S4 ベンチャースタジオピッチ+卒業展示会
*別プラットフォームで運営していた過去の留学記を移行したものです(留学期間:2016-2018)
先週、無事にDMBAプログラムを卒業する事ができました!
この1か月はとにかく卒業プロジェクトに時間を費やしていたので、まずはベンチャースタジオ(卒業プロジェクトのクラス名)について書きたいと思います。DMBAの集大成のプロジェクトで、チームごとに
・ビジネスのアイデア出し
・ユーザーリサーチ
・ペルソナ・ジャーニー
・サービス設計
・売り上げ予測
・マーケティング
・COCA/LTV分析
・オペレーションプラン
・ファイナンス
と全て網羅したビジネスプランを作るというものです。5か月でスタートアップを立ち上げるイメージ。最終授業では、業界関係者を招待し各チーム5分間のピッチ+フィードバックセッション。更に卒業式前に開催される卒業展示会でのブース展示で締めくくるという盛りだくさん。
ピッチの様子
ビジネスプランの完成版はこちら - Suitier Business Plan
チームを決めるのにひと騒動あったり(こちらを参照)、講師への抗議があったりと、DMBAのメインのプロジェクトなので、学生の気合いもかなり入っていました。講師は現場で活躍する方々で、今回この授業を受け持つのが初めてでした。確かに他の授業では明確にされている期待値やガイダンス、そしてフィードバックも一貫性がかけていたりしていたのは私も感じていたけれど、ここで団結して立ち上がって抗議にまで持っていくのは米国の学生らしいなぁと思った。プロトタイプを経てアウトプットを磨いていくのは、DMBA/デザインプロセスの核心でもあるから、抗議によって来年以降のクラス運営がより良くなると良いね。
卒業展示会は、ビジネスを8ftX8ftの区画で表現するというもの。昨年見に行った時は学校を会場にしていたのだけれど、今年は学校の近くのギャラリーを借りて行いました。全体のブランディングで統一感を出すために黒の枠木を使うように決まっていて、あとは金槌片手にチームごとに組み立てます。展示会総指揮も学生の代表で、ブランディングはDMBA&MFAのダブルメジャーの子が担当。今年はデザインプロセスでよく使われる「HOW MIGHT WE」という問いかけをタグラインに使いました。
会場の様子
ブース準備の様子
卒業式前日まで、展示会でバタバタだったけれど、色々な思い出ができたし
最後の1週間は寝ても覚めてもビジネスプランに取り組むという感じで、模擬スタートアップ体験ができたのかなーと思います。たくさんの時間を過ごしたチーム。一人一人の個性がすごくよく分かったし、色々揉め事もあったけれど全力でぶつかってきた5か月でした。
チームメート、本当にありがとう!
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