宇宙への扉を開く!種子島へGO
Tanegashima Island, Kagoshima prefecture where is the gate to the space.
色んな離島を行き尽くした感があり、あえて行ってみたい場所で海がキレイで…と思って探していたら、見つけた!種子島!!
ロケットの発射台があり、種子島と言えば宇宙、ロケット、JAXAというイメージ。
けれど、お隣の屋久島はずっと雨が降っていて天気が悪そうなのに、発射台を作って大丈夫?と思いつつ、ならば一度見てみよう!と行ってきました。
|JAXAが拠点を構える宇宙の島
種子島の南部はJAXAの敷地内になっていて、その中に種子島宇宙センターはあります。
だだっ広い敷地には実物大のロケットのレプリカが展示されていて、裏手にはビーチがあります。
サーフィン初心者でも乗れると噂の「灯台下サーフポイント」もあり、サーファーの方々が車で乗り付けて波に乗っていました。
宇宙科学技術館にはロケットや人工衛星、天体や惑星など宇宙に関する様々な展示があります。
中でも宇宙空間で記念撮影コーナーは、まるで宙に浮いたような写真が撮れるので面白くておすすめです!
事前にバスツアーに予約すると、実際に宇宙へ打ち上げられたロケットの一部を見ることができます。
宇宙科学技術館に集合してから観光バスで敷地内をぐるっと周遊しますが、本物のロケットを打ち上げた発射場は、その施設の大きさに度肝を抜かれました!
海辺の竹崎展望台には観覧席があり、ロケットが発射される時には関係者やメディア各社がここから見学するそうです。
この展望台へはとても急な階段を自力で上らないといけないので、体力必須!
広大な原っぱには実物大の宇宙ロケットの模型も展示されています。
子どもは無邪気にロケットをぐるりと走り回り、大人はその大きさに唖然!
やっぱり宇宙は果てしない世界だなぁ~と実感しました。
種子島の南端部はJAXAの私有地になっていますが、山の高台にある「ロケットの丘展望台」からは、発射場を見ることができます。
4本ある紅白塔の間からロケットが発射するそうですが、ロケットの発射は頻繁に実施されていないので、基本的には発射場はがらんどうです。
もし、発射が決まっている場合には島中のホテルがピーク料金になるそうで、事前に予約していても発射が決まり次第、有無を言わさず宿泊料が上がります。
JAXAの敷地から南種子町に戻る途中に「宇宙が丘公園」があり、展望台からは発射場が見渡せます。
上皇陛下が読まれた詩の石碑もありました。
種子島空港の中にも宇宙関連の展示スペースがあります。
ロケットの模型や宇宙食のサンプルなどを見学できます。
空港のお店だけでなく、島内のファミリーマートでも宇宙食がお土産として普通に売られています。
宇宙食イメージのお菓子という感じですが、、、お土産として話題になるかもね。という味でした。
島中部にある「増田宇宙通信所」には展示室があり、以前使われていた管制機材が置かれていて、結構アナログ?な印象を受けました。
この施設では人工衛星の軌道や姿勢を追跡しながら、搭載機器のデータを筑波宇宙センターに送っているそうです。
敷地内には大きなパラボラアンテナがいくつもあって、受信して送ってそうな雰囲気がバシバシしました。
種子島の宇宙関連施設は島南部に集約されていますが、昭和40年代にJAXAがロケット開発の拠点を作るということで、島全体で協力して、移住したり田畑を提供した島民の方も多かったそうです。(JAXAバスツアーの説明より)
いや、本当にだだっ広いというか、南に見える山並みは全部JAXAの施設くらいの体感値があります。
これだけの敷地を用意できる場所はそうそうないので、種子島に白羽の矢が立ったんだなと思いました。
ロケットの発射以外ではあまり脚光を浴びることのない島ですが、宇宙に関する施設が多いので、宇宙好きな人にとってはもちろん、宇宙に興味を持ち始めた子どもにもおすすめしたい島です!
次回は種子島の宇宙以外の観光スポットをご紹介します。