当時は実績も経験もなく、何が何でもしがみつく気持ちでした。とにかく右も左もわからない中で、わからないことは「誰に聞けばいいのか」を考えて問題解決に努めました。
夜ご飯を食べながら家族ととにかく話すこと
ーーハードな毎日の中で、ストレス発散方法を教えてください。
地元の広島に定期的に帰って、夜ご飯を食べながら家族ととにかく話すことです。我が家は夜ご飯をとても大事にしていて、妹と二人でおかずを何品も作ったり晩酌のためのお酒を選んだりして、準備を万端に整えて家族みんなで楽しく過ごします。
夜ご飯はいつも3時間くらいとっていて、まるで居酒屋で過ごすような感覚です。家族でスポーツ観戦をしながらご飯を食べることも。スポーツ観戦もストレス発散の一つですね。
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自分一人の時間を取って生活を整える
ーー休みの時は何をして過ごしていますか?
週末は必ず一人の時間をとるようにしています。飲みに行ったりするとかえって疲れてしまうこともあるので、料理をしたり、小説を読んだりお風呂につかりながら映画を見たり…とにかく自分一人の時間を取って生活を整えるようにしています。
休日でも朝は早く起きるようにしていて、午前中に家事などの雑務を終わらせて午後ゆっくり好きなことをするようにしています。時々、友人や家族に電話をしておしゃべりを楽しむこともあります。
リノベーションと都市の関係についての研究
ーー学生時代は何を専攻していましたか?
研究室は都市計画・意匠設計を主とするところでした。研究室は放任主義だったので、私はリノベーションと都市の関係についての研究をしていました。卒業設計では幼いころからゆかりのある広島の基町アパートのリノベーションの提案をし、ワークショップでアパートの住民からの声を拾い上げながら設計に生かしていきました。
大学院在学中に留学したパリでも、リノベーションと都市の関係について勉強をしました。
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たくさんの本に触れる経験
ーー学生時代にやっていて、仕事に活かせていることはありますか?
戦後の日本建築史を主に勉強していたので、未だにそれが活きているなと感じます。
また、中学生のころから建築に興味があり、親がたくさんの建築本を買ってくれていました。当時はフランス語なんて読めませんでしたが、フランス語しか書いていない2万円もするコルビュジエの図集を買ってもらったことも覚えています。そういったたくさんの本に触れる経験も間違いなく今の財産になっていると感じます。
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