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量子磁気医学のメカニズム、タンパク質分子の構造と機能、そして物性

生命現象を進行させるタンパク質分子

生命現象は生体分子機械といわれるタンパク質分子が機能を発現することによって進行する。その機能が正常範囲を逸脱すると病気であり、正常への復元が治癒ということになる。機械であるタンパク質分子が正常に機能しているならば健康で生きていくことができる。                      上図は3個のアミノ酸がペプチド結合したトリペプチドであるが、実際のタンパク質分子は、数百個前後のアミノ酸がペプチド結合という共有結合した高分子である。N末端からC末端に至る鎖状の構造は骨格構造と呼ばれ、化学反応を進行させる官能基という原子団Rが結合した複合分子となっている。骨格構造は同じ原子配列の繰り返しになっているので一種の結晶構造といえる。結晶構造では、結晶の大きさや形に係わらず物理的性質は同じであるから、物理的な治療法では多くの異なるタンパク質分子を同じ方法で制御することができる。つまり、1つの治療法でいろいろな病気を治療できることになる。なかでも磁気治療は日常経験する病気の大部分を治療することが可能であり、万能治療に近いといってよいだろう。                                骨格構造内の結合を見ると単結合で結合している部分がある、二重結合は回転できないが単結合は回転可能である。CーN結合は事実上固定されており結合角ωは変化しないが、NーCα結合とCαーC結合は回転可能であり、結合角φとΨは変化することになる。その結合角が決まれば分子構造が決まることになる。鎖状の骨格構造は瞬時に球状の立体構造になり機能を発現することができる。それを折りたたみ、あるいはフォールディングというが、折り紙のように折られるのではなく、単結合部分においてボルトのように捻じれ回転をする。  

タンパク質分子の機能をどのように制御するか、タンパク質分から見た3通りの治療法

1,官能基に結合する薬物療法                                 病気になれば多くの場合、薬物を服用して治療するだろう。病原体を攻撃するような場合を除けば、大部分は、生体分子機械といわれる球状構造のタンパク質分子において、化学反応を進行させる官能基Rに小さな化合物を結合させてその機能を調節する。                      しかし、治療薬の選択は難しく、有効な薬物がない場合も多い。服用した薬物が目標とした官能基とうまく結合せず、異なる部位や異なるタンパク質分子と結合して、副作用が起きることもあるだろう。また、薬物療法は基本的に一時的に症状を抑制する対症療法であり、治療は長期になりやすい。薬物療法を主たる治療法とする現代医学に対する疑念や批判が無くなることはない。そのために他の治療法に流れる患者が現れるが、医師たちは標準治療といわれる治療法を選択しないことに対して批判する。科学的であるはずの現代医学であるが、官能基を化学的に制御する治療法は天動説のような誤謬科学ということである。医学はパラダイム転換するしかないのである。               

2,骨格構造の構造を変化させる温冷熱療法                              患部や経穴といわれるような部位を温めたり冷やしたりすることによって病気を治せる場合がある。機能の低下・亢進状態によって温めるか冷やすかを選択する。治療法が異なる場合でも、タンパク質分子を標的とすることは薬物療法と同じであるが作用する部位が異なる。温冷熱療法では骨格構造を構造相転移させることによって機能を正常化する。電子の軌道は分子の構造によって決まるので、磁気療法を論じるには分子側のことを先に論じておく必要がある。                                温冷熱療法において、アイスパックやカイロなどで体表に加える温度は、低くてマイナス20度、高くてプラス50度くらいであり、これは赤外線の中でもエネルギーの低い遠赤外線の領域である。骨格構造内の単結合部分は電気双極子であるから、骨格構造は長大な極性高分子とみることができる。単結合は遠赤外線レベルの振動数で振動しており、電気双極子に極性があるとき、遠赤外線の電場部分との共鳴によってエネルギーの吸収・放出が起きる。それは骨格構造の結合エネルギーの変化となり立体構造を変化させる。この変化は相転移の一種であり、結晶構造の構造変化は「構造相転移」と呼ばれる。                                官能基においても結合部位で振動しており、熱の吸収・放出が起きるが、伸縮振動や変角振動という異なる振動であり、中赤外線領域の振動数であるから骨格構造と共鳴することはない。骨格構造の立体構造と極性の変化は、官能基における化学反応の反応速度に影響する。つまり、骨格構造の構造相転移は、官能基の化学反応に対して、アクセルとブレーキのように機能を調節する。このようにタンパク質分子の機能は熱によって制御することができる。タンパク質分子が異なっても骨格構造の物性は共通であるから、異なるタンパク質分子を同じ方法で制御できる、それは異なる病気を同じ方法で治療することができるということになる。しかし、温冷熱療法はあまり効率の良い治療法ではないので、それに代わる治療法を模索することになった。

3、骨格構造を周回する電子の軌道を制御する磁気治療                                「量子磁気医学」における磁気療法では骨格構造を周回する電子の軌道を変化させることを介して構造想定させて機能を正常化させる。機能の低下・亢進状態によってS極あるいはN極を選択する。温冷熱療法は電磁波の電場部分と電気双極子が共鳴するという電気的な治療法であった。電気的な治療法が可能ならば、磁気的に治療することも可能であろうと考えるのが物理学者というものである。                          ブルーバックスを読んでいるくらいの高校生ならば、なぜ磁気治療が可能であるか容易に理解できるだろう。温冷熱療法において骨格構造の構造が変化したならば、骨格構造を周回する電子の軌道も変化しているはずである。反対に、周回する電子の軌道を制御することができるならば、骨格構造の構造変化が起きることになり、機能を正常化することができるのではないか。磁場を加えれば ローレンツ力によって電子の軌道は変化するからである。このように磁場によって骨格構造を周回する電子の軌道を元に戻して機能を正常化するのが磁気療法である。粒状や棒状の永久磁石を使うだけの簡単な方法であるが、即効的であり確実に治癒させることができる。治療法は単純であるが、メカニズムは複雑である。磁気療法こそ現代医学をはるかに上回る最強の治療法といえる。                                 

治療法の真偽論争

 「ニセ量子医学」                          既に解明され、法則や理論として確立している事実に反する説明を行ってはならない。分子生物学によって、生命現象はタンパク質分子が機能することによって進行することが確定している。異なる治療法であっても、タンパク質分子の機能を制御しなければならないことは同じである。また、科学的論証に、超次元とか、スピリチュアルなど、科学において使われることのない語句を混在してはならない。                     波動調整器という器械で細胞や臓器を正常化することができるという「波動医学」や「振動医学」も「量子医学」を称することがある。前述したように物理療法によるタンパク質分子の正常化のためには、量子効果による構造相転移という現象が起きなければならない。量子効果は原子や電子など量子レベルにおいて現れる現象であり、たとえ振動していても、細胞や臓器レベルにおいて量子効果が現れることはなく、波動調整器で細胞や臓器を正常化することはできない。また、タンパク質分子の振動数と波動調整器の振動数は大きく異なるので共鳴が起きることはなく、波動調整器でタンパク質分子の機能を正常化することもできない。いずれにしても、「波動医学」や「振動医学」によって病気を治療できるという主張は、意図的で根拠のない仮説に過ぎず「ニセ量子医学」と断定してよい。 

ニセ医学が消滅しない理由                              薬物療法は対症療法にしかならないし、副作用のない薬はない、完治できない病気も多い。「不確実性の科学」と揶揄される現代医学が標準治療を基準にニセ医学を批判しても、論争が解決することはない。ニセ医学が跳梁跋扈することを許しているのは、現代医学が誤謬科学であり、真正科学とはいえないためである。不毛な論争の責任は、分子生物学に基づく現代医学の成功に慢心している医師側にある。                              科学的に正しい治療法でなければ完治させることは難しい。医療の専門家ではあるが、誤謬科学である現代医学を信奉する医師に治療を全面委任することは危険である。自己治療が可能である病気は自分で治せばよい。「量子磁気医学」は物理法則に基づいているので決定論であり不確実性はない。しかし、患者たちは論理的思考を嫌うために、複雑な生命現象や現代物理学を理解できない。そのために正しい治療理論の受容を拒否し、有効な治療を行うことがない。                             「量子磁気学」は医学の歴史において最も重要といえる理論であり、医学をパラダイム転換させることになる。磁気治療を解明した人物が世界のどこかにいれば、必ずやN賞を受賞することだろう。それほど重要な理論をニセ科学扱いしてバカにする医師や患者たちばかりである。                        小さな永久磁石を体表に貼り付けるだけで、多くの病気が即効的に完治することなどあり得ない、そのような理論など信じられない、科学的にもあり得ない、ニセ医学に違いないという。                  科学知識がなく、科学的思考ができない人物にとっては、難解な量子力学が支配する世界はニセ科学同然である。たかが小さな永久磁石ごときで治せるはずはない、と決めつけて、電子書籍を読んで治療理論を知ろうともしない、治療を行ってみることもしない。当然のことであるが、それでは治せるはずもない、病気が治らないことの最終的責任は患者自身にある。

「量子磁気医学」こそ現代医学をはるかに上回る最強の治療理論であり、治療法探究の最終到達点といってよいだろう。メカニズムや治療の進め方などの詳細は、電子書籍『ニセ科学ではなかった磁気療法』において公開している。量子力学という物理法則に基づく、真正科学といえる治療法であるから、疑念を抱く必要はない、多くの病気を患者が自分で治せるだろう。病気を治したい、死にたくないというのであれば読んでみればよい。      ➡こちらのブログサイドバーに表示されています。

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(注意)                               noteやブログ、電子書籍『ニセ科学ではなかった磁気療法』から、法則や理論、ノウハウを引用や転載することは長短や理由に係わらず全面的に禁止します。また、インターネットやSNSに公衆送信することも禁止します。著作権法違反は、逮捕され前科が付くことになる行為です。

   

追記               9月2日       科学的思考ができない患者たちは、ここに書いていることがどれほど重要な理論であるか、ほとんど理解できないのだろう。たかが、磁気を加えるだけではないか、そんなことで治るとは思えない。だから、磁気治療を実際に行うこともなく、なおもバカにすることしかしない。                   たかが、磁気を加えるだけで、多くの病気が簡単に治ってしまうことが事実であるから、とんでもなく重要な発見なのである。これまでニセ科学扱いされてきた磁気治療が、現代医学をはるかに上回る最強の治療法であることの理論的根拠を解明し、治療法則として確定させたのである。医学の歴史がひっくり返る、これまでにノーベル賞を受賞した研究よりも重要な研究といって間違いない。                   これによって、日常経験する病気の大部分は、永久磁石を使うだけで、患者が自分で即効的に完治させることができるようになり、人々の人生が大きく変わることになる。電子書籍「ニセ科学ではなかった磁気療法」にメカニズムと治療法の詳細が書かれているので読んでみればよい。実際に治療を行ってみれば、事実であることが体感できる。