
真似をすることで、本物に近づく。
ニュージーランドで夢の海外生活が始まった。
全てに目が釘付け、嗅覚が冴えまくり。
可愛い!大胆!英語が聴こえる!
全てのことに胸を躍らせ、
私、ここに永住するわ!って
初日に宣言したのを思い出す。(苦笑)
でも、のほほんと過ごせたのも最初の数日だけで、
ホストファミリーとの簡単な会話もままならない
自分の英語力に鳥肌が立ちまくった。😱😱😱
旅なら、
その場しのぎの英語でやり過ごすこともできる。
だが、住むとなれば話は別だ。
お金を作り、食べていかなけらばならない。
家を探し、寝る場所を見つけなければならない。
全ての手続きを、もちろん英語で。
完全な英語環境で生活したかった私は、
住む場所も、友達選びもこだわった。
シェアハウスは、英語環境のところ。
日本人の友達は作らなかった。
日本の家族や友達との電話も控えていた。
比例して英語も伸びていくものだと思っていたが、
英語でYouTubeをみても、語学学校に通っても、
全然、ぜんっぜん、変わらなかった。
なぜなら、友達との会話でも間違えるのが怖くて、
新しい言葉を使うことや、
話しかけることを避けていたからだ。
**こんな、プライドはやく脱ぎ去りたい、
このままじゃダメだな。**
そう思ってた頃、
少し前に、応募したローカルのケーキ屋さんから
“良かったら、面接きませんか?”とメールが来た。
そして、次の週に、私は働いていた。
働き始めてから、毎日がドキドキ。
電話鳴らないでね?ね?って祈ってた笑
お客様からの電話を聞こえてないフリして
無視してしまったこともあった🤭(最低)
注文のほとんどは、
誕生日や記念日なと節目のお祝いケーキ。
そんな特別な日に、
間違ったケーキをお渡しするなんて論外😂
聞き逃さないように、聞き間違えないように、
心臓口から出そうになりながら
何度もお客様に注文を確認した。
毎日が、限界とのかけっこみたいだったなぁ。
働き始めて3ヶ月くらいたった頃、
初めて少しだけ進歩を感じられた。
すごく、すごく嬉しかった。
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“私、今間違いなく場違いだよな。”
“私、背伸びしたって届かないよ。”
“もう、隠れたいよ、帰りたいよ。”
なんて思ったり、
海外生活を初めてからは、
自分の足りなさを痛いほど感じてきた。
だけど、一歩退きたくなる時に
背中を押してくれる言葉がある。
Fake it till make it.
(本物になるまで、フリをしなさい)
私の座右の銘だ。
英語が話せるようになりたければ、
話せるフリをして、その環境に自分を置く。
なりたい姿があるなら、とことん真似をする。
ニュージーランドに着いたあの日、
話してることが一つも理解できなくて、
Yes か no しか話せなかった私。
半年後にローカルのケーキ屋さんで、
閉店後にドアを叩き入ろうとする中国人を
なまりが強すぎる激おこインド人のクレームを
英語で対処している姿なんて、
想像さえ出来なかった。
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その心を揺さぶる情熱があれば、
飛び込んで、不格好に突っ走った先に、
その理想をも超えた自分が待っているかもしれない。
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今日の言葉 “Fake it till make it”
✨Have a good night you all.✨