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社内アイデアピッチに応募してみた@米国

大学院、DMBAではアイデアを形にするプロセスを常に回していたのですが、卒業からもうすぐ3年になるとその感覚も鈍ってきたような。

と、思っていた所に職場の新規事業インキュベーションプログラムの案内が。社内ベンチャー的な本気のプログラムと、四半期でMVPを作るアイデアインキュベーションプログラムがあり、私は後者に応募してみました。

プロセス

まずは400文字(英文)くらいでアイデアを応募し、(倍率はすごく低いものの)そこからファイナルラウンドに選ばれたので、今週プログラムVPへのプレゼンをしました。久しぶりのアイデアプレゼンでした🙌。採択されれば、次の四半期で開発チームが組まれMVPを作る事になります。

応募のきっかけ

アイデア自体は詳しく書けませんが、私のアイデアは業務効率化ツールです。業務で、これ非効率だなーと思っていた事からふと思いついたアイデアをチームメートに話した事がきっかけになりました。

誰もが仕事のプロセスに疑問を持つ事はあるように思います。その中で、ソフトウエアや社内のエキスパートなどの関与で改善できる事もあるのでは。アイデアは思いついても、日々の業務に忙殺され、声高に叫ぶのも難しいのが現状ではないでしょうか。

私も、このプログラムがなければ、チームメートと話ていたアイデアというだけで、3人くらいの胸の内に秘められたままだったと思います。アイデアをアウトプットする機会に感謝しています。

チームメートの協力

私はデザイナーなので、応募時点では実現可能性について「できるはずだと思います」くらいしか書けていませんでした。ファイナルプレゼンを準備するにあたり、審査項目の一つである実現可能性についてどう展開するかが課題でした。

忙しいから無理と言われるのを覚悟で。。同じプロダクトチームのエンジニアメンバーに事情を話し助けを求めました。幸運なことに協力を得られ、彼の協力のもと1つの案としてシステム図を起こし、実現しそうな感じがすごく高まりました!ものの15分。エンジニア凄い😲

プレゼンでもQ&Aのサポートを得られ、感謝しか無いです。このプロセスを通じ、信頼関係も深まった気がしています。

応募してみて感じたこと

私のアイデアは業務効率化ですが、小さなアイデアから実際にお客さんに売る事ができる新しいプロダクトにつながる事も十分あり得るのではと感じました。

社内ベンチャーのピッチと違い、全メンバーを集める必要も無いし、期間が決まっているので現職に穴を空けず関与することができます。この手軽さがとても良いなーと思いました。会社としても、開発メンバーを組織すのみなので、エンジニアリング組織の場合特に新しい投資の必要がありません。私は自社プロダクトチームにいるので、常にそのプロダクトの事を考えているのですが、この機会のおかげで少しリフレッシュもできました😆

ファイナルの結果がどうなるか分かりませんが、共同応募者と協力してくれたチームメートとの信頼も深まったし、アイデアをピッチという形で残せたのはとても良い経験になりました。

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結果は?

結局別のアイデアが採択され、私のアイデアは日の目を見ませんでした。敗因は、私のアイデアがかなり依存している社内ツールの変更話が出ている事(全くコミュニケーションされていなく、チームメートもびっくり)と私のプレゼン能力だと思います。

社内のツール調達は私にはどうにもできないので、反省すべきはプレゼンの相手を深く調べなかった事です。テクニカルなバックグラウンドのVPが多く、私の説明ではいまいちやりたい事を理解されなかったです。途中でプレゼンに助っ人としてきてくれたエンジニアメンバーが的を得た説明をしてくれ、すごく助けになったものの、その調子で最初から説明できていれば、ツール変更があるとしてもやる意義はある事なので、別の道が開けていたかもしれません😅

また機会があったら応募してみたいと思います!




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