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ファンクラブ・EC分析のDX化~ZOHO Analytics~

●初めに

初めまして
AEMのChenと申します。
現在私はAEMでデータ分析、レポーティングなどの業務を担当しております。
その中で重宝しているのが「ZOHO Analytics」というBIツールです!社内の各システムで蓄積したデータをまとめ、要望に応じて豊富なグラフや表などの可視化にし、より深い分析をすることができます。

今回はその「ZOHO Analytics(以下「ZOHO」という)」について詳しく紹介させていただければと思います。

まず、自分が運用している際に感じたZOHOのメリットを先に申し上げます。

●私が感じたZOHOのメリット

① データを集計する時間の削減
今まで各システムからデータをダウンロードし、エクセルで数式を作って計算する作業がほとんどでしたが、ZOHOを導入すると、指定期間のデータがすぐ反映され、レポート作成時間が大幅に短縮できます。
<例>月次レポート:3時間→30分、予実管理表作成:6時間→1時間

② データ可視化
要望に応じて様々なチャート形式を表現できます。
<例>
・棒グラフ:売上高比較
・折れ線グラフ:売上や販売数などの推移
・円グラフ:性別、年齢や商品シェアの構成
・積み上げグラフ:売上、性別シェアの内訳
・散布図:2 つの観点でデータの相関
・バブルチャート:3 つの観点でデータを分析する
・マップ:地域別

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③リアルタイムで最新データ取得
前日までの受注数、会員入退会などのデータを即時に把握することができます。
<例>先週末にオープンしたショップでグッズがどれぐらい売れたかについて、週明けに作業をせずに販売状況が自動で生成されます。

➃外部ツールとの接続
SNS(Facebook,twitter)、Shopify、YouTubeなどのツールと連携することができ、データの組み合わせによって横断的に分析することが可能です。
<例>GAで取得した各商品のページビューに対してECシステム上で実際にいくつ売れたかがわかれば、コンバージョン率が算出できます。

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次に実際どの場面で活用できるかをご説明いたします。

●活用事例

➀ファンクラブ会員属性のレポート作成:
→ある日、取引先から下記のようなメールが届きました。
「今後施策、グッズ制作などいろいろ考えておりますが、今ファンクラブ会員の情報を知りたくて、都道府県、年齢比と性別比を教えていただけないでしょうか。可能であれば、わかりやすくまとめていただければ幸いです。」という依頼が来ました。
<イメージ図>

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③ EC販売状況レポート作成
→先週末にECショップをオープンしました。
昨日取引先から「今後週次レポートを提出してもらいたいですが、まず先週末の売上高と販売数を教えていただけないでしょうか。」という要望が来ました。
<イメージ図>

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●最後に

データ分析は近年企業経営やマーケティング戦略を練る際に判断基準として重要視されています。過去のデータに基づき、問題点や傾向が予測できれば、最善の手を打つことができます。ただ、データをどうやって集めるか、そしてどうやって活用できるのかがカギになります。そのため、BIツールを用いて蓄積したデータを可視化する必要があるのです。
ZOHOは日本に来てまだ間もないツールではありますが、使いやすく安価に導入できますので、宜しければぜひ一度使ってみてください!