足るを知る～射手座新月が語りかけてくること☪︎*｡꙳2024.12.1
あわゆきです( •ᴗ• )
この記事は、私自身が、星の流れ(トランジット)をより把握し深めるために、綴られています。
トランジットを把握すると、私たちの集合意識やこの地球の流れ、宇宙が私たちに伝えたいことなどをより深く知ることができます。
また、トランジットの他に恒星、赤緯も含めて描いています。
軽い読み物としてお付き合い頂けると嬉しいです。
※逆行について
https://note.com/awayuki935/n/nb6a5bb7da459
※ボイドタイムについて
https://note.com/awayuki935/n/n5cc3d36bcd7e
はじめに
射手座新月ですね。
今回の新月で目に付くところというと、やっぱり水星、木星、土星のTスクエアでしょうか。
木星土星は、ソーシャル天体と言われていて、この現代社会で生きていくために必要なことや、見落としてはいけないポイントを教えてくれます。
そして水星は、コミュニケーションやSNS等、人との(場合によっては人以外のものとの)繋がり方や向き合う必要のあることを教えてくれます。
今回のTスクエアについては、後ほど詳しくお話しようと思いますが、それがお互い｢何なんアイツ｣的な感じで見ている印象があるんですよね。
ひとつ前の牡牛座満月でキックオフ感ある、という話をしましたが、実際にはじめたからこそわかる不具合とか｢こんなはずじゃ…(´･ω･`)｣的なことは起こりやすいのかな、とは思います。
でも、そういった不具合って、実際にやらないと見えてこなかったものでもあるんですよね。
なので、思うように進めなかったとしても焦らずに、｢さーて、ここからどうしてやろうかな(ﾆﾔﾘ)｣と、逆転ホームランを打つくらいの気合と軽やかで、今ここにあるものと向き合うといいように感じました。
二十四節気
二十四節気では、この時期「大雪」に向かいます。
この時期、前回の小雪に引き続き、寒さに弱い｢腎｣を守ることを意識することが大事になってきますので、できる限りシャワーで済ませず、湯船に浸かって暖まるのが大事になってきます。
また、足腰が弱くなったり、気持ちが沈みやすくなりやすい時期でもあるので、(雪が積もってるところは、積雪に気をつけつつ)、天気のいい日は、こまめに外に出て散歩すると、深くなりやすい陰を発散しやすくなるので、おすすめです。
ちなみに、12月13日は「正月事始め｣といい、この日から正月の準備に取り掛かるといいと言われています。
大掃除とかで日々追われてしまいがちですが、すこしづつ作業を進めていけば、心地よいお正月を過ごしやすくなりますね。
窓を開けるのが億劫になりやすいですが、曇りの日に窓掃除をすると、きれいに掃除しやすいので、早めにやっておくのがおすすめですよ(含む自分/笑)
恒星
恒星は
アルシオネがともに下降
となっています。
アルシオネはプレアデス星団のなかで最も明るい恒星で
内なる洞察力や第三の眼に関係していたり、霊的な能力や想像力、また、内なる知恵を探したい想いを表すとも言われている反面、やや手厳しさや、許容の狭さなどもあると言われています。
今回は、太陽の上昇とともにアルシオネが沈む形になりますので
例えば、ここ最近同じようなパターンでイライラしていることに気づいて、自分の内側にあるものを眺めてみたら、自分自身を大事にしていないことに気づく、など
自分自身への解析度が上がりそうな感じがありますね。
また、恒星占星術の第一人者であるブレイディは、プレッシャー等重圧のもとで、ひらめきを得る瞬間を体験する、と書かれていますので
創作活動等、なにかを生み出す仕事をされている方は、あえて自分自身を追い込んでみることで、素晴らしいアイディアを掘り起こすことができそうですよね。
赤緯
赤緯は
月・金星がアウトオブバウンズ
となっています。
基本的に惑星は、北緯南緯ともに23.26度以内に収まる場所を動いているのですが、まれにそこからはみ出てしまう期間があるんです。
その状態をアウトオブバウンズと呼び、アウトオブバウンズした惑星が、常識を越えた状態で現れやすいと言われています。
それが人々の心の癖や行方を表す月と美的センスや恋愛等を表す金星で起こっています。
今回アウトオブバウンズしている月は、南緯27度にあり、シャーマニックシンボル(赤緯版サビアンみたいなものです)だと「オオカミ」にあたり
集団に憧れや目標となる才能を発揮する場面や人が出てきたり
物質世界に働く法則や、精神の心理を探し求める意味があるとも言われています。
オオカミって、基本ひとりで行動しますけど、狩りをする時はチームを作りますよね。
普段は自立した状態で生きつつも、そこにとらわれず、必要なときには、互いに尊重しあいながら、目的達成のためにチームをつくる。
そういったオオカミの生きかたから、私たちは、学ぶものが多いように感じています。
金星は南緯24度にあたり、その性質が過剰になりやすい側面があります。
金星は美しさや美的センスなどの意味がありますが、(既にその兆候はありますが)概念的な美しさが、若干食傷気味に蔓延してくる反面、自分自身のなかにある『美しさ』や『美学』を持つ、芯を持った人の表現が、表に出やすくなるなるのかな、という印象を持ちました。
局地的情報(札幌)
ICと火星がコンジャンクション
ここらへんのサビアンの流れって、今まで自分自身の情熱をエンジンにして、行動を起こしてきた人が、情熱だけではどうすることもできない壁にぶち当たって、そこではじめて、周りを見渡したときに、自分が浦島太郎だったと気づくところなんですよね。
それが、自分自身の安心できるところや家などの意味があるICで起こるので、なんというか「井の中の蛙」だったと知る機会に恵まれるのかな、と思います。
私自身もそうですが、ある程度年月をかけて積み重ねてきたものって、自信に繋がる反面、あたらしいものを受け入れにくくなったり、凝り固まった概念ができてしまったりしやすいんですよね。
そういった凝り固まったところに、「いや、そこで留まってるのダサくね？」と火星がぶち壊しにくる感じなんですよね笑
なので例えば、自分が学んできたことを自信満々で言った先で、最近学び始めた人から「最近は違う見方もありますよ」と指摘されるような恥ずかしさはあるかもしれないですね。
でも、そこで「あ、確かにそうかも」と耳を傾けてみることで、あなたは柔軟な心を手に入れられますし、それによって、ますます深い見解で物事を見渡せるようになるんだと思います。
特に札幌や札幌近郊の人にとっては、一見トラブルやアクシデントに見せかけた、ジャンプアップチャンスが来るのかもしれませんね。
局地的情報(東京)
MCは金星がコンジャンクション
ここらへんのサビアンは自分のなかのコドモココロ（インナーチャイルド）を受け止め
そのうえで、今いる場所や環境で、自分にできることを、ときに背伸びをしたり、ときに仲間と切磋琢磨しあいながら
高めていこうとしている流れです。
なので、東京近辺の人たちの流れとしては、例えば、ずっと憧れていた場所や、プロジェクトにお声がかかるとか
ずっと高根の花だと思っていた人と、お近づきになれるチャンスがやってくるとか
今の自分にとっては、すこし背伸びをしないと手が届かなさそうな、でも頑張れば手に入れられそうなものを、手に入れるチャンスがやってきやすい印象を受けました。
もちろん、手を伸ばした先で、それが手に入るのか否かは、この時点ではわかりかねますが
少なくとも、そこで手を伸ばしたガッツは、あなたにとっての勲章になると思いますので
「今の自分にできるかな（でもやってみたい）」と思ったら、遠慮なく飛び込んでみることをおすすめします。
では、気になったところを詠みといていこうと思います。
双子座木星、射手座水星、魚座土星のTスクエア
サビアンだと
水星「借りた眼鏡をかけている子供と犬」
木星「中国語を話す二人の中国人」
土星「博物館の館にある刀」
になります。
水星のサビアン「借りた眼鏡をかけている子供と犬」は、射手座らしい哲学的な知性が高まっていくところで
すこし無理をしてでも、もっと知りたい、もっと深めたいという学習欲が高まるところです。
その射手座の鏡の位置にあたる双子座にある木星のサビアン「中国語を話す二人の中国人」は
双子座らしい打てば響く会話を楽しんでいる様子が描かれている反面、「身内が理解できればそれでいい」的な
どこか閉鎖的な側面も感じさせるところです。
そして土星のサビアン「博物館の館にある刀」は、真理を見つけるために、信頼できる人たちや仲間のいる場所で、
自分のなかに鎮座している愚かさやエゴを目の当たりにした先で、所属している場所で
「自分が誠意をもってできること」を見つけていくところが描かれています。
☪︎*｡꙳
この３つの組み合わせをあわせて考えたとき
水星と木星のバランスを取りながら、土星へ進んでいく感じがしたんですよね。
今回の木星サビアンのように「わかる人にわかればいいや」と、ちょっと守りに入っている人にとっては
（私も若干耳が痛いところではあります苦笑）
もっと、必要としている人に情報を届けるために、相手に伝わりやすい言葉を選ぶとか
そのために、限られた情報がある外に出ていく必要を感じるのかもしれないですし
逆に水星サビアンのように「すこし無理をしてでも、なんとか叶えたい」「もっと深く知りたい」と
ハングリーになっている人にとっては、情報の限界を知るといいますか
例えばサビアンとかもそうなんですけど、ある程度の基礎知識と、その人自身の成熟具合によって
詠みとけるところが変わってくるんですよね。
星詠みに限らず、密教とか秘教レベルの教えになるほど、言葉の奥にあるものを詠みとく必要がありますし
それは、ある程度成熟していないと、ロックがかかってるみたいに
文章自体は理解できても「ほんとうの意味」で
その言葉の意味を落とし込むには、ただ勉強するのではなく、様々な経験を通して理解するわけです。
ちなみに「借りた眼鏡をかけている子供と犬」の次のサビアンは「中国の洗濯物」で
ハングリーに学びを求め進んだ先で、自分のルーツとか自分に元々デフォルト装備されていたものを思い出すところなんですよね。
このふたつの相反するサビアンを詠んだ後で、土星サビアン「博物館の館にある刀」を詠むと
『足るを知る』という言葉が浮かんできました。
足るを知る、と聞くと、上昇志向の人たちからすると、ネガティブにとらえることもあるのかな、と思いますが
個人的には、とても大事なことだと思っていて。
もちろん、納得いかない現状に対して、全力で自分にできることを行うことも大事だし、それも大事なプロセスのひとつではあるのですが
もし、同じようなパターンを繰り返しているのだとしたら
『自分が今いる場所や環境から、なにを学ぶ必要があるのか、どんなことができるのか』
一度見直す必要があるのかもしれませんね。
☪︎*｡꙳
射手座新月（12月1日）の頃には、オーブは広めだったりしますが、水星が逆行するにつれて、Tスクエアがタイトになっていく流れなので、「結果を出したい」という気持ちと「現状維持がいちばん」といった葛藤が、出てきやすくなるのかなと思います。
☪︎*｡꙳
特に柔軟宮の（双子座乙女座射手座魚座）の真ん中～後半あたりに惑星がある人は、ヒットしますので、体感は結構あるんじゃないかなと思います。
「進みたいけど、進めない」ような葛藤が出てきやすい時期かと思いますので
そういった葛藤が自分のなかにあることを受け入れつつ、80％できていれば上等と思って過ごされるといいように思います。
12月18日頃には水星が巡行に戻りますので、それ以降は、すこしづつ、今やるべきことや目標が定まってきそうですよ。
牡牛座天王星、山羊座金星、魚座海王星の小三角形
サビアンだと
金星「修道院に入る女」
天王星「大きく行き届いた公共の公園」
海王星「満月の下の肥妖の庭」
になります。
先程、水星木星土星のTスクエアについてお話しましたが、その補足的立場なのが、今回の金星天王星海王星の小三角形のような気がするんですよね。
天王星は両性具有的なところがありますが、金星海王星は女性性が強い惑星です。
これらのサビアンを詠んでみても、なんというか
『自分が所属する場所のために、もっと大きく言うなら、この地球のために、自分ができることを行いたい』
という、祈りにも似た願いが湧き上がってくる人が増えてきたり
具体的に自分にできることを見つけ出して、そっと種を植える人たちが出てきそうな印象を受けました。
金星のサビアン「修道院に入る女」は、一般社会的な勝ち負けを越えたところにある、本質的なものを掴むために、世俗的なところから、一旦距離を置くところなんですよね。
SNS等を眺めてみても、さも「これが正しい」と言わんばかりの情報が並ぶことも、珍しくなくなってきたな、と思います。
(それはそれで如何なものかとは思いますが)
自分のなかで、しっくりと響くこたえが見つからないなら、一旦情報から距離を置いて、『感じること』を大事に過ごしてみるといいように思いました。
(そもそもそれは内側にあるものなので、外側に探しても見つからないものではありますが)
これから益々寒くなってきますが、だからこそ、帰り道の肉まんをハフハフ頬張る美味しさがありますしね。
今だからこそできる『楽しさ』を、すこしづつあじわうようにするだけでも、気づけることって、多いんじゃないかなと感じました。
順行逆行
順行逆行の話だと
12/7 ～ 2025.2/23 火星逆行
12/8 ～ 海王星巡行
になります。
火星は獅子座の7度から蟹座の17度まで逆行する形になります。
逆行は一般的に「おさらい期間」と言われているのですが、ここらへんのサビアンの流れって
今いる環境のいいところも、そうではないところも受け入れたうえで、「自分自身を生きる」ために
自分自身をときに愚直なレベルで、まっすぐに打ち出していくところなんですよね。
で、今回はそこらへんを逆行していく形になるので
なんというか、「自分自身を育ててくれた環境や人に対してのお礼参り」的な時間になるのかな、という印象を受けました。
私たちが、今ここで生きていられるのは、ご両親（現在ご両親がここにいらっしゃらない、という方でも、ふたりが設計図を持ち寄ったからこそ、生を受けたことには変わりないですよね）をはじめとして、たくさんの見える存在や、見えない存在からのサポートがあったからに他ならないんです。
私自身も、ときに忘れてしまいそうになることがありますが、そういった
『自分をここまで連れてきてくれた人たちや場所』に向けて、想いをはせたり、顔見せに行ったりするといいのかな、と感じました。
年末年始も近くなりますし、なかなか顔見せに行けない人たちのもとに、遊びに行くのもいいですし
昔よく訪れていた場所に、行ってみるのもおすすめです。
自分のルーツにあたる場所を訪れてみることで、「ここからまた頑張ろう」とあたらしい気持ちで向き合うことができそうですよ。
ボイドタイム
そして、ボイドタイムですが
次回満月までのものですと
12/3 0:47 ～ 6:10
12/5 8:34 ～ 13:22
12/7 9:01 ～ 18:49
12/9 17:45 ～ 22:38
12/11 7:13 ～ 12/12 0:56
12/13 21:39 ～ 12/14 2:22
12/15 23:32 ～ 12/16 4:22
になります。
まあまあ細かくボイドタイムってありますが
あまり囚われすぎず、楽しんで活用して頂けると嬉しいです。
今日もここまでお付き合いくださり、ほんとうにありがとうございます(❁´ω`❁)
あなたにとって素敵な日々でありますように
【あわゆき】
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