好きなもの②
②食べること、お料理、そして農
小さい頃からずっと何で農家の家になんて生まれたんだろうと、テレビで見た都会にばかり憧れて20代は東京で過ごした。30歳を過ぎたくらいから、働いていたlushで学んだことや、親戚が青山ファーマーズマーケットに出店する農家を始めたので畑を見せてもらった影響を受けて、農家やオーガニックに興味をもち始めた。
数年して実家へ拠点をもどし、何をしようかとだらだらと毎日を過ごしていた。何かヒントをもらいにと近所を散歩したりサイクリングに出かけたり。すると、見える景色は小さい頃に見ていた山や緑とは全然違っていて、実際のものは変わっていないのにまるで違うフィルターを通しているかのように青々と美しい自然に見えた。
そして山形に住んでいて1番いいところは『食』。フルーツ王国で5月のイチゴにはじまり、6月7月はさくらんぼ、8月はすいかにメロン、9月はももとぶどう、10月11月はなしにりんご、12月は柿と、雪の時期以外は飽きるほどに果物がずっと食べれる。小さい頃からそれが当たり前すぎて、東京に出てみて果物ってこんなに高かったのね〜もっと果物が食べた〜いと山形のありがたさに氣づいた。
またそこらへんにたくさん生えているヨモギやドクダミ、スギナ、たんぽぽ。昔おじいちゃんがとっていたな〜と思い出し、効果効能を調べてみるとガンを抑制したり、デトックスにとすごいものばかり。さっそくとって乾燥させてお茶にした。
わたしは『医食同源』という言葉がとても好き。東京で1人暮らしを始めたころに、コンビニのものやお惣菜などばかり食べていて体調を悪くし身をもってその言葉の意味を体感した。
テレビやメディアに気をとられて添加物を知らないうちに大量に摂取したり、不安をあおったワクチン摂取で、今や日本人はガンや認知症、不妊に悩む人が大勢いる。添加物やワクチンで何十年もかけて体がむしばまれてる原因になってることも知らず、そしてまた医者に行って治療をして薬を飲んで。そんなことが当たり前になってしまっているサイクルを私は変えていきたい。
医者になんて行かなくとも、地球はよもぎやスギナやすごいチカラの薬を無料で用意してくれているのに。しかも邪魔だからと切ってしまうくらいにすごくたくさん。
だから私は長生きはしようと思わないが、死ぬときにガンや認知症、病気にならなかったとパタっと死んでいきたい。それが私の人生をかけた実験の結果であり目標なのです。