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詩:『残骸』

好きになれないもの
好きだって思いたい
あたしだって同じこと思ってるよ
言わないけど 言ってもどうせ響かないから
口に出る直前で諦めて力尽きた言葉たち
その残骸があたしだよ

言い訳するとこころがすり減る
でもしてしまうのは自分を守りたいから
ダメージを食らう覚悟でのガード
傷を負わない体質だったら必要ないのにね
すり抜けてしまう身体だったら心地よいのにね

話をしていると そのままでいたくなる
相手がこちらに興味をもつことはない
それでもなんとか話していたいと思う
もっとドライでいたらよかったのにね
ドライでいれたら幸せなのにね

冷めた心地だけじゃいられないんだあたし
温度通ってるし 触れるとあったかい
熱伝道を感じれるから人間
受信しないで生きるなんて無理

そのうち夢から醒めるの
夢を見過ぎたけど みた夢で感じたすべてのこと
無駄じゃないって 誰が証明するのって あたしでしょ

待つより高尚なことがしたい

好きになれないもの
好きだって思いたい
あたしだって同じこと思ってるよ
言いたいけど 言ってもどうせ届かないから
口に出る直前で諦めて力尽きた言葉たち
その残骸をそろそろ投げつけたい

そのうち夢から醒めるの
夢を見過ぎたけど みた夢で感じたすべてのこと
無駄じゃないって 誰が証明するのって あたしでしょ


(2020年5月頭に描いたメモより。当時何考えてたかは思い出せない。ある程度そのまま貼ってみる)



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