素朴な孤島・八丈島は自然がいっぱい
Sightseeing places in Hachijo island, Tokyo.
東京都なのに孤島としてポツンと太平洋に浮かぶ八丈島。
今回は青ヶ島への中継地点として滞在しましたが、景色のきれいな場所も多かったのでご紹介します。
|台風の影響で海が大荒れ
東京からANAの直行便1日3往復あり、1時間ほどで着くので比較的気軽に行ける離島です。
この日は台風が関東地方を過ぎ去った直後で、横殴りの風でヤシの木がやばいくらいに揺れていました。
八丈島はひょうたん型をしていて、住宅街は島のほぼ中央の東西に広がっています。
西側にある八重根港には、海水浴ができる場所もありました。
が、波が打ち付けてそれどころではありませんでした。
南原千畳敷からは八丈富士と平たい岩場が見渡せますが、こちらも波が力強く打ち付けていて、10m位手前の駐車場まで水しぶきが飛んできました。
八丈富士にある展望台からは南原千畳敷と青い海岸線が見渡せます。
|ちょっとした見どころも
八丈富士には「長友ロード」と呼ばれる坂道があり、サッカーの長友選手が自主トレの場所として拠点にしているところだとか。
え?結構なきつい坂でしたけど…
島の西側にある幹線道路の長い橋脚に、大坂トンネル展望台があります。
車の通りがある場所なので、道路を渡る時は要注意!
青い海も美しいのですが、この長~い橋脚も巨大な構造物として見ものですよ。
町の外れにある大里地域の玉石垣は、珍しいまん丸の石を積み上げた石垣です。
このエリアの一角だけ、石垣が残っていてノスタルジック!
沖縄のような南のエリアとは少し違う、伊豆諸島と小笠原が混ざったような独特の文化を感じられます。
|自然が豊かで素朴な孤島、八丈島
八丈島は外周の道路が1周約45kmと、そんなに大きな島ではありません。
外周道路も山道はかなりぐねぐねしているので、全部まわると2時間くらいはかかります。
そして、町の機能は島の中心に集まっていて、それ以外の集落では携帯の電波が入らない場所もあります。
東京から飛行機で1時間というアクセスの良さがありながらも、全体的に大規模に開発されたリゾートが少ないのが印象的です。
あっても景観の良い町から離れた場所にあるので、沖縄や石垣のような観光客ウェルカムな雰囲気はあまりありません。
バブルの時期に流行ったのか、どの施設もかなり年季が入っていたように感じます。
最初、ロッジのような施設をちゃんとレビューを読まずに予約したのですが、直前になって酷評ばかりなので、慌てて予約を変更しました。
八丈島の宿泊施設は限りがある上に、あまりイケてないので、個人経営のペンションなどがおすすめです。
台風で踏んだり蹴ったりだったので、あんまり良い印象がないのも事実ですが、フェリーで10時間かかることを鑑みると、ANA直行便一択。
宿泊施設も選択肢が少なかったり、あまりよい状態で保たれていないことを踏まえると、万人に向けてすごい良いよ~!とは言い切れないと感じました。
旅慣れた人か、子供連れで長時間の移動ができないけど旅行したい!といった人にはいいと思います。
酷評していますが、海水浴が楽しかったので、次回はグルメやアクティビティを紹介します。