塾開業で1番大事なこと=早期単月黒字化【大学受験塾開業#1】
こんにちは!
塾開業のサポートやFC展開をしているアクシビジョンの朝倉です。
今日から、塾開業についてシリーズ的に書いていきたいと思います。私は船井総研のコンサルタント時代から塾開業や立ち上げを多く関わってきました。今は、弊社ブランドのアクシブアカデミーに加盟いただいたり、弊社で開発している受験コンパスを使って、大学受験予備校を立ち上げていただいたりなどをサポートしています。
その経験を踏まえて、大学受験予備校を立ち上げるために何をしなければならないかを細かく、シリーズに分けて解説していければなと思います。
おそらくですが、50とか100ぐらいのシリーズになるのかと思っています。3ヶ月〜半年ぐらいかけて伝えていければなと思っています。
ということで、今回は「塾開業で1番大切なこと」というテーマで書きたいと思います。
この記事を読んでいただければ、塾開業の失敗率が劇的に下がるかと思いますので、ぜひ最後までお読みください。
塾開業での失敗とは
まずは、1番大切なことの前に塾開業する際に失敗とは何かという話からしたいと思います。
塾開業したいという方はサラリーマンから独立してやりたい!と考える人が多いと思います。
そのような方は資本力がなく、ノウハウもないというケースで、やりたいという想いはめちゃめちゃあるという方が多いなと思っています。
そんな方々に待ち受ける失敗とはたった一言
破産・倒産
になります。
正直、生きていける十分な利益さえ出ていれば問題ないと考える方も多いかと思いますが、やはり独立・開業するということは破産・倒産ということは想定しなければいけません。
ですので、塾開業するために一番大切なことは「早期で単月黒字化」すること。でいれば、単月で自身が生活するために必要な利益を確保できるようになることが何よりも大切です。
まずは何よりも、早期で単月黒字化することを考えて最初の一歩を踏み出してもらいたいと思います。
早期単月黒字化するために必要なこと
それでは、早期で単月黒字化するために必要なことはなんでしょうか?
固定費を徹底的に下げる
単月黒字の的と言えば固定費です。特に、家賃になります。最初開業しようと思う時は生徒がたくさんくるイメージを持ってしまい、どうしても良い物件、広い物件にしてしまいがちです。
もちろん、広くて視認性も高く、綺麗なテナントの方がいいですが、まだ、生徒指導をしたことがないという教室長がいきなりそこまで良い店舗というのは不要です。
それよりも、家賃が低い、20坪程度の物件で、まずは生徒指導を10人ぐらいまでやってみるというのが大事です。
広くて良い物件は初期投資も高いですので、難易度が上がります。できれば、手元資金は常に余裕がある状態が良いので、自己資金などがある程度残る物件選びが大切です。
まずは固定費の大きな部分である、家賃を下げて初期投資も下げて進めていきましょう。
変動費もできる限り下げる
学習塾における変動費は「人件費」です。私がおすすめしているのは、最初はオーナー自らが授業も行い、できる限り人件費を少なくして運用をしてもらうことです。
最近では、自立型と呼ばれる映像教材のようなもので教えて、教室長は管理するだけというモデルも増えてきています。
私がおすすめしているモデルとしては、大学受験専門の管理・コーチングを強みとした個別指導塾ですので、それに関しては学生講師は多少必要です。しかし、最初はオーナー自ら、コーチングの部分は担って、各科目を教えるということだけを学生講師に実施させるというのがおすすめです。
この辺りは今後より細かく記事にしていければと思いますが、変動費である人件費も単月黒字化するまではできる限り削減する方向で進めてもらえればと思います。
まとめ
学習塾は「家賃」「人件費」「広告宣伝費」の3大経費を意識していければある程度経営もしやすいビジネスモデルです。ですので、家賃・人件費をどれだけ抑えられるかが単月黒字化には非常に重要です。
何よりも、破産・倒産しないためにはできる限り早く単月黒字化できるようにビジネスモデルを組んでほしいなと思います。
例えば、明光義塾さんのような中学生がメインの1:2~3のような個別指導塾では、大体40人〜50人ぐらいが単月黒字化のラインと言われています。
大学受験専門の個別予備校であれば、単価も高く、10人前後で単月黒字化をできるということもあります。
この辺り、どこにターゲットを置き、どんなビジネスモデルで行くのかなど、どの形を選ぶかで大きく変化していきます。
そのあたりも今後書いていければなと思いますので、今後もこのnoteをお楽しみにしてください!
それでは、次回もお楽しみに〜!
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