走って歩いて、入院中の子どもたちを応援!「ファシリティドッグ応援プロジェクト」チャリティラン&ウォークを開催
こんにちは、アクササステナビリティチームのKです。
アクサは、小児がんや重い病気と闘う子どもたちや、そのご家族に寄り添い元気づけるファシリティドッグと呼ばれる犬を病院に派遣する、認定特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズを応援しています。その一環として、11月23日(土)に皇居周辺にて、チャリティラン&ウォークを開催しました。会場には来られない全国の従業員は、11月23日(土)から12月7日(土)の間で、自分で場所やコース、距離を決めて、その様子を撮影した写真を社内SNSに投稿してもらう取組みも行いました。
皇居での開催では、ファシリティドッグとともに69人がコースを完走
11月23日(土)、さわやかな秋晴れのもと、出発地点の桜田門時計台エリアには、アクサジャパンの従業員やそのご家族、ご友人、ビジネスパートナー、そしてファシリティドッグのアニーと、アニーに励まされながら治療を受けて退院した子どもたちとそのご家族、総勢69人が集合し、皇居外周を2周する10kmラン、5kmラン、5kmウォークを楽しみました。アニーの後任のファシリティドッグとしてデビューを控えるオリも、ハンドラーの森田さんと一緒に参加してくれました。
ファシリティドッグとは、医療チームの一員として働くために専門的な訓練を受けた犬のことで、特定の病院にハンドラー(ペアを組む臨床経験のある看護師)と共に常勤します。アクサは2019年より、神奈川県立こども医療センターに勤務するファシリティドッグを支援しています。(詳しくは後述の「アクサとファシリティドッグプログラムの関わり」をご覧ください。)
スタート前の開会式で、アクサジャパンCFOのクリストフさんがシャイン・オン!キッズに寄付目録と「ちびアニー」のぬいぐるみを贈呈しました。そのお返しとして、入院中の子どもたちが描いたアニーの似顔絵などが入った素敵なサンキューボードをシャイン・オン!キッズからいただきました。
開会式の後、軽い準備運動で身体を温めてから、10kmランと5kmウォークがスタートし、アニーとオリも他の参加者と一緒に楽しそうに走り出しました。続いて5㎞ランもスタート。今回はタイムレースではなかったため、真剣に走る人、風景やおしゃべりを楽しみながら歩く人、少し寄り道をする人など、それぞれのペースでランやウォークを楽しみました。コース沿いに立って「お水はいかがですか?」「あと1キロですよ。がんばって!」と、イベントをサポートしてくれたスタッフやボランティアの皆さんの笑顔と応援に支えられて、参加者全員完走することができました。また、アニーとオリは、参加者と写真撮影したり、触れ合ったりすることで、参加者の心を和ませ、楽しませてくれました。
アクサの参加者からは、「もっともっと医療機関にファシリティドックが増えるようになるといいなと思います。癒しは大事であり、心が元気だと体も元気になり、生きる力になると考えています。犬だからこそできることがあり、言葉以外での寄り添いが必要なときがあると思います」「以前テレビで、病院でお子さんたちを元気づけるアニーちゃんを見ました。実際にお会いできてうれしかったです。これからはオリちゃんにも頑張ってもらいたいと思います!」といった声もあがっていました。また、退院した子どもたちやご家族からも「無理かと思っていた10㎞ランを息子が完走できて誇らしかった。本人の自信にもつながったようです」「楽しかったから、もっと走りたかった」「治療が大変で気持ちが落ち込んでいるとき、ファシリティドッグから元気と勇気をもらいました。そのおかげで、将来は先生になれることを目指して勉強を頑張っています。そんなファシリティドッグが全国の都道府県に1頭ずついるようになるとよいと思います」といったコメントが寄せられました。
全国でもチャリティイベントを開催し、支援の輪を広げる
皇居でのイベントには参加できないがぜひ協力したいという従業員の声に応えて、11月23日(土)から2週間、全国どこでも参加できる形式でもイベントを開催。24人がそれぞれ好きな場所で、コースや距離を自由に決めて参加しました。
イベント後の参加者アンケートでは、「このような会社の取組みを通じて、接点のなかった職場の人たちとの新たなつながりを築くことができてよかった」「家族や友人たちと一緒に参加することで、普段とは違う関わり方ができて貴重な経験になった。ぜひまた参加したい」といったコメントも多く寄せられました。
このイベントは小さな一歩かもしれませんが、ファシリティドッグをもっと普及させたい、誰かの役に立ちたい、アニーやオリに会いたい、といったさまざまな想いを持って集まった今回の参加者によって、ファシリティドッグの活動への理解が深まり支援の輪が広がることで、いずれはファシリティドッグが活躍する病院も増え、より多くの子どもたちやご家族に笑顔を届けられると信じています。
ファシリティドッグとは?
現在、日本では4つの子ども病院で導入され、ハンドラーと共に、子どもたちやご家族の心に寄り添い、つらい入院生活や治療を乗り越える手助けをしています。
点滴や痛みを伴う検査を受ける子どもたちのそばに付き添い、ときには励まし、見守る家族の気持ちをも癒してくれる存在で、入院治療中の子どもたちやそのご家族にとって、ファシリティドッグはとても大きい存在になっています。
「アニーと一緒なら点滴をがんばれる」「アニーがいてくれたらリハビリも散歩みたいに楽しくできる」そんな声をアニーのハンドラーさんは、日々聞いているそうです。寄り添ってくれる暖かなぬくもりが勇気をくれるのでしょう。
ファシリティドッグは未だ認知度が低く、ファシリティドッグが働く環境をつくっていくためには、より多くの人々の理解が不可欠です。シャイン・オン!キッズの公式インスタグラムでは、ファシリティドッグたちと子どもたちの絆を伝える写真がたくさんシェアされています。ぜひフォローしてみてください。
アクサとファシリティドッグプログラムの関わり
アクサは、ファシリティドッグプログラムを応援するため、2018年に初めてチャリティラン&ウォークを開催し、翌2019年から神奈川県立こども医療センターで働くアニーのオフィシャルスポンサーとして活動を支援してきました。これまでに、アニーが登場するオリジナル絵本を制作し、入院中の子どもたちにプレゼントしたり、手書きのメッセージカードやアニーのぬいぐるみを贈るなど、子どもたちに笑顔を届けてきました。
>>オリジナル絵本について、詳しくはこちらからご覧いただけます。
アクサではまた、シャイン・オン!キッズからアニーのハンドラーである森田優子さんを講師にお招きして、ファシリティドッグやハンドラーの役割についてより多くの従業員に知ってもらうためのセミナーも社内で定期的に開催しています。
アクサは「すべての人々のより良い未来のために。私たちはみなさんの大切なものを守ります」というパーパスのもと、今後も人々に寄り添い、未来と笑顔を守るための活動を続けていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!この取組みをいいなと想っていただけたら、ぜひスキ🧡をお願いします。私たちの励みになります!