片道、車で8時間—。それでも富山に行った理由。
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「ハルさんの本、グッバイ公務員、うちの店で販売させてほしい—」
あの一通のDMが、今回の旅のキッカケでした。
***
もうすぐ日が変わりそうです。
こんばんは。
ハル(@harumizuki423)です。
7月19日(金)〜20日(土)の2日間、富山県に行ってきました。
なぜ富山県に行ったのかというと、
下のイベントに参加するためです。
このイベントを開催してくれたのは、富山市にある、ゆるい呑み屋「BAR学校」のオーナー・店長の松田真一郎さん。
真ん中:松田さん(@Bar22327191)
左:一緒に京都から富山行きをしてくれた、元公務員で現カフェバー「wo's(ウーズ)」店長のぬまっちさん(@tatsu_tatsu_n)
会場は、この松田さんのお店。
これまで縁もゆかりもなかった、富山県でしたが、「大阪・京都から元公務員のおもしろい2人が来る」ということで、10名以上の方に参加いただきました。
ぼくは、公務員を退職した独立後、クラウドファンディングで100人を超える人たちや出版社からの支援を受けて、著書「グッバイ公務員」を全国出版したんですが、、、
このクラウドファンディングを支援してくれた、葛西 沙羅(@sachikopeacock)さんにも、お会いできました。
真ん中:沙羅さん
「BAR学校」オーナーの松田さんとの出会い
先ほど紹介した著書「グッバイ公務員」を全国出版した頃、松田さんからSNSでDMをもらったことがキッカケでした。
「グッバイ公務員、うちの店で販売させてほしい」
という内容でした。
それから、市役所の人や、お店に来店された人に「こういう本があってね」と紹介していただきました。(追加注文もしていただきトータル20冊)
それからSNSで交流するものの、実際にお会いはしてこなかったのですが、「お世話になっている、松田さんや沙羅さんに実際に会いたい」と思い、富山行きを決意しました。
そして、
「富山に行きます、会いたいので」とDM。
数分後に、松田さんから返事が来て、「せっかく、関西から来てくれるんだから、イベントをしようよ!働き方で悩んでいる人もいるし、元公務員2人の話を聞かせてあげてほしいから」と言っていただけました。
そして、ついに当日。
下道で車を走らせ、8時間。
ぬまっちさんと、これからの事業展開を話しながらドライブし、夜7時過ぎにBAR学校に到着できました。
(写真真ん中:大和田さん、右:コシノさん)
イベントは21時〜でしたが、「19時から会えませんか?」と言っていただいていた大和田さんとコシノさんにお会いできました。
▼書家の大和田陽苑さんから言われて嬉しかった言葉
私も仕事を辞める時に、すごく悩んでました。でも、この「グッバイ公務員」を読んで、「私の選択は間違ってなかったんだ」と思えました。
家の都合・ご予定で20分ほどしかお話しできなかったですが、わざわざお越しいただき、嬉しかったです。
松田さんの人柄
人生100年時代とか言われるけど、残りの人生をどう生きるか?あなたにとってお金、休み以外の価値ってなんだ?安易に安定を求めすぎじゃないか?(松田さんのFacebook投稿より)
サラ金の回収業務を担当し、全国トップレベルの成果を出したり、リストラ後にインドで寿司職人をした経歴がある松田さん。そして今はバー店長。
人生経験が豊かで、「変わってるね」と言われるであろう、松田さんから「本を読みたい、販売したい、応援したい」と思ってもらえたことはとても嬉しかったです。
多種多様な時代だし、正月に親戚や同級生と集まるのも、やりたい人だけやればいいって思う。集まるのも、断るのも自由。特別な日っていうのは、正月じゃなくても、大きな目標を達成した日だとか、苦楽を共にする仲間の特別な日とかね。(松田さんのFacebook投稿より)
ぼくがやってるバーの商売っていうのは、1つ売れたらドーンと売上になるものじゃなくって、1杯何百円っていう利益を大事にしていかないといけない。だから自分自身のことを知ってもらわないとダメだよね。だからプロフィール画像をアイアンマンにして「この人なんなんだろう?」って思ってもらって、覚えてもらって、その人が飲みに行く時に「あ、そういえばあの人のお店があったな」って思ってもらうのも大事なんだよ。(松田さんのFacebook投稿より)
ぼくは、とびっきり美味しいご飯を作れたり、美味しいお酒を作れるわけじゃない。でも、知ってもらって、「おもしろい、楽しい」って感じてもらえるようにしていかないと。でも、自分を発信すると、悪口を言われたり、妬まれたり、事実じゃないことを言われたこともあるから。。。そういう時は、人に相談したり、、、慣れていった。いちいち凹んでたら商売にならないからね。(松田さんのFacebook投稿より)
自分の名前で商売をして、6年だけど、、、凹んだ時は、地元の有名人に相談した。そしたら、「いつか、突き抜けるしかない」って言ってもらってね。認知度が上がれば、人気もでる。そしたらアンチも当然出てくる。当たり前の話だよね。もう勝手に言ってくださいって(笑) 覚悟して、 堂々と仕事するしかないよね。(松田さんのFacebook投稿より)
イベント中、ぼくはお酒を飲まなかったんですよ。
「終わった後、車で移動しないとな」って思ってたから。
そのことを、松田さんに伝えたら、、、
松田さん:ハルさん、今日はさ、せっかく来てくれたんだし、飲もうよ!終わったらタクシーか代行で、スパに行けばいいしさ。
すごく、あったかい人です。
そんな、人付き合いを大切にしている松田さんだから、月額500円のファンクラブに、約50人も加入されているんだろうなと感じました。イベントに参加いただけたのも、松田さんや沙羅さんのオススメのおかげだと感じています。
なぜ、松田さんが「グッバイ公務員」をお店に置いてくれたのか
〜以下、松田さんのFacebookライブから〜
キングコング西野さん系統の人で、初めて知って。クラウドファンディングだったり、ライブ配信で直接素人の人が一般ユーザーの人に話しかけている姿に「なんてかっこいいんだ」って思ったんだよね。話している内容もぼくと考えが似てるなって思った。
本の感想としては、、、将来不安で公務員を目指す人を否定するつもりはないし、(現役の)公務員を否定する内容じゃない。ただ、「自分のやりたいことはなんなんだろう?」「価値ってなんだ?」って考えられる本。世間一般の「安定」ってお金や休みだけど、それを得たとして「どう生きるんだい?」って。
「今月、こんな目標を達成したい」って思ってやってる人って少ないし、、、でも、「それってどうなの?」って思うよね。もう一歩足りないんじゃないかなって。ハルさんは、公務員をやりながら、「自分のやりたいこと」が明確になっていって、、、大変なこともあっただろうし、途中「ウルッ」てくることもあった。いろんな経験をしてきたから、悲しいことを当事者として経験してきたんだなぁって。でも文章は、「これ初めて書いたの?」って思うくらい、楽しい。
「似ている」といっていただいてましたが、
ぼくと松田さんの共通のテーマとしては、
「常識を疑う」というところです。
今回、富山に行った感想
ぼくは正直、「富山にゆかりもないし、行っても誰も来てくれないんじゃないかなぁ?」という気持ちがありました。
でも、「松田さんと沙羅さんは待っててくれてる、楽しみにしてくれてる」と思ったし、「2人に会いたい!」って思ってたんで、「行く!」って思えたんですね。
そしたら、10人以上もイベントに来ていただけて、21時開始だったけど、2時くらいまで飲んで、お話しできて、すごく楽しかった。
本当に、行ってよかったです。
本もすでに購入してくれている人にはサインを入れさせていただいて、持っていない人は、ほぼ購入していただけました。(いただいたお代は、ガソリン代にさせていただきました)
「なんでそんな非効率なことをするの?」
という人もいるかもしれません。
しかし、
大切なつながりができました。
「富山県」と聞くと、
あの場を共有したみなさんの表情や
空気感がブワッと蘇ります。
ぼくは、クラウドファンディングを通じて出版できたこの「グッバイ公務員」という本を、これからも届けていって、
「どう生きるか」
を一緒に考えたいし、
みんなで、「どう生きるか」を考えられる寺子屋「HAC」を、全国に作り、ワクワク生きる大人を増やしていくために、これからも努力し続けます。
富山のみなさん、
本当に、ありがとうございました。
一緒に行ってくれた、ぬまっちさんありがとう。
ハル
P.S
「うちのお店で販売するよ」と思っていただけた方は、ぜひSNSのDMや問い合わせフォームから連絡をいただけたら嬉しいです。
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