「1日1回人生で初めてのことをする」(129/365)
「1日1回人生で初めてのことをする」
これは、敏腕マーケターである私の友人の珠玉の名言です。
彼は好奇心旺盛で、最近は料理にはまっていて、大手のメディアのアンバサダーを務めるまでになっています。要するに凝り性でもあります。
そんな彼と久しぶりに酒席を囲んでいたときに、先ほどの名言がでました。
「ずっと心がけていることがあって、1日1回人生ではじめてのことをするということなんだけど、もうずいぶん長いこと続いているよ」
かっこいいけど、「無理ぃーっ」って思いますよね。でももう少し聞いてみると、
「いや、例えばコンビニで新商品をひとつ買う。これだって、人生ではじめてのことなんだよ」
なるほど
「これ絶対売れないよなーというのをあえて買って味わう。すると、この商品企画でどんな議論がされたのかなぁとか、社長のワンマン決裁なのかもなぁとか思考がめぐるでしょう?」
つまり、「人生ではじめてのこと」というのは、固定観念=パラダイムを破ったり、新しい出会いにつながったりするわけですよね。
もちろん毎日コンビニに行くわけではなく、そんな些細なことなら続けられるよねという例です。他には例えば、行きたくもない講演会をあえて聞いてみるとか、絶対読まない本を読んでみるとか。
そういえば、以前、秋元康さんの講演を聞いたとき、
「本屋で本を買うとき、その本の右5冊目にある本を必ず買って読む」
というようなことを言っていました。あえて自分の選択にランダム性を持ち込むということです。そしてそれが後々のアイデアに繋がったりするのだとか。
これは、計画的偶発性に通じる考え方だと思います。計画的偶発性については以前の記事もご覧ください。
さあ、あなたは今日どんな「人生ではじめてのこと」をしますか?
日々ワクワクして生きていきましょう。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。