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デザイン関係の職種多すぎ...@米国

*別アカウントで運営していた記事を移行したものです(2018年)

DMBAを卒業し、就職活動を始めたばかりの頃。デザイン関係の職種が多すぎて混乱した。というか、まだ現在進行形か。。

米国のデザイン系募集要項でよく見る肩書き

米国では基本的に肩書きに対して応募することになるのだが、(まぁどこでもそうか)私の目指すデザイン&ビジネスの領域で見かける肩書きは、ざっと書き出しただけでもこんなに多い。

・Business designer
・Service designer
・Design strategist
・Insight strategist
・Strategic designer
・Innovation strategist
・Program manager
・Product manager
・Product owner
・Business analyst
・Product designer
・UX researcher
・UX strategist
・UX designer
・UX/UI designer
・UX engineer 
・Interaction designer
・Graphic designer/Creative designer

もちろん、ビジネスとデザインの両分野に跨っているからというのもある。けれど、よく募集要項を読んでみると、肩書きと仕事内容が若干ずれていたり、UX Designerの募集なのに内容はがっつりフロントエンドデザイナーだったりするので、肩書きだけでは判断つかないものが多い。

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Slide credit: Justin Rheinfrank & Elizabeth Glenewinkel 


上の図は、DMBAエクスペリエンススタジオのクラスで使われたもので、なーるほどと思った。私のリストも、図の右から左に並べてみたつもりである。実際この下にいくつもの職種が紐づいていて、それはどんどん増えているように感じてる。要はこの分野のニーズが高いから、より高い専門性を求められてきているんだと思う。ちなみに、DMBAの卒業生は上記のリストに加えマーケティング関係やベンチャーキャピタル、企業やソーシャルベンチャーに進む人が多いみたい。

例えばUXの領域で、UX/UIが切り離される事はあっても、リサーチャー職ができたのはここ数年のことだと感じてる。実際数社の採用担当者も、「この頃リサーチャーを採用始めたんだ」と言っていた。また、UX DesignerをProduct Designer職に移行している企業もあるみたい。募集要項を読む限り、Product Designerは画面設計から少し離れ、よりプロダクト単位でのカスタマーエクスペリエンスを担う役割のように思う。私の感覚なので間違っている可能性は高いけれど、。

少し前に、前の職場のUX分野の先輩ともUX界隈の職種について話をする機会があった。日本でも、一口にUX Designerと言ってもビジュアル関係が得意な人もいれば、ロジックを得意とする人もいるというような課題が見えているらしい。ところで、日本でよく見る「サービスデザイナー」は、米国では一部の企業を除いては使われていない。私は、こちらではプロダクトチーム自体がサービスデザイナーのような動きをするから?と見ているが、もしかしたらこれもまた見当外れな解釈かもしれない..。

職種の切り方や決め方には、各企業のデザイン組織だったりデザインに対する想いが現れている気がするし、業界のトレンドを知るのにも一役買うのでは!

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