詩:『吊り下がる夢』

地面のない世界で
とても無力な私の足。

電気信号を発して
気ままに命じれば、
どこへだって
連れて行ってくれた。

当たり前を気にしないことを
永遠と呼ぶのは都合が良過ぎた。

今更よね。後悔したって。

今更よね。後悔したって。

これが夢で良かったと思うのは、
きっと目覚めた後なのよ。

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