横浜散策:神奈川近代文学館と山手資料館
先日の休日は横浜に行き資料館を二つ見学してきました。ワンパターンになりますが関西在住では行きたくても行けなかったところシリーズです。
神奈川近代文学館は好きな作家の獅子文六を企画展を開催していたときに行きたいと思ったのですが簡単に行けるところではなく断念した覚えがあります。その際に常設展も魅力的で是非行きたいと思っていました。
単身赴任で東京に住むようになれば余裕をもって日帰りで行けます。
朝はやめに出発してスタートの元町・中華街駅には9時半頃着きました。この駅、ホームは地下深くにあるのですが、目的地への出口は地上4階にあるとのことで随分長くエスカレーターに乗りました。
港の見える丘公園内にある文学館までは徒歩10分程度ですが、公園自体が有名な観光地ですから朝9時台でもそこそこ人がいます。首都圏の人の多さにはいつも驚かされますね。
この日は天気もよく暖かかったのですが、風が強く歩くのに難儀しました。
文学館の入り口がこちら。館内は撮影禁止とのことなので画像はありませんが。神奈川ゆかりの作家の展示があります。ゆうても横浜、鎌倉を擁する神奈川県ですから、著名な作家はなにかしら関わりがあり展示されているような印象です。
直筆原稿が必ず展示されていて、作家の性格がにじみ出ますね。悪筆でとても読めそうにない人もいれば大佛次郎はすごく達筆で読みやすく編集者もこれなら楽そう。三島由紀夫もいい字書くなーと思いました。
収蔵品の量に比して展示室が狭いという印象で企画とともに常設展でも展示替えが頻繁にあるよう。従って気になる企画展があればまた来なければいけないということになりそう。単身赴任の間にはまたくることになるのでは?
ビデオライブラリーの内容はひとつ20分弱で面白そうなものが満載で何時間でも過ごせそう。しかし獅子文六のビデオを見ていたら途中で止まってしまいました。諦めてしまいましたが、機材がもうふるいのかな?
1時間近く過ごして文学館をあとにしました。この日は風が強すぎて街歩きには不適で体調もイマイチだったのであまり欲張らずに、もう一つだけ資料館によって帰ることにしました。
そのひとつがすぐ近くにある山手資料館、明治の初期に山手居留地として指定されて洋館が立ち並んでいたのですが、そのひとつを移築保存したものとのこと。
横浜市認定とありますが個人保有なのかな?内部はこんな感じで無料で外人墓地や明治初期の品々が見学できます。
お昼近くでしたがもう帰ることにします。最後に中華街でちょっと美味しいものをたべたいところ。丘を降りればすぐなのでいってみるとやはりかなりの混雑です。あまりウロウロする余裕もなくすぐの処にあったお店で餃子を頂きました。ピリ辛で充分美味しかったです。
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