寺子屋式アフィリ記事の書き方
※こちらのnoteは寺子屋メルマガで好評だったものを一部加筆、修正したものです。
こんにちは、アクセルです。
今回は「寺子屋式アフィリ記事の書き方」をご覧いただき、ありがとうございます。
このnoteはトレンドアフィリエイトとブログアフィリエイトの違いやブログアフィリエイトで記事を書く時の考え方やリサーチ方法などをまとめてます。
本編に入る前に私の方を知らない方のために簡単に自己紹介をしておきます。
HN:アクセル
昭和51年生まれ。現在46歳。妻1名、子供3名、犬二匹。
趣味は、仕事とエニアグラム診断とドラクエウォークです。
■ トレンドブログとアフィリエイトブログの違い
初心者の方に良く聞かれるのが「トレンドブログとアフィリエイトブログのどちらが良いか?」ということです。
トレンドブログ=クリック報酬型のブログ
ユーザーさんが広告をクリックするだけで報酬が発生する仕組みです。
クリックさえしてくれれば報酬が発生するので、初心者の方でも比較的、取り組みやすいと思います。
また、トレンドブログは、クリック数が多いほど報酬が多くなるブログです。
そのため、早くアクセスを稼げるように、上位表示がしやすいキーワードで狙うことが多いです。
トレンドブログの報酬の目安は、月30万アクセスで報酬は月5万円ほどです。
月に5万円を目標にした場合は、トレンドブログの場合は30万アクセスのブログを作る必要があります。
しかし、トレンドブログは早くアクセスを集めたいので、上位表示がしやすいキーワード(検索ボリュームが小さい)を狙うことが多いです。
例えば、検索ボリューム100のキーワードでページを作成すると、そのキーワードで1位をとったと仮定すると、100アクセスを集めることができます。
ということは、検索ボリューム100のキーワードのページが、3000ページなければ、30万アクセスを集めることができません。
3000ページとなると、途方もない作業量になります。
検索ボリュームが200のキーワードでページを作成すると、1500ページが必要です。
かなりの記事数が必要ですね。
アフィリエイトブログ=成果報酬型ブログ
アフィリエイトは、クリックされただけでは稼ぐ事はできません。
成果が発生して初めて、お金になります。
アフィリエイトブログには、大きく分けて3つの種類のキーワードがあります。
「ジャンルキーワード」「商標キーワード」「ランキングキーワード」の3つです。
報酬に繋がりやすいのは「商標キーワード」と「ランキングキーワード」です。
これらは、報酬には繋がりやすいのですが、ライバルが多く上位表示が難しいのが難点です。
しかし、これらのキーワードを組み合わせることで、「商標キーワード」や「ランキングキーワード」での上位表示がしやすくなります。
組み合わせるとは、いくつかのキーワードをグループで考えるということです。
商標ページを上位表示するのは難しいのですが、これを支えるページ(内部リンクページ)を複数作ることで、商標ページが上位表示しやすくなります。
アフィリエイトブログでは、このキーワードのグループをどのように作るのかが、報酬に繋がるかどうかのキーポイントとなります。
難しい商標ページやランキングページを支えるページ(ジャンルページ)のキーワードは、上位表示がしやすいキーワードを狙います。
このように、キーワードをグループで考えることができれば、必要になるページ数は少なくなります。
アフィリエイトブログは、報酬に繋がりやすいキーワードでの上位表示を狙うので、トレンドブログに比べると、アクセス数はそこまで必要ではありません。
少ないアクセス数で成約に繋がるキーワードを選んでいるからです。
アフィリエイトブログは、アクセス数=売上は完全にイコールになりません。
100アクセスで10000円の単価の商品が売れてしまうことも多々あります。
まずは、キーワードのグループで30記事ほどを目安に作業をすることをおすすめしています。
30記事あれば、1日100アクセスを稼ぐことも可能です。
アフィリエイトブログの作業目標は最初は30記事です。
どのくらいのアクセス数でどのくらいの報酬が発生するのかが分かれば、目標金額を達成するまでにどの程度の記事を足せばよいのかが分かります。
ASPアフィリエイトはアドセンスやトレンドブログと違い、クリックしただけでは報酬につながりません。
その時に一番大事にしているのが、「誰に向けて、どんな事を伝えるのか?」という事です。
どのユーザーに、どのようなアクションをしてほしいのか?を理解しないからユーザー目線の記事が書けないのです。
■ アフィリエイトの記事には大きくわけて3種類
・商標ページ
・悩み解決ページ
・比較ページ
例えば、この3つのどれなのか?を読み手が把握しているのかどうかが、実は、とても大事です。
読み手にストレスを与えない工夫の1つです。
当然、ストレスを与えない記事は離脱率が低く、成約率も高いです。
■ 検索ユーザーの行動パターン
段階1、悩みを認識する
・まだ検索はない事が多い。
「ダイエットが続かないな~。楽して痩せる方法はないかな??」
段階2、悩みの解決方法を探す
・漠然とした検索キーワードで探す。
・まだ自分に必要な商品やサービスは選別出来ていない。
例「ダイエット 簡単」「ダイエット ドリンク」「ダイエット 運動」など
段階3、商品やサービスの存在を知る
・漠然としたキーワードで検索しながら、商品やサービスの存在に気づく。
段階4、自分のニーズに合った商品やサービスを絞る
・具体的なキーワードで、ニーズに合った情報を探そうとする
例「置き換えダイエット 人気」「酵素ドリンク 効果 比較」など
段階5、商品やサービスの詳細を調べる
例「お嬢様酵素 口コミ」「酵素八十八千 体験談」など
■ 商標ぺージの役割(レビューページ)
商標ページでは、商品やサービスをニーズに合わせて自分で選ぶことのできたユーザーに向けて記事を書きます。
いわゆるセールスページです。
商標ページは、検索ユーザーの行動パターン5をターゲットにしているページです。
商標ページは、比較ページからの流入や「商品名+口コミ」などの検索で流入したユーザーがターゲットです。
つまり、具体的な商品名やサービス名を知っているユーザーが対象です。
商標ページでは、商品名やサービス名まで絞ったユーザーが対象なので、それ以外の商品やサービスの情報は入れないのが原則です。
LPでは、商品やサービスのメリットが列挙されていますが、ユーザーは自分のニーズに合った情報のみをピックアップする事が出来ません。
商品やサービスまでは絞れたのに、LPの中の情報を絞り込む事ができません。
「この商品・サービスが良さそうだけど、 本当に自分に合っているの?」
と、確認したいユーザーと言えます。
このようなユーザーには、LPの情報をさらに厳選して伝える必要があります。
つまり、LPで良い点が列挙されている部分をさらに厳選して伝えるという事です。
注意点は、リサーチを通して把握したユーザー像に合わせて厳選するという事です。
どんなに良い商品であっても、メリットが列挙された状態では、その商品のどこが、どんな風に良いのかがわかりにくいのです。
人に良さを伝えたい、記憶させたいなら「ポイントは3つ」に絞る事です。
良い点を10個も挙げても誰も覚えてくれません。
「たくさんの情報の中から、厳選して3つに絞ったよ!」
というメッセージが大切なのです。
■ 商標ページの注意点
1)商品・サービスのポイントを3つに絞る
2)ポイントはユーザーのペルソナに合わせる
・優先順位を意識する
3)LP の情報以外の部分には触れない
・ユーザーは LP の情報が全て。また、情報を厳選するためのページで、さらに情報量を増やす意味がない
4)商標ページはセールスのページであると意識する
・セールスレターであると意識する
5)ユーザーがアクションに困らない誘導をする
・登録してください。買ってください。
(具体的な方法を書く)
・いつ、どのようにすれば良いのかユーザーのアクションをわかりやすくする
■ 商標ページのまとめ
商標ページは、成約に結びつくユーザーが訪問するページです。
最も成約率が高いページと言えます。
セールスのページなので、商品やサービスの良さをアピールしましょう。
商品・サービスの情報以外は不要です。
アフィリリンクやテキストリンクはセールスを意識したフレーズを使いましょう!
■ 悩み解決ぺージの役割
悩み解決ページでは、検索ユーザーの行動パターンの段階2や段階3にあたります。
検索ユーザーの行動パターンの段階2の場合は、悩みの解決方法を探している段階です。
漠然とした検索キーワードで探します。
まだ、自分に必要な商品が選別できていません。
検索ユーザーの行動パターンの段階3の場合は、商品の存在を知る段階です。
漠然としたキーワードで検索しながら商品の存在に気付き始めています。
ちなみに商品の存在を知ったときに主に2つの行動パターンに分かれます。
・段階3にそのままとどまる
・段階4に進む
のどちらからです。
もちろん、検索ユーザーの段階3でも検索ユーザーの段階4でも成約させることができます。
■ 悩みワードは、自分のニーズに合った情報が欲しい場合が多い
「置き換えダイエット リバウンド」
「酵素ドリンク 産後すぐ」
などの具体的なキーワードで検索をします。
ただし、ユーザーは悩みに対して優先順位をつけているので、1つ解決するとまた新しい悩みがでてくるものです。
ちなみに、この同じような悩みの集合体を寺子屋ではペルソナと呼んでいます。
例えば、「酵素ドリンク リバウンド」で検索したユーザーは、酵素ドリンクのリバウンドの有無やその理由を知っただけで解決!という事にはなかなかなりません。
自分の事として考え始めるからです。
つまり、「私の場合」はどうかな?とより具体的な悩みに変化していきます。
検索ユーザーは、漠然とした悩みの解決をしたら満足するのではなく、次は自分の場合に当てはめて「こんな場合はどうかな?」と考えます。
「酵素ドリンク 産後すぐ」の場合は、産後すぐでも安心な飲み物とわかっても、値段が高かったら買わないかもしれません。
ユーザーは欲張りなので、安全で安いものが欲しいと思っているのです。
悩み解決ページは、ユーザーの悩みを解決することが目的なのでユーザーの思考を予測することが大事です。
その上で、一歩先を行かなければ本当に意味での悩みの解決はできません。
さらに、具体的な悩み(自分の場合はどうか?)の解決が終わると代替え商品についても詳細が知りたくなってしまいます。
ユーザーは欲張りなのです。
■ 物を買う時の行動を思い出してみてください
自分が何か物を買う時に、何か1つの商品が良いことがわかったとします。
「他の商品はどうなんだろう?」
「もっと良い商品があったりして・・・・」
なんて思いませんか?
ネットの場合は、実店舗と違って、簡単に検索ができてしまうのですぐに離脱されてしまいます。
離脱を防ぐためには、常に他の商品と比較を意識しましょう。
悩み解決ページの構成は、漠然とした悩みから具体的な悩み、さらに代替え商品(ライバル商品)との比較が必要になってきます。
■ 悩み解決ページの注意点
1)悩み解決ページでは積極的なセールスはしない。
2)漠然とした悩みから深い悩みまで幅広いユーザーがターゲットであることを意識する。
・漠然とした悩み → 深い悩み
3)常にライバル商品と比較を意識する
・比較対象があることでよりメリットが際立つ
4)知識系の記事のみで終わらせない
・ロングテールワードのページは成約率が低いと思いがちだが悩み解決のアドバイスや他の商品との比較を意識して成約率を高める事ができる。
※ただし、安易にキラーページに飛ばさない(内部リンクにはSEO上のルーるがあります。)
■ 悩み解決ページのまとめ
悩み解決ページは、比較的ロングテールの集客を狙います。
どうしても成約から遠いキーワードも数多く集まってしまいます。
しかし、1つ1つのキーワードには必ずユーザーの潜在的なニーズが隠されてします。
成約から通りキーワードであっても、しっかりリサーチしてユーザーに共感するコンテンツを作ることができれば成約率は高まります。
■ 比較ぺージの役割
SEOにおいて1語や2語を比較ページで狙うのは常識です。
比較ページは、ユーザーに必要な情報を絞ってたくさんの情報の中からニーズにあったものを紹介するためのページです。
つまり、比較ページは、商品の選び方がわからないユーザーに選び方を教える事が主な目的とも言えます。
検索ユーザーの行動パターン4です。
■ 比較ページの作り方
ユーザーは、多くの情報から自分にあった情報を絞ることができません。
商品で自分の悩みを解決できることが分かったけど、どの商品をどの基準で選べば良いのかわからないという状態の人たちという事を認識しましょう。
そのヒントとして商品のLPを見ましょう。
商品LPには、ユーザーの悩みが凝縮されています。
だから、LPをよく見ればたいていのジャンルでユーザー像が見えてきます。
特に大事なのがLPのファーストビューです。
LPのファーストビューでは、
「その商品を選ぶ人の大半が当てはまる悩み」が
わかる作りになっています。
つまり、「この商品は私にとって必要なんだ!」
と認識されるようになっています。
とは言ってもどのユーザーも悩みが1つだけに、限定されるというケースはほぼありません。
ダイエット商品の「料金だけ」で悩んでいるユーザーはいませんよね??
「料金と効果」「効果と味と」「料金と手軽さと効果」など悩みは複合して存在します。
ただし、欲張りすぎるのは良くないです。
悩みの割合は人によって違いますが、リサーチ段階では最も悩みの割合が高いもの(メインペルソナ)が解決できるように考えましょう。
これは、リサーチによって知るしかありません。
リサーチによってペルソナの優先順位を見つけてください。
これはジャンルによって異なりますのでよくよく考えてくださいね。
そしてこれを見つける事がSEO的にも強くなります。
LPについてのリサーチは、こちらの記事をご覧ください。
■ 比較ページの注意点
たくさんの商品を紹介しようと頑張って10個も20個も紹介しているサイトがあります。
しかし、アフィリサイトは5個までにしましょう。
「これだけたくさんの商品の中から 5つに絞り込みましたよ!」
というメッセージを送ることが大切です。
たくさんの情報の中から自分に必要なものをピックアップできない人に、あまりにたくさんの情報を与えてしまうと余計に混乱します。
■ アフィリエイターにしかできないこと
広告主にできなくてアフィリサイトにできる事を考えると・・・・
ずばり「比較する」って事です。
商品の良さは、ライバル商品と比較することでより際立つものです。
アフィリサイトでは、常にライバル商品との比較を意識しましょう。
・しっかりリサーチして比較!
・ランキング1位はコレ!
これだけです。
また、比較ページは成約率の高いページです。
手を抜かないで作りこみましょう。
ただし、比較ページの訴求がユーザーのニーズとかけ離れていると離脱され成約しません。
これは、比較ページの役割がわかっていないから起きる現象ですので、今すぐ改善した方が良いです。
■ 比較ページのまとめ
比較ページの役割は、
「商品の選び方がわからないユーザーに選び方を教えるページ」
です。
ユーザーのペルソナに合わせたランキングを作りましょう。
比較コンテンツでも良いです。
つきつめるとランキングも比較も1つの商品を選んであげるという事に違いはありません。
その構造になっていますか?
ランキングや比較表で一押し商品が必ず優位になるようにしてくださいね。
1位が目立たないランキングサイトに価値はありません。
■ あとがき
素晴らしい無料noteに触発されて、初めてnoteに投稿してみました。
メルマガを3通まとめただけのnoteですが、もしよかったらシェアしてくれたら嬉しいです。
このnoteの元になったメルマガはこちらです。