北九州生活7日目:自然の摂理
2021年6月5日(土)
夫もお休みなので、数日前にSNSで見つけた星野村に連れて行ってもらいました。
※私が星野村にいってみたいと思ったきっかけの
webサイトです。
星野村のある八女市は、お茶でとても有名なのだとか。お茶を楽しめる文化館と、天体観測のできる星の文化館もあるという。たのしみ。
下道をゆく2時間ちょっとのドライブ。
添田町の英彦山、めんべいの工場、窯がたくさんの小石原‥窓からの眺めがたのしかった。
ずっと川沿いを走っていたと思う(方向音痴)のだけど、南に行くにつれて川沿いの小さな里や村のそばを、数キロにわたって河川工事が行われていた。
土を運ぶダンプトラックが何台も行き交っていた。看板には「災害復旧工事」と読めた。数年前の大雨のときのだろうか。
ここ最近の大雨は容赦ないくらいに振る。今年の夏は災害級に降らないでほしいと思う。こういうことには、税金は惜しみなく使われてほしいとも思った。
筑後川にたどり着いて、夫が思い出した合唱曲筑後川(知らない)をyoutubeで流しながらさらに南へ行くと、ぽつぽつと石積みの棚田が見えてくる。星野村に近づいている感じ。
小さなお茶畑も見えてくる。道の途中に、写真で見たあの美しい広内・上原地区の棚田が広がっていた。
お茶の文化館でお昼を食べて、
平和公園で、静かに灯っている広島の原爆の火を見たり、星の文化館で、はやぶさ2の1/2模型を見たり、プラネタリウムで宇宙の番組を見たり、九州最大級のかっこいい望遠鏡を見たり。楽しかった!
お土産に星野村の新茶を買いました。
行きたかったカフェが休業していたのがちょっと心残り。
とてもすてきなところだった!
帰り道は、英彦山を回っていくルートに。いろは坂みたいなくねくね山道をぬけて‥山間に湖のようなものが見えて‥ダムだ!
車のナビが、道なき道を走っている。というか、水の中を走っていることになっている。道が沈んでしまったんだ‥。こわいけどなんかちょっとわくわくするような。
新しい道を走っていくと、大きなダムが見えてきました。ダムの上も走ってみました。誰もいなくてちょっとこわい‥。伊良原ダムという3年前にできたばかりのダムでした。
そういえば、真新しい神社やとても綺麗な校舎の小学校を見かけた。沈む前に移転させたのかな‥などと勝手に想像をふくらませました。
それからの山道でも、小さな真新しい砂防ダムなどをいくつか見かけました。
行きの道で、氾濫した河川のことを考えたりもしたので、治水のことを考える人はすごい・・とぼわっと感服するなど‥。
星や宇宙のこともそうだけど、自然の摂理を探究することも、圧倒的に敵わない自然のなかでお茶やくだものや、お米や、農産物をつくったりすることも、ダムとか生活を守るための技術を磨いてゆくことも、畏ろしいけどすてきな仕事だと思った。世の中にはほんとうにいろんな仕事がある。
今日1日でいろんなものを見た。とてもおもしろかった。