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山形の「りんご」の町へ行く

こんにちは。今回から不定期で、仙台発・日帰り旅の記事を書いていこうと思います。基本的に普通列車、路線バスのみで行く旅です。

第一弾は「山形県朝日町」。正式には山形県西村山郡朝日町。人口は約6,000人(2024, wikiより)の町です。

旅行日は2022.06.25(土)
運行情報は現在と違う場合があります。

山形と言ったら「さくらんぼ」のイメージな方がほとんどだと思いますが、りんごの栽培も行われています。とりわけここ、朝日町は「無袋(むたい)ふじ」発祥の地として知られています。その名の通り、りんごに袋をかけずに栽培する方法です。

ここ山形県朝日町は「ふじ」の無袋栽培を作り上げた発祥の産地として、そしてまた絶品の袋を架けない無袋栽培でつくられるサンふじの生産地として全国に知られています。「サンふじ」と呼ばれる無袋ふじ発祥の地 山形県朝日町は雪国山形県の中でも豪雪地帯です。

果実に袋をかけずに栽培される無袋栽培の朝日町のふじは、太陽の光をふんだんに 受けて育ちます。果肉の中には、完熟の証であるアメ色の蜜がたっぷり、さわやかな酸味と甘味のバランスが絶妙です。

袋を実に被せた有袋栽培と違い、見た目は良くありませんが、見かけより何より食味を最重視したお客様の実利を優先させた栽培方法といえます。それは口下手で自己主張のない穏やかな東北人の気質によく似た栽培方法とも言えます。

しかし、それとはうらはらに長年の努力の甲斐あってか山形の「朝日町のサンふじ」というと知る人ぞ知る高級ブランドに育ちました。

そして「ふじりんご」は全国では主流の超有名品種ですが、この品種を山形の朝日町産、無袋栽培のふじリンゴ「サンふじ」と呼び商品化して差別化を図ってきました。

ふじりんごは通常、果実に袋をかぶせて育てる有袋栽培が主流でしたが、「サンふじ」は果実に袋をかけないで生産した 無袋栽培したふじりんごを指します。

味の農園 https://www.ajfarm.com/1916/

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山形へ行くときは「Wきっぷ」がおすすめです。仙台⇄山形を1,560円で移動することができるのでお得。一時間半程で着きます。

山形駅には駅直結のビル「霞城セントラル」があり、展望台からは市内の景色を一望できます。

ちなみに、朝日町へ行く場合は寒河江からバスに乗ることになります。始発が7時台で、次が12時発なので、計画はちゃんと立てた方がいいです。

寒河江まではJR左沢線に乗っていきます。あてらざわって読みます。初見で読めるかーいっ

この日は朝食を食べていなくて死にそうだったので、ここでお昼にすることに。「柳生食堂」へ。

味は結構濃いめ。おいしかった。

寒河江駅から歩いて3分くらいです。是非一度ご賞味あれ。


ここからは路線バス。山交バスで寒河江駅前からりんごセンター前まで乗車します。約40分程度。

バス停から徒歩2分くらいの場所に「道の駅あさひまち りんごの森」があります。

軽食コーナーがあり、「りんご冷麺」がおすすめメニューです。また、ダチョウフランクや、ダチョウの卵が売られていたり、中々レアなものも売られていました。

下調べは特にせず行ったので、りんご冷麺を食べ損なったのが悔やまれる。今年の夏にまた行こうかな。

私が行ったときはちょうど「ごろごろマルシェ」っていうマルシェをやっていました。毎年六月ごろにやってるっぽい。

地面にピント合ってて草

空き瓶しかなかったけど、りんごジュース5種セットなんかも売られていて、飲み比べするのが楽しかったです。

りんごのソフトクリームも売ってた。暑い日にピッタリ。

一通り見て周った後は、「りんご温泉」へ。歩いて一時間ほどです。夏場は歩いて行かない方がいいです(当たり前)

そもそも公共交通で観光することを想定していないと思うので、普通に車で来た方がいいです。徒歩移動でしか得られない栄養もあるんですけどね。

温泉は少し山を登ったところにあります。

温泉にはなんとりんごが浮かんでいます。もちろん食べられませんが()

モール泉で、けっこうぬるぬるしてます。温かくて最高でした。

湯上りはやっぱこれだよね

時間もいい感じなので、歩いて最寄りのバス停「朝日中前」へ。

16時半頃にバスがあるので、それに乗って左沢駅へ。

洋梨かな?

ここから山形駅までは一本で行けます。

山形駅の近くには、元祖冷やしラーメンのお店「栄屋本店」があります。

ここ数年夏になると注目されるのが冷やしラーメン。この冷やしラーメンの起源は、意外にも古く、今から半世紀以上も前の夏にさかのぼります。
その発祥の店は山形県にある「栄屋本店」というお店で、常連さんの一言が「冷やしラーメン」を誕生させました。

常連客「冷たいそばがあるんだもの、冷たい中華そばがあったっていいんでねがえ」
店 主「んだなえ。ひとつ、考えてみっか」

こうしたきっかけで、栄屋本店店主 阿部専四郎氏は1年間の研究を経て、翌年1952年の夏、冷やしラーメンを発売したのです。
冷やしラーメンといってもただ単に熱々のラーメンを冷やすだけではないのです。
冷やすと固まってしまうトンコツや鶏ガラからでる脂を全て取り除き、それではアッサリしすぎて物足りなくなるため、そこにブレンドした植物油を入れる。ここに行き着くまでに何度もの試行錯誤を繰り返したそうです。 言わば、冷やしラーメンはお客様の声と店主の飽くなき探求から誕生した逸品なのです。

新横浜ラーメン博物館 https://www.raumen.co.jp/

冷やし中華とはまた違った味わい。さっぱりしてて暑い日にオヌヌメです。

美味しいものをたくさん食べて満足したので帰ります。それでは。

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