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経営日記2023年10月12日・元社員テインギーからの相談・ヨガ哲学「サティヤ」

ヤンゴンから、おはようございます。2023年10月12日木曜日です。
今朝は5キロランニングし、自宅勤務スタートしました。
今の気分はニュートラルです。
本日のスケジュールは下記のとおりです。
午前 朝ラン5KM
   週1血糖モニターセンサー交換
   デスクワーク
   10時半 元社員テインギーと電話
   11時半~ 会計お客様とランチ
午後 自宅が停電なのでカフェでデスクワーク
   4時~ヨガ自主練習
夜  自宅

今日は、ヨガ哲学のひとつ、「サティヤ(正直)」を紹介します。
ヨガはポーズの練習、エクササイズのようなものをイメージされる方が多いと思います。実際は練習や勉強を深めていけばいくほどそうではないということがわかります。
ヨガはもっと多面的に人の暮らしや人生を豊かにする指針のような役割を持っています。そのために推奨されている実践方法を紹介したいと思いますが、その一つがサティヤです。

ヨガ哲学の八支則の中に、ヤマ・ニヤマという考え方があります。
「ヤマ」は行ってはならないこと、
「二ヤマ」は行うべきこと、を意味します。
サティヤはヤマの5項目の中の2番目の項目となります。

サティヤ、正直、噓をつかないこと、Truthnessも、実践を極めることはとても難しいことがわかります。
誰かを欺くことはしてはならないこと、それは誰にも明らかですが、良かれと思って嘘をつくこと(嘘も方便ということわざもありますね)や、お世辞を言ってしまうことなどは社会生活においても、あると思います。
また自分は本当はこう思っているけど、言わないでおこう、こういうことも自分に嘘をつくことになります。
サティヤの考え方では、「正直な態度が確立すると行為の果実はその者の拠り所となる。言行一致・言うこと行うことが一致した状態になる、するとおのずから結果がついてくる」このように教えています。
今一度、五感を研ぎ澄ませ、感じたことを正直に受け取る、正直に言う、ということを実践していきたいです。

【弊社MVC会計事務所の元社員・テインギーからの相談】
昨日、弊社の元社員であるテインギーから難しい相談を受けました。
その後、自分なりに考えて答えを出し、今日その結果を彼女に伝えようと思っていますのでお話しいたします。
テインギーは弊社で日本語の担当者として五年間勤務してくれた優秀な若い社員です。
外食というカテゴリーの特定技能ビザを取得し、日本へ渡航し現在は神奈川県の会社で食品に関連する仕事をしています。
一度わたしも日本で再会することができました。
再会したときはすごくうれしかったです。
さてテインギーは優秀な社員でしたが、彼女の妹も優秀な人らしくなんと立命館アジア太平洋大学、大分県にあるいわゆるAPUに奨学金をもらった上で合格したそうです。
入学は来年2024年4月を予定しているそうです。
さて彼女の相談の内容です。65%の奨学金ということは、35%は自身で払わなければいけないということです。35%といっても四年で300万円ぐらいかかるということで、私立大学なので確かに授業料は高いと思います。
生活費もありますし、自分のために使うお金もあるでしょう。
その費用を払っていけるかということに不安を感じ、やめようかと悩んでいるそうです。
私も20年も昔ですが日本の私立大学を卒業したという経歴がありますが、APUという特殊な大学については知識が少ないし、ミャンマーから日本に留学をするということについても知識が少なかったので、知識のある友人にアドバイスを求めてみました。

ひとりの方は留学やお仕事での日本への渡航を強くサポートする気持ちのある方です。APUにミャンマー人の入学者も非常に多いということで、卒業できなかった人は聞いたことがないし、せっかく掴んだチャンスはものにした方が良いというアドバイスでしたも。

もうひとりの方はAPUの卒業生の日本人の方です。
APUがある大分県の別府の出身でもある方です。
すごく現実的なアドバイスをいただきました。大分県の最低賃金は900円ですけれども、アルバイトでも充分稼いでいる学生は他にもいるし、
とてもいい大学だし、卒業が難しいということではないのでそして就職した後にお金を返すということも可能性はあるので、絶対に行ったほうが良いというアドバイスをこの方からもいただきました。

私自身のアイディアはこの2人の方と同じで、「絶対にチャンスを掴んだ方が良い」と思いました。そして可能な限りアルバイトや家族で授業料を払えるように頑張ってもらって、どうしても困った時にはお金を貸してあげようと思いましたが、それは入学し学業が進み日本での生活が慣れたというときに、「まだ卒業まで頑張りたい・でもお金がもしどうしても足らない」というようなことがあればその時は手を差し伸べようと思います。
私も日本とミャンマーを往復しながら生活をしているし、社員にもお世話になったし、その妹さんですからとても助けたいという気持ちがあります。
資金援助を今申し出ると言うことはしないですけれども、本当に困った時は絶対に助けようと思います・・・、という気持ちを固めた上で絶対に入学すべきというふうにアドバイスをしようと思います。
今日は彼女からのお話を聞くのが楽しみです。

それではみなさま今日も素敵な一日をお過ごしくださいね。