「不確実性の科学」といわれる医学が、「確実性の科学」になるためには
科学は物理学を基礎とする公理的体系である。この世界の現象はすべて物理法則に従っており、諸科学における現象は、すべて物理法則に還元される。このような「物理主義」に立脚するならば、「不確実性の科学」ということはあり得ない。物理法則は決定論であり、確率論ではないからである。
医学がなぜ、不確実性の科学になってしまうのか、それは決定論である物理法則によって基礎づけられていないためである。現代医学は生命現象を化学反応の集積と考え、薬物療法が主たる治療法とされる。生命現象に物理法則を認めていないのであるから、どれほど精密に解析しようが、絶対に確実性の科学になることはできない。
人体は物質から構成されている、それならば生命現象は必ず物理法則に従っているはずである。しかし、最も科学的であるはずの現代医学といえども生命に物理法則を認めないのであるから、確実性の科学になりえない。現代物質科学の基本法則は量子力学である。生命に量子力学を適用することができれば、医学は確実性の科学になることができるだろう。
ところが、生命に量子力学というだけで、ニセ医学批判を行っているバカ医師たちから一方的に誹謗中傷される。例えば、量子力学的知見に基づいて書かれている電子書籍『ニセ科学ではなかった磁気療法』を読んで、理論的に可能であるかを検証することなどしない。紹介文と目次を見るくらいで、本文を読むこともせず、たかが微弱な磁気によるタンパク質分子の制御など不可能であり、ニセ科学であると決めつける。かって、天動説信奉者は、地動説を支持するガリレオの作った望遠鏡を覗くことさえ拒否した。まさに、歴史は繰り返すのである。
無知で面倒な科学的思考を嫌う患者たちは、医療の専門家である医師たちの権威に寄りかかるだけであり、助かるために正しく確実な治療法を選択することを自ら放棄する。権威があることが科学の正しさとはならない。天動説と地動説の論争においては、権威は教会側にあり、ガリレオ側に権威などなかったのである。パラダイム転換が起きるときは、それまでの知識が否定される、専門家の知識など素人同然となり役に立たない。
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