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親子の縁
「親、兄弟と縁を切りたい」
暗い顔をして個人セッションにいらした
クライアントさんが仰いました。
(その理由に関しては
ここでは割愛させて頂きます)
雰囲気で縁を切る事を私に後押ししてもらいたかったのだと思いました。
まぁそらはスルーしてw
私は「縁を切るとどうなるか」について
解説しました。
道徳的とか人としてそれはどうかなどというどうでもいいことは、私は全く考慮しません。
そう自分がしたかったらすればいいだけです。
ただ「家族と親と縁を切る」ということが
どういうことなのか、
その先予測される事などをお話させていただきました。
クライアントさんはこれまでに
とてもつらい思いをずっとされてきたということは私なりに理解しています。
ただ「事実」を知って、
その上で自分がどういう選択をするか決めても
遅くはないと思います。
家族のことでずっと悩んでいるという人は
とてもとても多いです。
一人一人に個性というものがあるように
一つ一つの家庭もあり方が違う。
その結果、
我慢することを選んだ人、
諦めることを選んだ人、
距離を置くことを選んだ人、
逃げることを選んだ人等々いると思います。
親に縛られず
親の価値観に巻き込まれず
自分らしく生きていこう
そんな感じの言葉をSNS上のあちこちで
最近良く見かけます。
でも私はその言葉に反応出来ません。
意味がよくわからない。
それはおそらく
「モノのメカニズム」を知ったから。
それで自分からは逃げられないと知ったから
なのだと、思います。
家族は自分が生まれて初めて属した組織です。
その小さな組織から
社会という大きな組織へと
延長拡大されていきます。
生まれる前からから憎しみ合ったり喧嘩したりしたくて「家族」になる人たちがいるでしょうか?
それほど私たちって狂っているのでしょうか?
私がそう考えれるようになったのは
モノのメカニズムを知ったから。
モノのメカニズムを知らなければ
上っ面だけの慰めや煙に巻いたような言葉しか言えなかったと思います。
クライアントさんと一緒に泣いたかもね。
理路整然と解説するなんて
無理だったと思います。
「生まれる前に自分が決めたことを
自分で諦めないで。
諦めなければわかることが必ずある」
私はそう信じています。