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子連れ竹富島-赤瓦の町並みとビーチ-

Stay in Taketomi island, Okinawa prefecture

八重山滞在の後半は竹富島に2泊3日でステイしました。
石垣港から竹富島は1時間に1便は往復しているので、午前中~夕方の日帰りで訪れる人が多いようです。
ですが、夕日や満天の星空を見たいと思うと宿泊した方が満喫できるなと思います。もちろん1泊でもいいのですが、せっかくなので2泊してゆっくりしてきました。

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竹富島には旅行サイト経由で予約できる宿泊施設が少なく、電話予約が主流です。
ピークシーズンともなると人気の民宿はほぼ満室なので、地図とにらめっこしながら電話をかけまくることになります。
今回、3軒目で空き室があったのが老舗の民宿「泉屋」さんです。

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小さな子ども連れというと離れのお部屋を用意して頂きました。
トイレとお風呂は共同ですが、お部屋を出てすぐの外からアクセスなので不便は感じませんでしたが、怖がりの私は夜は結構、恐怖でした。
でも、素泊まり1泊4000円~なので何の不満もありません!

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竹富島に到着して荷物を置いたら、目の前が「新田観光」の水牛車乗り場でした。一番直近の便を予約して、早速、竹富島の赤瓦の町並みを水牛で周ります。
集落の反対側に「安栄観光」が同じく水牛車の観光コースを提供しています。
少し違うルートを回るそうですが、基本的に赤瓦の町並みを見るのでフェリー乗り場からの送迎や宿とのアクセスで選ぶと良いと思います。

おじさんが三線を引きながら安里屋ユンタという民謡を歌ってくれました。
竹富島の景色と歌の空気感が一体となって、ちょっと泣きました。

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それから、宿で自転車を借りて島の主要なスポットを見て回りました。
まずは島の北端にある「美崎」は大正時代まで港として使われていたそうで、桟橋の残骸が残っています。
フェリー乗り場がうっすらと見えますが、砂浜も狭いので海水浴にも砂遊びにもちょっと向かなそうです。

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竹富島の西側にあるコンドイ浜」は広い砂浜にシャワーやトイレもあって、海水浴にも適したビーチです。
浅瀬が広がっているので足だけ海につかって遊んでも楽しい場所ですし、我が家の幼児はずうっと砂浜で砂遊びをして楽しんでいました。
少し沖に浅瀬があって、干潮時には砂浜が出現します。
ビーチから浅瀬までは少し潮の流れが強い箇所がありますが、浅瀬に映える写真や動画が撮影できますよ!
※流されるので小さい子は保護者と一緒がベターです。

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住宅街の真ん中にあるあかやま展望台」からは赤瓦の町並みと海が見渡せます。
こちらはお土産やさんの屋上になっていて、エントランスで100円を箱に入れて、勝手に建物内の階段を登って行きます。
個人宅の屋上に勝手にお邪魔している気分になります。

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コンドイ浜から少し南に下ったところにあるカイジ浜」は星砂が取れることで有名だそうで、波打ち際の砂にはトゲトゲの小さな星砂がたくさんありました。
遊泳禁止のビーチなので木陰で休みながら、子供の砂遊びを眺めるのにピッタリの場所です。

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住宅地には記念碑や記念館的なものもありますが、晴れていればビーチのほうがおすすめです。
レンタサイクルで回る際には道路が白い砂でタイヤが取られるので、運転には要注意です。

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お宅ごとにこだわりのシーサーが飾られています。

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天気が良ければ夕方は「西桟橋」から美しい夕日を眺められます。
石垣島への最終便は18時過ぎなので、夏であれば一泊しないと見れない景色です。

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竹富の夜は満点の星空!!
あいにく、少し雲の出ている日でしたが、それでも星を敷き詰めたような夜空を見ることができました。

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竹富島の飲食店はランチ営業がメイン。
有名店だとそば処 竹乃子」で、八重山そばの専門店です。有名人のサインもたくさん飾られていて、たしかに麺がしっかりしていて美味しかったです。

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八重山そばに飽きてきたら「ガーデン あさひ」がおすすめ!
タコライスやカレーが食べられて、店内も広くて座敷席で子どもと一緒に落ち着いてご飯が食べられます。

夕飯は宿で食べる人が多いのか、ディナーは予約必須のようです。
営業時間だけ電話確認して来島したら、どこも「夜は満席です」と書かれていて、危うく夜ご飯を食べ逃がすところでした。

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今回の竹富島滞在で見て食べて遊んだのはこんな感じでした。
小さな島なのに観光地化されていて、民宿に休憩できる甘味処やお土産屋さん、商店などがポツポツあります。
それでいて実際に島に住んで暮らしている人もいて、学校や図書館も見かけます。

竹富島は伝統的な暮らしを感じる景観を、見学させてもらいに行く場所だな、と感じました。

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なお、島の外周路沿いにはホテルが一軒、そしてリゾートホテルの星のやは島のハズレにあります。
大型施設と住民の生活を隔離しているのは印象的でした。

大型開発を断固拒否している島のスタンスと、それでも島に雇用を生み出して共生する努力をしているホテル側。
朝の8時半ごろに星のや貸切りの水牛車を見かけました。9時から始まる水牛ツアーの前に、地元企業にお願いしてホテルのオプショナルツアーを実施しているようです。

観光ニーズのある小さな島や辺境の地を、判で押したようなリゾートホテルにせずに、地元民と共生しながら繁栄していくって、どうしたらいいのだろう。
これからの観光のあり方も考えさせられる島でした。

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