建築への熱意、周りと温度差を感じる。大学生活どう過ごすべきか?~ 求職者からの質問にお答えします。(vol.64)~
こんにちは。
建築設計者のための求人サイト「A-worker」運営スタッフの大塚です。
求職者様からの質問に回答するシリーズ、第64弾。
建築への熱意、周りと温度差を感じる。大学生活どう過ごすべきか?
「いかに気持ちの転換をして、卒業(就職)までこなしていくか」を考える
質問者さんと同じように、「なんとなく建築学科を選んだが入学後に違うと気づいた」というのは、実は珍しい話ではありません。
もっと言うと、「建築が好きで建築学科を選んだが、授業や課題についていけなかったり周りとの温度差を感じたりして建築が嫌になってしまった」という人も少なくありません。なので過度にご自身を責める必要はないと思います。
ただ、悩ましいのはこれからの話ですよね。
年次が上がるにつれて課題が増え、より大変になってきますし必要な単位を取っていかないと留年や卒業ができないということになってしまいます。
家庭の事情で退学や再入学ができないという前提で話すのであれば「いかに気持ちの転換をして、卒業(就職)までこなしていくか」を
考えていく必要があります。
質問者さんが建築学科を選択しようと思った理由はありますか?
「なんとなく」であっても、こういうところがいいな、楽しそうだな、と思った部分がありますよね。そこをもう一度思い出し、学びの中で答えを探してみてはいかがでしょうか。
また、どの学問であっても、そして誰にでも、「知らないことを知る喜び」があると思っています。「嫌なことをしなければいけない」と思うとつらくてたまりませんが、「知らなかったことを知るために学んでみる」という気持ちの転換をすると、少しは楽しくなるかもしれません。
おそらく今は「授業についていけない辛さ」「興味がわかない嫌気」で心が支配されてしまっていると思います。
ですが、質問者さんが必要なことは「授業や課題を最低限こなし、卒業すること」です。今は心がしんどくてたまらないかもしれませんが、なんとか立て直して卒業まで続けられるよう、気持ちの転換をしていきませんか。
年次の途中で設計以外の授業も取れるようになりますし、今は嫌でも、続けていくうちにもしかしたら楽しさがわかってくるかもしれません。
方向転換をするのは苦しさが伴いますが、質問者さん次第で必ず道は拓けていきます。一度は自分で決めた道です。後悔せず、正解にしていきましょう。応援しています!
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