【 5th ESPIAL 】ピタゴラ美文学賞〜逆説のボツネタ復活祭〜
ネットではソーシャルメディアが人々をつなぎ、かつてないほど作家予備軍を可視化しているのだが、私は小説投稿サイトや創作支援ツールに続く第三勢力として、新たな文学賞を提唱したい。
正式名称:R.G.M.and W.H.R. Belles-lettres AWARD
Rube Goldberg Machine and William Heath Robinson Device Belles-lettres AWARD (略称:ピタゴラ美文学賞 ※Belles-lettres※)
である。複雑化する現代社会を「単純なことをいかにたくさんの手数で行うか」で諷刺した R.G.M.and W.H.R.D.( ≒ ピタゴラ装置)に倣い、賞の正式名称はロングにしたのだが、普段は略称で話を進めるとしよう。
投稿内容
というわけで、どんな投稿を募り何を選考するのか説明しよう。
投稿へ求めるのは、誰もが一度は目にしたことのある「読み終えた瞬間、思い出に変わる爽やかな文章」。書いてる最中は盛り上がったのだが話がまとまらない、オチが決まらない、なんか惜しいボツネタだ。
選考内容
選考するのは、書き出しに掲げる問いかけ的な何かが、ピタゴラ装置を転がって進むビー玉のごとく、文頭から紆余曲折を繰り広げて文末に辿り着く過程だ。考え事をして何か答えを出すのが評価対象かと思いきや、ああでもないこうでもないと思い回す様子が評価対象となる。
コンセプト
かつてないほど作家予備軍が創作をする以上、かつてないほどボツネタが眠っているに決まっている。オチが迷子になる道草を楽しむ逆説で、ボツネタを時空の彼方から復活させる新たな祭り。すなわち、逆説のボツネタ復活祭である。
さて、どうでしょう?
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