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受験校戦略とはどの大学の合格率を最大化するかの戦略である
こんにちは!
アクシビジョンの朝倉です。
12月となり、国公立や私立大学の受験校を決める時期になっています。
私も現場で生徒を見ながら、受験校選定を行なっています。
アクシブアカデミーでは生徒・保護者の要望と現状の学力を総合的に考えて生徒の受験校を決める「受験期サポート」というサービスを実施しています。
多くの塾・予備校は受験校の選定に関しては生徒の相談を乗るという受け身の受験校選定をしているかと思いますが、アクシブアカデミーは生徒のことを第一に考えて、受験校を提案するという考え方をしています。
受験校を決めるために時間をしっかり使うため、その分の費用はもらっていますが、他塾より受験校選定を高いレベルでやっている自負があります。
アクシブでは受験校を選定する際にどのようなことを考えているのかを紹介したいと思います。
受験校戦略=合格率を最大化する大学を決めること
受験校なんか受けたいところを受ければいいじゃないかと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、大学受験はそんなに単純なことではありません。
国公立と私立で大きく分けても共通テストが必要か否かなどの違いもありますし、大学や受験日程ごとに科目数も配点も全然違います。
さらに、大学や学部ごとにも問題傾向も違っていて、好きな大学・学部を好きなように受けると対策がうまくいかなくなり、模試の判定とは違う結果が出てしまいます。
この受験校をどうするかというのは、10月ごろからの勉強計画が全く変わるという感じになっていきますので、非常に重要になっており、どの大学の合格率を高めるかを考えて、これからの学習の内容を決めるということが大切なのです。
国公立大学を第一志望にしている生徒がMARCH・関関同立などを第二志望にする場合は
国公立大学に合格するために共通テストの点数を少しでも上げるために、その対策を実施していきますが、科目数が多い国公立は私立大学には不要の科目の勉強をしなければなりません。また、共通テストと私立大学の問題は全くことなりますので、共通テストの勉強をしていば私立大学の得点率を効率よく上げることはできません。
つまり、国公立大学の対策することは、私立大学の合格率を下げてしまうのです。
逆に、私立大学の合格率を高めようとすると共通テストの点数が下がるとなります。
※マリオカートのキャラクター、フレーム、タイヤ、グライダーのどれを選んでどの能力を高めるのかに似ている気がしています。
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時間が有限な大学受験では、どちらもしっかり対策していくということはできませんので、どっちをメインにして学習を進めていくかを考えていくことは非常に大切になってきます。
こっちを上げれば、こっちが下がるみたいな形のトレードオフになりますので、ここの選択を間違えないことがアクシブのコーチには重要な能力になると思っています。
もちろん、どっちかだけではなくこちらを上げながら、もう一つは下げにくい形にするというのは大事なのですが、しっかりパラメーターみたいに意識することが大事です。
この受験校戦略は科目の勉強方法の前に絶対意識することが大切で、これをしないと合格率は絶対下がると断言できます。
大学受験をサポートするにはこの考え方は必須ですので、ぜひ塾・予備校の皆様は意識してもらえればと思います。
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