「根拠」で説得力を上げる
何かを主張する場合、その主張には「柱となる根拠」が必要になります。
例えば
「オフィス用に掃除機を買うならダイ●ンがいいと思います。 なぜなら吸引力が強いからです。」
といった主張です。
この「吸引力が強いから」というのが根拠になります。
あなたはこの主張を聞いて
「よし、ではその掃除機を買おう!」
という気になりますか?
なんか弱くないですか?
そうです。
根拠が1つだと、その主張を支える柱がぐらぐらで説得力が弱いのです。
もう2つ3つ根拠があるといいです。
今回の場合ですと、例えば
「デザインがおしゃれでオフィスに合う」
「コードレスで誰でも使いやすい」
などの根拠を加えると説得力が増しますよね。
では、根拠がたくさんあればいいのか?
会話の中でひたすら根拠を並べられても鬱陶しく感じるだけです。
この根拠の数、多すぎても少なすぎてもいけません。
3、4つくらいが適切です。
根拠が2個のケースはやや微妙で、それで大丈夫な場合もありますが、
柱としては弱くなることもあります。
5つ以上になると、今度は説明された人間が覚えきれず
理解しきれないというのと、
第三者に説明できないという問題も出てきます。
そこで、根拠は3〜4つ程度の納得感のあるものとすることが有効なのです。
このように
伝えたい「結論」と「根拠」をピラミッド状に図式化するのを
ピラミッドストラクチャー(ピラミッド構造)といいます。
何かを提案、主張するときには
是非この手法を使ってみてください^^
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