留学を考える学生必読 - トビタテ留学JAPAN発起人船橋力「トビタテ!世界へ」
留学を考えたことのある高校生・大学生などの多くが既に常識として知っているであろう奨学金制度である「トビタテ!留学JAPAN」。
そのプロジェクトディレクターを務める船橋さんが綴った書籍がこの『トビタテ!世界へ』という書籍です。
この本を読む価値とは?
この本を読むと、「留学を経てどんな人間になりたいか」「どうして海外経験を積みたいと思ったか」ということについて、より深く考えるきっかけが得られます。
また、著者の船橋さんが、幼少期・高校時代に南米で生活した経験があったり、ダボス会議の参加者になった経験があるなど、自身の経験に基づいて、様々な観点から「異文化経験を当たり前にしてきたこと」の価値について書いてくれています。
そんな船橋さんご自身のリアルな経験談を知ることで、「異文化経験を積むこと」「留学経験を積むこと」「海外経験を積むこと」の価値についてよりイメージが深まり、みなさんがどんな留学・どんな異文化経験を積みたいと思うか、具体的に深めて考えることができるようになります。
何より、留学に興味のある多くの方が、「船橋さんのようになりたい」と思ったり、こんな風になりたい、と思えるトビタテOB, OG生の実話を知ることもできるでしょう!
「こんな風になりたい」という具体的なイメージを持つことで、目指したい未来が具体化し、そのことでよりモチベーション高く留学について計画できるようになるのではないかと思います。
「トビタテ!留学JAPAN」の利用を考える学生さんへ
トビタテの留学制度を利用して留学をしようと考えている人には、特に読んで欲しいなと感じました。
最近だと「トビタテ!留学JAPAN」も相当有名な制度になってきているため、安易に「留学資金をもらえる」という感覚で利用している人も居るかも知れないな、と感じています。
ただ、本書を読むと、「こんな想いで準備してくれたお金を頂けるのだから、無駄にしてはならない」という気持ち、になるかと思います。そのような気持ちを持つことは、留学計画を考えるときにも、実際の留学中にも、みなさんが限られた人生の時間を無駄にしないように考えるキッカケになります。
弊社スクールAwesome Ars Academia(オウサムアルスアカデミア)も、多くの留学生がトビタテの制度を使ってきてくれています。そして、トビタテを使って弊社スクールやインターンを選んでくれた学生へ私たちも日々伝えていることは、「みなさんの留学計画や人柄に対して国や社会が投資をしてくれているということを忘れずに日々の生活を送ってほしい」ということです。
本書を読むとよくわかることは、プロジェクトを牽引した船橋さんや文科大臣のみならず、20億円の寄付をしてくれたソフトバンクの孫さんを筆頭として資金を寄付してくれた企業の人たち、トビタテの研修制度を作ってくれた人たちなど、日本や世界を牽引する錚々たる人たちが、自らの時間や身銭を切って、未来を生きる若い人たちのために動いてくれた、ということです。
まだ見ぬ未来と、顔もわからない学生たちのために、沢山の人が大きな熱量で準備してくれたのがトビタテという制度ですし、そんな熱量で支援してもらう価値のある経験が「自ら考え、自ら計画を立てた留学・異文化経験」です。
今後、「トビタテ!留学JAPAN」の制度を利用して留学を検討される方は、ぜひ制度を作ってくれた人たちの想いを知った上で、トビタテの制度を利用して頂ければ幸いです。
留学を検討している多くの方、トビタテを利用したいと思っている多くの学生に、本書を手に取って頂ければ嬉しいです。
また、そんな熱量を持った若い人たちが、アジアから世界の第一線で活躍できるようになるための場を、弊社Awesome Ars Academia(オウサムアルスアカデミア)は準備しています。
特にITテクノロジーを使って、未来の社会を創る側に回っていきたい、という想いを持った多くの若い学生の方には、弊社スクールでの留学や海外インターンシップなどを検討頂けると嬉しいです。