HAKUTO-Rの失敗に思うこと (174/365)
私もYoutubeでライブ中継を観ていました。おと一歩だったのに残念です。
月面着陸
という言葉を聞いただけで胸が躍ります。
思えば、1970年の大阪万博アメリカ館で見た月着陸船が、科学技術者を目指す原体験だったと言っても過言ではありません。
代表者の記者会見が印象に残っています。
沈痛な面持ちで、「貴重なデータの取得には成功した」とおっしゃっていました。まだ調査中ということもあり、あえて「失敗」という言葉は使わなかったのかもしれません。
事実、宇宙開発は失敗からの学びが重要で、それだけ難易度の高い取り組みなのです。メディアの辛辣な攻撃にさらされることもあるでしょうから発言も慎重になるのは当然でしょう。
ただ、個人的な疑問ですが、資金調達の過程でどのような説明をしているのかという点は気になります。夢に投資してくれるエンジェル投資家ならよいのですが、VCを説得するために、ビジネスポテンシャルを過剰にアピールしていることはないでしょうか。
ホンモノであれば、そこは直球で賛同者を集めるしかないかなと思っています。私もいくつか先端技術による事業開発に関わっていますが、いつも気になることです。
いろいろな意見があると思います。
いずれにせよ、今回の学びを糧にして、ぜひあきらめず成功を目指して欲しいと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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