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回りくどい強調を調教
ミュージカル’Annie’をご存知か?
ハロルド・グレイの新聞連載漫画『小さな孤児アニー(Little Orphan Annie)』を原作として製作されたブロードウェイ・ミュージカルで、アメリカ国内では毎年700回〜900回の公演、日本でも30年以上公演されている超大ヒット作だ。
ちなみに私は知らない。
見たこともない。
まぁいつか機会があったら見るべ。
サントラの中に好きな曲がある。
そのタイトルはなんと。
You're Never Fully Dressed Without a Smile.
私は英語に明るくない方だが、
とにかく長く、表現が回りくどいことはたやすく理解できる。
最初に聞いたときはなんか変な違和感で眉を細めた。
You'reはyou areの省略だ。当たり前だ。
Neverはなんだ。決してか。Notの強調系らしい。
Fully?Fuluではない。完全にという意味だ。ネットで映画は見られない。
Dressed。どうした。いきなり過去形か。と思ったら受動態だ。
1個1個は飽きたので次に行く。
つまり
あんたは、笑顔なしじゃ、完璧に着飾れないよ。
ということだ。
素敵じゃねーか。
笑顔が最強の武器だ。
しかしなんだ。
You're fully dressed with smileでも良いと思うし、
ここは潔く、Smile is most importantでも良いと思うのだが。
NeverとWithoutが入ったことで相当回りくどくなった。
ここで今まさに正義の味方Jillさんが登場。
You're Never Fully Dressed Without a Smile.の方がよりEmotionalなんだそうだ。
歌詞の一節を見てみる。
Your clothes may be Chanel, Gucci
Your shoes crocodile
But baby you're never fully dressed without a smile
あんたの服は多分シャネル・グッチ
シューズはクロコダイルだけど
ねえあんた、笑顔なしじゃ完璧なオシャレとは言えないわよゴルァ。
歌詞の前後をみるとなんとなく、なーんとなく回りくどい歌詞にした意味がわかるような気もしなくない。
二重否定という表現方法があるが、似ているような似ていないような。
ただ、回りくどくしたことで伝わってくるメッセージが強くなる気はする。
Jillさんのいう、いーもーしょなるな感じはちょっとまだわからない。
英語のワビサビのような感覚を感じた。
英語にワビサビなんてないのかもしれないが。
そしてふと、Jillさんはワザビを食べられるのか気になった。
なんとかして調教につなげたかったが、無理そうなので動画を貼って終わりにする。