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時代はやっとドラクエに追いついた
「地域を良くするためには、いつか、誰かが、ではなく、今、自分たちが行動することが必要で、この場所にいる一人ひとりの本気が奈良を熱く、良くしていく。」
そう壇上で話しているのは、
奈良市役所の広報戦略課の高松さん(@takamatoo)だ。
昨日(2018年2月24日)は、奈良で活動する&したい人が集う交流会「奈良未来会議 -編集奈良キックオフ-」に参加した。
奈良に縁のある事業者・会社員・公務員・学生など、多様な人がつながり、今の奈良・これからの奈良を紡いでいくプロジェクト。(Facebookページ「編集奈良」より)
土曜日の14時、天気の良い日にもかかわらず会場には定員を越える70 人ほどの冒険者が参加していた。
初めて会う人も多い中、ワークショップ形式で、
・奈良に訪れる人を増やすには
・定住してもらう奈良にするには
などの課題解決のためのアイディアを出しては共有、出しては共有。
デザイナー、動画編集者、カメラマン、マルチリンガル、ベビーマッサージ教室経営者、カフェ経営者、公務員、会社員、大学生、高校生、奈良の愚痴聞き屋さんなど多様なメンバーが終始ポジティブな雰囲気の中で共同作業に没頭していた。
あっという間に3時間以上経ち、イベント終了。
その後、交流会へ。
ワークショップのテーマでもあった、
・奈良に訪れる人を増やすには
・定住してもらう奈良にするには
という課題を解決するためには、ここにいるような冒険者たちが集える場所が必要だ。そんな「たまり場」があれば、まちを豊かにするプロジェクトを共創できるし、取り組みを展開していける。
だからぼくはこの交流会でも「大学生や、好きなことで生きていきたい挑戦者が集えるコワーキングスペース(夜は酒場)とゲストハウスをつくりたい」と話していた。
すると、
「それいいですね!実現させましょう!」
と、ワークショップで同じグループになった山口祐志さんや登壇者のKeisuke Yoshimotoさんをはじめ、共感してくれる人たちがいた。
時代はやっと「ドラクエ」に追いついた
ぼくがドラゴンクエストⅢに没頭していたのは25年ほど前で、その頃はインターネットもないし、SNSもない。自分たちが暮らしている小さな村社会の中で「いかにうまくやるか」が重要視されていたように思う。
それに対してドラクエは仲間とともに山を越え、海を渡り、自分の成長を感じながら新しい世界へ進むことができる夢のような世界だ。時代背景的にも大ヒットする要素が詰め込まれていた。
でも、当時のリアルの世界ではそんな仲間と出会える機会もなく、海どころか自分のまちの外のことを知ることも難しかった。
しかし、時代は変わった。
志ある人が行動してこれだけの人を集め、課題解決に挑戦することができる時代になった。
一人で一歩を踏み出すのは怖い。
だからこそ仲間が必要だ。
超楽しかったです。
ありがとうございました。
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