【シティ優勝】新環境対応ロスギラ構築解説・シティリーグでの戦い【全文無料】
はじめまして!タナトス(@axer3104)と申します。
まず初めに、このnoteを読んで頂きありがとうございます。
このnoteでは、10/29のシティリーグにて優勝することができたロスギラについて解説したいと思います。
全文無料ですので、お時間があるときに読んでいただければ幸いです。
◆新環境について
まずシティリーグに挑むにあたり、新弾発売直後ということで、10/27、28はジムバ・トレリ・自主大会に参加して、実際に新環境のデッキを体感してみました。それとシティリーグでの優勝レシピを見てだした結論は
・サナ、ルギアの減少
・ツキ、ブジン系が多い
・カイナが想定より活躍しない
・デヴォリューションを入れたデッキが一定数いる
・ロスギラ、悪リザ、パオ、ミュウが安定して上位に上がっている
・カウンターキャッチャー雪道ツツジが強すぎる
以上の点でした。
これを基に、今回のデッキを選びました。
◆ロスギラを選んだ理由
実はシティリーグ前夜までは、パオカイナか悪リザカイナでいこうと思っていました。けれど実際対戦してみると自分が想定してたより勝てませんでした。原因は前述しましたが
・カイナが想定より活躍しない。
・デヴォリューションが一定数いる。
この2点につきました。
まずカイナのおかげで勝てる場面が少なすぎて、カイナを入れる必要性を感じませんでした。それどころか邪魔になることも…
じゃあカイナを抜いて従来のパオや悪リザでいいやとも思いましたが、大会で思ったよりデヴォリューションを入れているデッキとあたった為、1回でも負けると予選敗退する可能性があるシティリーグでは使えないと思い断念しました。
そして改めて環境を考えたとき、
・サナ、ルギアが減少している
これがロスギラを選んだ最大の理由です。ロスギラを使用していると、ルギアが圧倒的不利、サナが微不利、他が微有利以上と思っていたので、ルギアが少ない今ならロスギラで勝てる!と自信がありました。
・ツキ、ブジンがとにかく多い
これについてはそこまで脅威に感じていませんでした。実際、今回のシティリーグでもあたりました。ロストブジンはこちらが先にロストを貯め、終始押しきりました。ウーラブジンにはヨガループを2回打たれましたが、ギラティナのみを盤面に残し、連ウーをスターレクイエムで倒すことで、相手はギラティナをワンパンすることができなくなり逆転しました。ツキもルギアに比べれば戦いやすいです。
・カウンターキャッチャー雪道ツツジが強すぎる
もともと雪道ツツジのおかげでまくり性能が高かったのが、カウンターキャッチャーにより更に強力になりました。これにより、どの対面でも戦いやすくなりました。
以上のことよりロスギラを選び、新環境シティリーグ用に調整しました。
◆ロスギラ構築について
まず今回の構築はこちらになります。
今回は安定感重視で構築しました。
その中で採用・不採用カードを説明していきます。
ロスギラはどのデッキでもほとんどのカードが同じなため、そこは割愛します。
●採用カード
・ウッウ2枚、ヤミラミ1枚
ここの枚数はどちらを2枚にするかで別れると思います。私が重要視したのは、ツキ、ミュウ、パオ対面です。ツキ、ミュウに対しては先にダメージを与えておくことで、ツキには狂いえぐるを打てなくする、ミュウにはロストインパクトで倒せるようにしておく。パオはセビエをとる等を見たときに、終盤のヤミラミより序盤のウッウのほうが必要だったからです。
・ヒスイのヘビーボール
こちらは初手の種切れ&終盤のヤミラミサイド落ちを防ぐためですね。1敗したらオポ落ちで予選敗退する可能性もあるので、安定第一で入れました。
・ポケギア3.0
こちらも初手アクロマを安定させるためと、終盤のツツジを引くために採用しました。今の環境だとほんとに雪道ツツジが強いので。
・カウンターキャッチャー(New)
強い!ロスギラには絶対に必要なカードです!
こちらは最後まで2枚にするか悩みましたが、他に削るところがなかった為しぶしぶ1枚にしました。
今回のシティリーグでも活躍しましたが、カウンターキャッチャー雪道ツツジ(ナンジャモ)がほんとに強いので必ず1枚は入れます。
・ジェットエネルギー4枚(カート2枚、あなぬけ2枚)
個人的にジェットは4枚ほしいです。特にミライドン相手だと全力でロストをためて、ロストインパクト2回+スターレクイエムで勝ちたいので、一枚でもエネルギーが欲しいです。あとシンプルにジェット手張りからのアビスシークが強いです。入れ替え札は好みになりますが、目安としては合計7〜9枚で調整すればいいと思います。
・雪道3枚
レイジングサーフ環境では1枚ロストシティにしていましたが、サナが少なくなった環境では雪道ツツジがぶっ刺さるので3枚にしました。実際雪道が効かないのはツキとロスト系ぐらいです。
●不採用カード
・ジラーチ
今の環境だと不要だと思います。もともと私がロスギラにジラーチを採用していた理由は、サナのクレセリア対策でした。新環境でジラーチを入れる理由ですが、ヨガループを防ぐぐらいで、こちらもバトル場のポケモンを狙われると意味がないです。
・マナフィ
こちらも新環境では、月光手裏剣を防ぐしか役目がないです。使うのはパオかロスギラぐらいですし、キュワワーを2枚取りされてもカウンターキャッチャーがあるのでそこまで痛手ではないです。ギラティナを取られるよりマシです。
・ロストスイーパー
これはロストを貯めるため+VIPパスを捨てるためにあっても良かったですが、枠がなかったのでしぶしぶ諦めました。それに道具やスタジアムをどうしても壊したい場面がありませんでした。
・おはらいグローブ
おはらいグローブはミュウVmaxをロストインパクト、ミュウexをひきさく、クレセリア・アルカナシャインのサナをおとぼけで倒すのが目的です。サナが減ったので優先度が下がり抜きました。
・こだわりベルト
こちらも新環境ではexがメインになっているので抜いています。
◆ロスギラの強み・弱み
●強み
・安定感
ロスギラの強みはなんといっても、どの対面でも安定して戦える点です。明確な不利もルギアぐらいであり、それ以外には五分以上に戦えます。
・ギラティナ
主役!言うまでもなくシンプルに強いです。スターレクイエムでの強制気絶。280の高打点。アビスシークによるドロー&ロスト貯め。ひきさくによる160点。全てにおいて優秀で、どの盤面でも活躍します。
・ヤミラミ
こちらも言うまでもなく強いです。最後のフィニッシャーで使うことが多く、ツツジやキバナを打たれないよう、最後にサイドをまとめて取る動きが強いです!
・雪道ツツジ(ナンジャモ)
ロスギラの本当の脅威。
盤面が整っていないとデッキによっては、これだけで積みます!
けれどだいたいの相手はこれを想定してアタッカーを2体以上並べて、ドローできなくても勝てるように準備してきます。今まではこれにより逆転できないときもありました。
そう、今までは!
・カウンターキャッチャー雪道ツツジ(ナンジャモ)+ロストマイン
犯罪です。使っている張本人が言いますが、犯罪です。
相手はドローに全てをかけなければなりません。逃げられないポケモンを前に呼び、ベンチをひたすらロストマイン。これでwin。
●弱み
・ルギア
もう明確な不利対面です。2ターン目にアーケオスが2体並ばないようお祈りです。ロストインパクトを耐えるVガードルギア、ロストインパクトでしかワンパンできない+ロストマインがきかない唐揚げカビゴン、雪道で止まらないアーケオスによるエネ加速、ロストインパクトや月光手裏剣をコピーしてうってくるミュウex。
ことごとくロスギラの強みを潰してくる相手なので厳しいです。
・プレイング
常に二者択一を選ばないといけないため、練度が必要です。決まった動きというより、その場その場の対応力が必要なため、最初はプレミすることが多くなると思います。またロストに共通していえるのが、慣れてないと時間切れになるので注意が必要です。
◆シティリーグを戦ってみて
雪道がぶっ刺さった!
まさにこの一言につきます。
各試合を振り返ってみると
・ロストブジン
ロストを先に貯めることができ、相手がブジンを出すより早く押し切ることができました。
・トドロクツキ
初手ウッウでトドロクツキにダメージを与えるのを目標に動き出し、目標通りに動けました。その後、相手がギラティナを倒すのに無理してくるいえぐるで相打ちしてくれて、そのまま押し切って勝ちました。
基本的にトドロクツキと対戦するときはウッウで序盤攻めます。ツキの下技でウッウを倒そうとするとスタジアムをトラッシュしなくちゃいけないので、その後が戦いやすくなります。
・ウーラブジン
まず、ウーラブジンは、ブジンで攻撃することがなく、連ウーかチャーレムで攻撃することになります。なのでこちらの目標としては、連ウーを真っ先に倒すことが目標になります。そうすると、相手はブジンとチャーレムだけになり、ギラティナを倒すことができなくなります。
最初の1ターンはお互いに事故り、バトル場にブジンとキュワワーがいるのみとなりました。正直終わったと思いましたwなんとか2ターン目も生き残り、こちら2ターン目でアビスシークを打てました。その後2回ヨガループをうたれましたが、ロスト10枚たまった状況でこちらの盤面がギラティナ3体のみになりました。こうなると想定していた通り、連ウーをスターレクイエムでとり、ギラティナを取られる前にロストインパクト2回で勝ちきりました。
・白ルギア
お祈りゲームでした。こちらが初手で雪道を貼ることができたので、2ターン程猶予ができ、なんとか勝てました。
・サーフゴーハッサム
前提として、ハッサムと対戦するときは極力特性持ちを3体以上並べないこと。2枚以下にしておくとギラティナVstarをハッサムでとろうとすると3回攻撃する必要になるからです。
それを踏まえて対戦しましたが、相手がなんとポケストップでサーフゴーを2枚落としてくれました。その後も相手が上手くエネルギーを引ききれなかったりして、そのまま押しきりました。
・パオジアン
目標としては相手にサイドを先行させて雪道をはり、カウンターキャッチャーを使って、セグレイブを落とすのを目標にしました。
けれどこの試合は、初手雪道ナンジャモをすることにより相手が動けなくなりそのまま勝ちました。
・ミュウ
一番の接戦でした。それとロスギラの強みが最大限発揮された試合でした。
ミュウはVmaxを2体倒すか、ゲノセクトを3体倒すプランで考えてました。相手先攻、こちら後攻。
後攻1T アビスシーク
先攻2T タブレット込みでギラティナV気絶
後攻2T おとぼけでVmaxにダメージ
先攻3T ダイミラクルでウッウ気絶
後攻3T 雪道ツツジをうつ
ロストインパクトでダメがのったVmax気絶
先攻4T ロストスイーパーで雪道割ったあと
封印石を使いタブレット2枚+ベルトで
ギラティナ気絶
後攻4T カウンターキャッチャーでゲノセクトを
前に出して雪道ナンジャモ
おとぼけでゲノセクトにダメージ
先攻5T 相手動けず終了
後攻5T ボスで別のゲノセクトを出しおとぼけ
先攻6T 相手動けず終了
後攻6T ロストマインでダメがのったゲノセクトに
気絶しないようダメカンを6個ずつ乗せる
先攻7T 動けず終了
後攻7T ロストマインでゲノセクトを2体気絶で勝ち
・サーフゴーハッサム
相手は1ターン目から盤面にたねポケモンを並べられましたが、こちらが初手雪道を貼ったことによりその後の展開ができなくなり、そのまま押しきりました。
そして、シティリーグ全勝優勝できました!
◆最後に
noteを読んでいただきありがとうございました!
今回初めてのnoteになりますので、拙い文章なところはご容赦くださいm(_ _)m
ロスギラはレギュが変わっても強いデッキになると思いますので、これから使う人にもオススメです。
このnoteを読んでくださった皆様の、デッキ構築の助けになれれば嬉しいです。
最後になりますが、読んでくださり本当にありがとうございました。
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