「どまつり性」は作り手へのヒント。
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☘イントロ☘
どまつり性というルール(審査項目)は、僕にとって演舞を作るのにわずらわしい存在でした。
(2013年)当時、
・どまつり性=地域性だと思い込んでいて、かつ、
・自分のアイデンティティを地元名古屋とは思っていなかった
ので、自由におもしろいものをつくるにあたって「地元」も「どまつり性」も蛇足に思えました。
2020年の今は、「どまつり性=地域性」ってのは思い込みだったなと分かるし、「どまつり性」は祭り側から作り手へのヒントだったんだと強く感じています。
☘本論☘
❶「どまつり性」がない世界線を想像してみる。それは「得体の知れないアマチュア達による創作ダンス大会」
みる人は、これはどうみたらいいんだ。
前のめりで、みつづけられるか?
キビシー。ひじょーにキビシー。
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❷「得体の知れない」が問題なら、 「何者か」がわかればいいんじゃね?
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「アイデンティティぶつけてこいよ大会」にしよう。日本中、世界中から、多様なアイデンティティの猛者が集結する大会。多様性多様性・認め合い認め合い。これなら見る側もみれる。
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❸アイデンティティを自覚・表現しましょうって、日本人ウルトラ苦手よな。ほじゃ作り手の皆さん、テーマに喩えたり/込めたりしたらどう?それでも「何者か」は香るからいいと思うよ。
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どんなテーマでもいいよってのは作り手さん達は考えるのハードル高いかな?「地元」で考えてみたら、さらに考えやすいかな?
こういう風に、「得体の知れないアマチュア」と「初対面のお客さん」をつなぐ工夫を考えてくれた結果が、どまつり性なんだと思う。(妄想)
☘まとめ☘
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「得体の知れないアマチュア達の創作ダンス」 がもつ課題:初対面の人にとっての楽しみにくい を解消するために、 「何者か」を香らせるもの
=「私のアイデンティティはこうだ!」
≒「テーマに喩える/込める」
≒「地元に喩える/込める」 これが「どまつり性」の正体だと、 僕は思うんです。
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「初対面」目線を大切に。
(自分用追記)
何年か前のiPhoneへのメモ。
「どこのチームも3分40秒飽きさせない色・迫力の演出をしてきてる。どまつりのステージが大きくなるわけでもない。その中で飛び抜けた感動を提供し続けるには、これまで以上に、
・その年に表現したい情熱と向き合えてるか。
・迫力だけじゃなくて心の奥でグッとくるものを追いつづけてるか。それが俺の価値だ。」
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