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Design Based View:デザイン戦略フレームワーク

*別プラットフォームで運営していた過去の留学記を移行したものです(留学期間:2016-2018)

Strategic Management & Design

戦略マネジメントの授業では、MBA王道のマイケルポーターのFive ForcesとResource based view(内部資源論RBV)を学び、そのどちらかもしくはその他の既に存在するフレームワークOR Design Based Viewデザイン経営的フレームワークをグラフィックで表現する課題がありました。戦略マネジメントでは、この課題の他にも企業を選びその企業の戦略を分析しビデオに収めるというプロジェクトもあり。DMBAらしいアプローチだなぁと感じました。会計やファイナンスでもビデオなどのクリエイティブ表現が課されます。

ポーターの理論RBVも70-80年代に提唱されたものです。競合やマーケットを起点に分析するポーター理論も、会社内部の資源をもとに競争力を査定するようなRBVも、時代関係無く使う事ができるフレームワークではあるのですが、DMBAの環境に入り込んで2年が経ち、今の時代に合ってないのではと考えるようになりました。なので、私はDBVを図解するアプローチを取りました。

私の加えたかったポイントは
①顧客&社会視点
②時間軸


の2点です。特に変化の時代と呼ばれる現代の経営環境に対応するためには、自社起点での戦略論では間に合わないと感じます。環境を作っていくのは一般市民。消費者をどれだけ知っていて、インサイトをビジネスに素早く落とす体制作りが勝負を分けると思います。そこの仕組みさえできていれば横展開できるし、まさに現在のBIG 4が実践しているモデルでもある。シリコンバレーのBtoCスタートアップが元気なのも納得がいくかと。

時間軸もとても重要で、スピードと常に先を見る事が求められる世の中になってきていると思う。既存の産業構造の理解+10年先20年先のビジョンを持つ事。この頃ソフトバンクの孫社長のインタビューをまとめて見ているのだけれど、彼のような経営者が時代にとても合っていると感じる。特に今の自動車業界は先のビジョンを持たないと現在の戦略へと落とせないんじゃないかな。

私の作成したイメージ画像がこちらです↓

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賛否両論あるとは思いますが、DMBAでの2年を経た今の私の視点です。

クラスメイトの作品は、どれもその人の想いが感じられるものだったけれど、中でもMFAとMBAのダブルメジャーのクラスメイトのものがとても端的にまとまっていたので掲載の許可をもらって下記に載せます。彼はFive Forces & RBVを1つのビジュアルで表現する事に挑戦していて、ビジュアルのセンスが情報を整理するのを助けてくれる素敵な作品だと思いました。デザインの力ってやっぱりすごい!

Credit to: Emil Alex

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