鳩になりたい

わかんない。
今は、結構、何もわからない。

結局みんな上部だけなんだろって思ってしまう。
人のことを信じることができない

家族であっても、笑顔を見せることができなかった

それでもあの子だけは、まだ信じてる気がする
それでも、あの子と話すことはできないから、
やっぱり、私は1人ぼっちだと気づく。

いくら、天気が良くても思うよ。
冬なのに春の匂いがしても、思うよ。

そんな最悪な気持ち。「空虚」

「友達だよ」って、言われることそんなに嬉しくない。

「大事なんだよ」って言われたかった。

それを話してくれたあの子を思って、悲しくなった。

たとえ、あの子が私を信じてなくても、
もう大事じゃなくたって、
忘れられない私はそう思うよ。

生まれ変わったら鳩になりたい。
そしたら、君と話せるかな。

言葉なんてなくても、わかってる気がした。
でもそんなことなかったのかな。
ただ、鳩ならできるんだ。
だっていつかそう話してくれたから。

あの子がいなくなったあの日から
私は何も思えなくなった。

道をすれ違う人が怖い。
最寄りで降りる人が怖い。

誰も見てないことなんてわかってるけど、
あの子のおかげで持っていた唯一の自信もなくなった。

猫背をリュックのせいにする。
今はなにもできない。

心からの友達も、大事なあの子も、
私の周りにはいない。