2023 ちいさなはなまる
むかしの私は石橋を叩いて叩いてなかなか割らないタイプだった。
と言いながら、安定志向で保守的かと言われたら、それも違う。
どこかに属することが苦手でなかなか人間界に馴染めない。
2020年、新型コロナが日本でも猛威をふるいだしていた3月末。
末っ子の卒園入学に合わせて契約職員として勤めていた仕事を辞めた。
コロナ禍前の夏から契約更新はせず3月末日で辞めることは決めていた。
それが結果として休校や自粛の日々の対応も問題なく過ごせてよかったのかもしれない。
その年の夏から在宅でできる仕事をクラウドワークスを中心に探し始めたのが、私の今の収入の基盤となっている。
周りに同じような働き方をしている人はおらず、相談相手なんていない。
とにかく手探りで、自分ができる精一杯の努力と信用で仕事を獲得してきた。
コロナ禍も相まって閉鎖的な日々が続く。
そんな日々で私の中にあった「何かを変えたい」を実行するために動き出し、転機となった2023年を振り返ってみる。
ひとりだと思いこんでいた
在宅ワーカーとして仕事を請け負うようになって3年目。
収入も契約職員(パート)時代と変わらない金額は安定してもらえてはいた。
ただただ漠然とした不安というか自信のなさが付きまとっていたように思う。
2022年の終わり。
ひさしぶりに専門時代の友達と再会。
知らない間に2人ともフリーランスで仕事をしてるなんて。
私はアシスタント(事務系)、彼女はwebデザイナー。
生き生きとした彼女の顔。
私は彼女のわくわくポジティブのなかにも現実も見ている冷静さ、芯がありながらも心地よい言葉選びにすごく安心感を感じる。
元々ステキな笑顔で優しさに満ち溢れていた彼女が、デザイナーとして頑張っている。
苦労はありつつもなんだか、「彼女らしい」生き方をしているように見えた。
私も「私らしい」人生を生きてみたい。
今まで蔑ろにしていた“自分“と向き合うときがきた。
2023年の目標
2023年のお正月。
「今年はがんばる!」
小学生みたいな目標を立てた。
もっと具体的な目標を掲げるべき…と思う人はたくさんいるだろう。
自分に自信のない私が掲げた抽象的なこの目標は、どんな小さな行動も目標達成できたと“はなまる“をつけることができる。
私に足りないのは自分で自分を認めること。
「○○がいいところだよね。すごいね!」
と言われてもなかなか自分で自分を認めてあげることができなかったのだ。
とにかく自分を認めてあげるには、ちいさなはなまるをたくさんつけること。
2023年の私に必要な小さな積み重ね。
石橋を叩かずに足を踏み入れてみた
春。次女が中学に入学。Instagramを彷徨ってたまたまめぐさんの投稿に辿り着いた。
その時めぐさんが募集していたのが【人間学講座】
元々石橋を叩きまくるし警戒心強く人見知りな私。
なのになぜだか心惹かれて申し込みをした。
ドキドキしながら講座当日。
正直難しかった。
メモを取るのに必死で着いていけなかったけど、
すごくわくわくして心地いい時間を過ごした。
石橋を叩かずに直感に手を引かれ足を踏み入れてみたらわくわくが待っていた。
Skillme
2023年8月。
人間学講座のめぐさんが、3ヶ月完結の在宅ワークの基礎講座を主催するとInstagramで発信。
「月5万円の収入獲得を目指す」
実はその時、すでに毎月7万円以上の収入を得ていた私。
それでも惹かれたのは今まで誰にも相談できず、正解がわからない孤独の中で、不安に駆られながらやってきた在宅ワークの答え合わせがしたい。
自信のなさを知識と経験で埋めたい。
相談できる仲間が欲しい。
しってることは主催のめぐさんがあのときのめぐさんだということだけ。
人間学講座に参加者として私がその場に存在しただけ。
たった一度だったけど「この人なら安心だ!」と私の中のセンサーが反応して、思い切って飛び込んでみた。
そう。このときめぐさんがすでにたくさんの女性支援をしてることを私は知らなかった。
ただなんとなくめぐさんに惹かれ、自分に足らないものをここで掴めそうな気がするという直感で飛び込んだんだから。
いざ入ってみると、たくさんの熱意のある受講生。
なんとなく見えない輪が出来上がってるように感じた。
そうなると一歩ひいてしまうのが私。
輪の中にあとから入っていくのが至極苦手。
discordの中で活発な受講生たちの書き込みを見てスタンプを押す人。
自分から書き込むことは難しかった。
それでもひとつだけ心に決めていた。
「人と比較して落ち込まない。私は私。」
淡々と課題をこなし、いろんな言葉や人の活躍を素直に受け取る。
Skillmeでの3ヶ月はマインドから始まりツール講座を経てマインド講座で終わった。
怠け者で面倒くさがりな私だけど、「完走する」と自分で決めたから、
自分の中でちいさなはなまるをつけながらなんとかやり切った。
それもこれも講師陣と運営陣の寄り添いが、ホスピタリティに溢れて優しい世界だったから。
めぐさんだけじゃない。
サキさんちびかおさん、水玉さん…みんなステキで話を聞きたい!もっと知りたい!と思わせてくれた。
"否定されない、個々を尊重し合える空間"
これが担保されているというのは私の中でかなり重要な要素だった。
受講生たちもそれぞれの環境の中で、異なったスピード感で自分と向き合って、どんな言葉も否定することなくみんなで応援しあっていた。
"誰にも否定されないこと" が本当に心地よかった。
じぶん診断 キャリアグラムとの出会い
Skillme受講が終盤に差し掛かって来たとき、めぐさんのじぶん診断を受けるチャンスが。
以前もInstagramで募集をしているのを見たことがあったけど、
「私は自分のためにお金をかける価値がない」
その時はそう思い込んでいた。
でもちいさなはなまるを少しずつ自分につけることができるようになった私は、
「今、自分を知ることが未来につながる」
そう思って申し込みをした。
【キャリアグラム・マヤ暦・四柱推命】
3つのツールを用いて、それぞれのもつ性質や潜在意識、強み弱みを知り、自分に合った生き方を見つける。
その中でも特に気になったのがキャリアグラム。
9タイプのかわいいキャラクターが印象的で、みんな持ってる9タイプの中から自分の性格の核となる基本タイプを見つけるのだ。
見つけるだけじゃない。
自分の強み弱み、思考の癖を知って、それらを生かすためのアドバイスがたくさんあった。
これまでぼんやりとした不安に駆られていたのには理由があって、ある種仕方のないこと(気質)なのかと受け入れるきっかけにとなったし、
自分が選んできたことがあながち間違いじゃなかったんだなという安心感もあった。
ぼんやりした自分というものになにか輪郭のようなものが見えたような気がした。
まさかこのときは自分が診断士を目指すなんて思ってもみなかった。
そんなこんなで…キャリアグラムについてはまた改めて書くことにする。
ちいさなはなまる
こうして2023年、私はちいさなはなまるをたくさん自分につけてきた。
もしかしたら他の人からすると私の"たくさんのちいさなはなまる"なんて、ささやかすぎる取るに足らないものなのかもしれない。
でもね、私の中での2023年のはじめに掲げた子どもみたいな目標「がんばる!」は、確実に自分を認めるきっかけとなり、原動力となった。
スモールステップでも積み重ねれば確実に前に進み、大きなステップになる。
私の2023年の出会いと自分で踏み出した一歩。
これは間違いなく転機となった。
ここまで書いて読み返してみた。
長ぇ…なげぇよ。
私ね、書くということに苦手意識が強いのよ。
要約も下手くそだし何を言いたいかの迷路にいつも迷い込む。
ホントは私にとって何かがかわった2023−2024をさくっとまとめて書きたかったの。
ムリだ笑
トップの画像の落書きも【2023-2024】って書いてたのに書き直したんだから…
ここまでたどり着いてくれた人が何人いるかわからないけど、
いろいろ考えすぎてなかなか前に進めないことが多い私。
そんな私が自分本位に、考えすぎずに思ったことや出来事を垂れ流す場としてnoteを利用しますよ!っていう謎の報告。
誰かを変えたい、誰かに届けたいという思いは正直ない。
せっかくここまで読んでくれたのに、中身がなくてごめんね笑
気まぐれなあをこの記録。
それではまた!気が向いたら覗きに来てね。